コロナのせいで帰れない実家。
顔を見られない分、せめて母の日にはプレゼントを、と鉢植えを送ることにした。
顔を見られない分、せめて母の日にはプレゼントを、と鉢植えを送ることにした。
緊急事態宣言が出ているので外出もままならず、ネットでの注文だったので現物確認が出来ずとても心配したのだが、なかなか綺麗な花束が届いたようである。
母から、届いた鉢植えの画像が届いたので一安心。
この鉢植えを眺めながらおじいちゃんとお酒を飲んだとのとこである。
この鉢植えを眺めながらおじいちゃんとお酒を飲んだとのとこである。
嬉しいなぁ…と思っていたら数日後すぐにおばあちゃんから宅急便が。
いつものようにお菓子などが沢山入った中に、何やら重量感のある品物が。
いつものようにお菓子などが沢山入った中に、何やら重量感のある品物が。
綺麗な包装紙に包まれたそれは…。
カタログギフトが出てきた!
わざわざお返しに購入して送ってくれたらしい。
いや、それじゃぁ母の日の意味がないじゃん…。
私がもらってどうするんだ。
おばあちゃんのキッチリさに目をまるくしつつ、カタログギフトを開いてゆく。
どれにしようかな…。
悩みながらページをめくるのが楽しい。
物を増やしたくない私に対して、無駄なものを一切送らないように配慮してくれる母の細やかな気持ちが詰まった贈り物である。
おばあちゃんにはかなわない。
何度も何度もページをめくっては悩みつつ「明日は欲しいものを決めよう」と机に置く。
そんな夜を過ごすのが楽しくて仕方ない私なのである。