あんなにぶつかっていた伴侶ともかなり仲良く行動できていて、ケーキや晩ご飯も一緒に買いに出たようである。

反抗期で生意気だけど、ちゃんとハッポーバースデーの歌を歌って、蝋燭を吹き消すいっくん。
内心「こんなことやらせやがって…」と恥ずかしく思っていたりするのだろうか。
それでも一緒に祝えることがやはり嬉しい。
もしかしたらこんな風に出来るのも最後なんじゃないだろうか…?
寂しい想像が頭をよぎる。
最近は小さかった頃の可愛かったいっくんを思い出すのが懐かしくも切ない。
これが後数年したら、今のこの瞬間を懐かしむのだろう。
毎年、そう思っている。
時が経った瞬間を思うのは、嬉しくも切ない。
こうやって親は歳をとっていくのだと、ひしひしと感じるのである。