生協でやっている「魚のさばき方教室」に家族4人で参加してきた。
私は一応生協の手伝いをしている身なので、先に調理室に入り、伴侶に子供達を任せておいたのだが、こいちゃんののんびりな性格に朝からてんやわんやだったようである。
やっと到着した時にはすでに説明もすっかり終わっていて、各自魚を前に奮闘している状態・・・
こいちゃんにあてがわれた魚は、他の子供達がさばいている魚の2倍はある大きな魚である。
先生に指導してもらいながらその大きな魚にチャレンジすることに。
興味津々で魚に取り組むこいちゃんと違って、いっくんは実に退屈そう。
いわしの手開きなどもあったが、すでに他の子達がやってしまっていて、アジを担当することに。
先生はこいちゃんをはじめ、子供達の指導で忙しいので、何と伴侶が指導することに。
さすが、海の家(実家)で鍛えられているだけあって、伴侶は魚をさばくのが上手かった。
隣でさばいていた主婦なんかより、よっぽど綺麗に骨をはずし、見事な3枚おろしに。
うーん、やっぱりおじいちゃんの指導は伊達じゃない。
と、伴侶にもびっくりしていたが、こいちゃんも先生から年齢を聞かれて絶賛されるなど、意外な才能(?)を発揮していた。
思いきりよく、包丁を動かしスムーズに魚をさばいていくと言う事で、先生が驚き、こいちゃんと先生の後ろに沢山の主婦たちが集まった。
「私よりうまいかも!」との声が上がる中、大きなお魚をなんとかさばいたこいちゃん。
いっくんはと言うと、一緒に参加していた男の子たちと宝石集めに必死。
どうやら魚の目を取り出し、その中の透明な水晶体を「お宝発見!」と皆で集めているようなのだ。
男の子たちが集まると、想像もつかないような遊びが始まるもんである。
待ちに待った試食は、こいちゃん超ご機嫌。
自分のさばいた魚を食べさせてもらい、本当に自信満々と言った感じである。
他にもお味噌汁、煮豆、漬物、サラダ、炊き込みご飯と白ご飯など、満腹メニューを堪能した。
自分達が携わったと言うだけで魚の味も変わるらしく、子供達は皆夢中でかぶりついていた。
偏食のいっくんもガツガツと魚を食べ、嫌いなはずのキノコが入った炊き込みご飯も2杯もお代わり。
白飯を合わせると3杯も食べた。
普段食べさせてないみたいじゃないか・・・・
こいちゃんもお代わりをし、お土産にお菓子やジュースを貰った。
皆で食器を下げたり、洗い物をしてお開きとなった。
伴侶に実家で魚をさばいておいてもらって良かった。
家で料理するのとは違い、皆で魚をさばき、食事を作るのもとても楽しかったようである。