サラダには先日お向かいさんから頂いたパセリをあしらっていたため、パセリの好きなこいちゃんは喜んで皿に盛り付けていた。
3人で頂きますをして、夢中で料理を頬張るいっくんを尻目に、こいちゃんは中々食べようとせず、盛り付けに夢中。
いかにお皿に美しく料理を取り分けるかで、試行錯誤しているため、まったく箸が進まない。
こいちゃんがスローテンポなのはいつものことなので、あえて注意もせずに見ていると、皿に取り分けたパセリを高野豆腐に乗せ始めた。
(それは美味しくない…イカンだろう…)
と思いつつ、何も言わずに食事をしていると、真剣な顔をしたままだったこいちゃんが何かに気づいたように生き生きとなり、高野豆腐に箸で穴を丁寧にあけ始めた。
上部分と横部分に等間隔に穴をあけ、そこにパセリを差し込んでいく。
それでも無言の私であったが、何かに似ている。
そう、フラワーアレンジメントにそっくり。
スポンジの土台にバランスを見ながら花を挿している様子に似ているのだ。
本当はもっと派手にパセリを差込みたかったようだが、そこはやはり高野豆腐。
ぽろぽろ崩れ始めて苦戦する。
そして何より、さすがに私も止めに入った。
パセリと高野豆腐というミスマッチなアレンジに、「遊ぶんじゃない!」と注意。
しかし、「絶対食べるから」と言う。
やはりパセリと高野豆腐は合わないらしく、別々にバラシならが食べていた。
しかし、子供は何でも玩具にしてしまう。
まさか高野豆腐でフラワーアレンジメントが出来るとは思わなかった。
挿すものがパセリでなければ、ちょっと新しい子供ランチの形が生まれるかも…???
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