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台風一家

京都に向かった私たち

この日は伴侶もお休み。
京都に送ってあげると言ったら、一緒に回りたいと言ってくれたのでみんなで京都を楽しもうかと言うことになった。
朝ごはんは近所のすき屋で食べることにした。

沢山歩くからね!
と言うことで朝からがっつり食べ、靴もしっかり歩けるようにスニーカーで出てきた。
塗りなおせる日焼け止めも沢山の水も常備。
気合十分である。

天気もいいし、ちょっと過酷な一日になるかも!?
さくらちゃんはいっくんが家で見てくれるため安心である。
もう無茶な山歩きはつき合わせることはできない。

晴天なり~!
車でわちゃわちゃしながら気分はアガる。

伴侶の運転で向かったのは京都伏見神社である。
コロナが(一見)落ち着いたこともあり、境内はすごい人混みである。

ものすごい暑さで、早くも水筒の水はなくなりそう…。
車に残してきたポケットWi-Fi絶対壊れるよね?!と言うことでこいちゃんも慌てて取りに戻る。

さあ、頑張って登りましょう!
ここを登るのはイエレと来た以来である。
真っ赤な鳥居に歓声が上がる。
テンション高めの彼女たちとは逆に思わず腰が引ける私…。
どうかどこも「故障」せずに登れますように…。

「キレイだね~!!」連なる鳥居に、歩き始めてしばらくは元気がある。

「はぁはぁ、こっち向いて…ぜぇぜぇ…」
必死で着いていきながら彼女たちの可愛い笑顔を写真に納めるも、もう体力も限界で…。
結局途中でギブアップ。
「先に上がってて…」と根を上げて自分のペースで上がることにした。
死んでしまうわ!!

絶景のお茶屋さんに到達。
やっとここまで…。

それまで結構な人だった道のりも、ここら辺から急に減り始める。
途中で引き返し始める人も出てくるようである。

すたこらさっさな彼女たち。
信じてほしい、私にもこんな頃があったということを。

あ、セミだ~!

山道が暗がりだから?
こんな時間に羽化しているなんて珍しい。
何だか神々しく見えるのはこの山の魔法のせい。

やっと下りになり、くつろいでいた猫さんと戯れる余裕も。

自由だな~。
とうとう山をぐるりと回り、素晴らしい景色を堪能した私たち。
灼熱の車に戻り、クーラーボックスのお水をがぶがぶと飲み干す。
生きてるなー!!
無事に到着できたことに感動…する暇もなく次は嵐山に向かった私たち。

思ったより時間がかかってしまったので、お土産屋さんがしまっちゃう!

若干日が傾きかけた嵐山だったが、暑さはほとんど変わりなく、相変わらず滝汗で歩き回る私たち。
竹藪を抜けて向かったお土産屋さんや食べ歩きが思いのほか楽しかったらしくみんな2か所目とは思えない脚力で先へ先へと歩き回る。
体力無限ですか!?

沢山歩いてるから、いくらでも食べられるよね!
気になったものはどんどん挑戦。

「美味しい!」こいちゃんも大喜びで、あれやこれやと買い食いしていく。

可愛いキャラクター「リラックマ」のベビーカステラ発見。
これは食べなきゃ、と言うことで買ってあげてみんなで味見。

味は想像つくけど、かわいいから…ね!?

「かわいくて食べられない~!」なんて言いながら女子たちは写真を撮りまくり、そしてほおばっていく。

リラックマの頭に爪楊枝を刺したこいちゃんがカメラ目線でにっこり。

うん…可愛い…よね。

そして、嵐山はいよいよ夕暮れに。

キレイな夕暮れに思わず立ち止まり何枚も写真を撮るこいちゃんたち。

遠くで灯る鵜飼いの明かりがなんとも風情がある。
見に行くことはなかったが、次回は近くで見てみたいものである。
 
どんどん変わる空の表情にみんな感動。

渡月橋との景色がまた美しい。

真っ暗になるまで何時間でも眺めていられるような美しい夕日であった。

日はどんどん落ちて…。

さて、そろそろ帰りますか!
車を目指して歩く間もキレイに飾られた風鈴のステージなど思わず足を止める情景が沢山。



京都は楽しい。
キレイだし、なんとも言えない雰囲気が非日常を感じさせる。

帰り道でお寿司でも食べようかと言うことになった。
最後の夜と言うこともあって、伴侶がごちそうすることに。

伴侶おすすめのお寿司屋さんに向かったところ、何とすぐ隣でお祭り開催中。
お寿司屋さんは結構混んでいたため、予約をしてからお祭り会場に向かうことにした。

盆踊りに参加しますか!と、乗り気だったのはお友達二人。
私たちは盆踊りの輪に混ざり一緒に踊ることにしたのだ。

見よう見まねで盆踊りの輪に加わったが、ダンスが好きだというだけあってお友達は飲み込みが早い。
すぐにステップ(?)を覚えて輪の流れに乗ってしまった。
私も必死で着いていきながら踊るうちにどんどん楽しく。

見ているよりも参加する方が絶対楽しい。
とにかく何でもやってみるって大事である。

楽しく過ごすうちにお寿司屋さんの順番はすぐに回ってきた。
さんざん歩き回ってクタクタの私たちは競うようにお寿司を口に運ぶ。

私も疲れからかいつもの何割か増しでたべてしまった。
本当に美味しくて。

充実…と言うか本当に盛沢山の一日。
家で留守番してくれていたいっくんに持ち帰りのお寿司を用意した。

帰宅するとさくらちゃんのご飯も済ませてくれていたいっくん。
お寿司も「美味しい!美味しい!」と喜んで食べた。

嵐山で色んなお土産を買った私たち。
こいちゃんたちはお友達にも色々買っていたようである。
伴侶が買ってくれた生八つ橋「ミルキー」フレーバー。

いや、確かにミルキーが好きだと言ったけれども…。
八つ橋にしちゃいますか。
これが結構美味しかった。
私はやっぱりミルキーが好き。
本当にミルキーの味がして笑ってしまった。

ぎっしりの一日を過ごし、翌日は安定の筋肉痛。

彼女たちは新幹線で、こいちゃんは飛行機で合宿場に帰っていった。
たまたまその日はいっくんもお出かけで、突然に火が消えたように静かになり気が抜けてしまった伴侶と私である。
こいちゃんはまだ日本にいるとはいえ、しばらくするとまた海外の大学に行ってしまう。
こうして濃厚な日を過ごしてしまうと余計に寂しく感じるものだ。
時々帰ってきては、強烈な思い出を残していってくれるこいちゃんに感謝感謝なのである。
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