こいちゃんの幼稚園でもインフルエンザで休む子が多く、いつかうつるのではないかとどきどきしながら毎日送り出している。
こいちゃんの「生活発表会」(歌やお遊戯を披露する)の中で行う役割分担で、こいちゃんはウサギ担当らしいのだが、もう一人のウサギの女の子がインフルエンザで先日まで休んでいたらしく、ウサギは二人しかいないため、寂しい思いをしたらしい。
インフルエンザが怖いので毎日手洗いを徹底させていたのだが、どうもこいちゃんの調子がおかしい。
今朝から「おなかが気持ち悪い…」と言い始めたのだ。
多分うんちがたまっているのだろう、とトイレに座らせたが普通のうんちしか出ない。
「気分が悪いから、食欲ないの…」と朝はパン1個と牛乳1杯しか飲まなかった。
ぐんにゃりと横たわり、だらだらしているので、とりあえず熱を測ったが平熱だった。
平熱なのに休ませるわけにはいかないので、心配しながら行かせる事になったが、こいちゃんは「きょうはこいちゃんちょうしわるいです、ってせんせいにおてがみして~」とぐずりながら何とかバスに乗り込んだ。
明日から実家に帰るというのに、長旅に耐えることができるのか?
それどころか、幼稚園で発熱していたら…
心配な時間を過ごし、もう少しでお迎えの時間と言うころ、電話が鳴り響いた。
出てみると予想通り幼稚園の担任のIS先生だった。
やはり発熱か、嘔吐か、何かあったのだ。
先生が言うには、こいちゃんは朝先生に会うなり
「きょうはね~こいちゃんあさからしんどくてしょくよくないねん~、おなかもおかしいねん~。おかあさんはへいねつっていったんだけどね~。だからげんきがないねん~」
とマシンガントークだったらしい。
園児の意見をしっかり聞いてくれるやさしいIS先生はお遊戯の時間になると「できる?」などと丁寧に確認を取ってくれたりしたらしいが、お遊戯には楽しそうに参加して、お昼ご飯も「無理しなくていいよ」とIS先生が言ってくれているのにペロリとすべて平らげたらしい。
皆との遊びにも普通に加わり、とりあえず熱も測ってくれたらしいが平熱だったとの事。
園児の気持ちを何より大事にするとのことで評判の先生ならではの丁寧なフォローの電話をありがたく思いながら、お礼を言った。
いっくんを連れてこいちゃんを迎えに行くとバスを降りるなり泣きそうな顔で「すごいしんどい~」と言うので私も大げさな風を装い、「大丈夫!?IS先生から電話あったよ!先生も心配してたわ!しんどいんやって?どうしよう、大丈夫?かわいそうに!!」と血相を変えて演技するとこいちゃんはにこにこしたいのを必死でこらえて難しい表情を作り「ISせんせいからでんわあったのか~…」という。
「そうだよ!先生もすっごい心配してはったで、先生もかわいそうやったわ~」と悲しそうに言うと「だいじょうぶだよ、ちょっとだけしんどかっただけだし」とにこにこしはじめた。
心配されたい思いで大げさに触れ回っていたのはわかったので、少しほっとしたが、やはり体がだるいのは本当かもしれないし、今夜は早めに寝させよう…。
まだまだ安心できない。
もしインフルエンザだったら本当に大変だ。
帰宅していっくんと楽しそうに(?)喧嘩するこいちゃんを見て少しだけ安心するのだった。
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na
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