先日発売されたAMDのAM1、ネットで書かれている個人レビューはもっぱら最上位のAthlon 5350ですのでそれが一番売れているのかと思っていたら、一番はクアッドなのに安いSempron 3850だそうですね。
「予想より好調です」――KabiniコアのAPU「Athlon／Sempron」がデビュー
もちろんいち早く買ってネットにレビューを上げる人は熱心なマニアですから最上位を使っていて当然ですが、それが必ずしも一番売れているわけではないということは、意外とヘビーなマニアでない人も買っているという仮説がなりたちます。もう固い市場なんですね、省電力PCというのも。ちなみにわたしが買うとしたら、動画再生用のメディアプレイヤーとして使いたいので、一番安くて(TDPはともかく)実質的電力は低いだろう最下位にしてシリーズ唯一のデュアルコア、Sempron 2650です。最近Kaveriと比較しているせいか、ちょっとZacate(E-350)の動画再生のときの補正機能が物足りなく感じることが増えてきましたので、同じGCNのGPUを採用しているKabiniに注目しているわけです。ただ、4K出力で動画を再生することも考えると、当然HEVCには対応してませんし自在にこなすCPUパワーは少し不安、AMDが登場をほのめかしているOPEN CLでのHEVCデコードも、KabiniはHSA非対応ということもあって不十分。全体的に少し物足りない感もあり、やはり早くKaveriの省電力専用モデル(デュアルコアでももちろんOK)が選べるようになってほしいものです。なにせまだ先と思っていた4K動画出力が自分の部屋で普通にできる時代が、いよいよ目の前まで来たのですから。
一つはいよいよ低価格化と小型化が進み出したPC用4Kディスプレイ。そしてもう一つ、本日ついに40型の4Kテレビ、REGZA 40J9Xが東芝より発表になったからです。
40型の4Kテレビ登場。広色域/高コントラスト「REGZA 40J9X」
約23万円。ゲーム低遅延やマスターモニターモードも
今まで最低でも55型、4Kテレビは高額で家を建て替える必要があるような超巨大テレビの時代をもたらすものにしかなりそうになかったのに、一気に40型という「部屋に十分おける」サイズまで落ちてきたのですから、興奮を隠しきれません。今までテレビは最初に登場したサイズから大型化するしか能のなかった商品展開をするのが常だったのですが、いい意味で裏切られた格好です、大歓迎。40型はまだ少し大きいと感じている人も多いかも知れませんが、最近のテレビは技術の進歩もあって以前よりベゼルなどが小さくなり、全体的なサイズが小型化しています。現在の46型なら数年前の42型に匹敵しているくらいです。ということは、今回の40型も37型程度の感覚で部屋におけることが期待できます。それならたいていの部屋に十分おけるでしょう。
そういうサイズの良さもあってこの40J9X、どう見ても本気で個室でテレビを見る中の上程度のマニア(つまりわたしら)をターゲットにしているようにしか見えません。今まで4Kでは見られなかった遅延を最小限度に抑えるゲームモードまで搭載しているからです。もちろん通常テレビも抜かりはなく、パナソニックの独自BD規格MGVCにも対応できる12bit出力も可能です。Dolby Visionへの対応も期待できますね。4Kですから倍速対応で4倍速は考慮に入っていないようなので、昨今のテレビのあまりに作りすぎた画質に嫌気がさしている人もこれなら満足でしょう。さらに、わたしが以前からこだわっていたHDCP2.2についに対応しました。また、具体的に書いてはありませんが、紹介ページに"3840x2160p 59.95/60Hz"の表記があるところを見ると、HDMI2.0にも対応でしょう。これらが搭載されたことによって、ようやく外部の4K素材出力チューナーなども間違いなく装着できるようになるでしょう。これにより、これ以前の4Kテレビは「なんちゃって4K」になってしまいました。HDMI2.0はともかくHDCP2.2は映像業界の我がままでしかないのですが、それでも最低限の準備はこれ一台で整うわけです。40J9Xのさすがに"プレミアム4K"と銘打った上級ほどの能力はない(超大型なのにゲーム遅延低減モードまであるみたい)でしょうが、こちらも必要十分な能力は持っていますね。
じゃぁこれは完璧か？ と言われれば必ずしもそうでもありません。DisplayPortには対応していませんし、3840x2160p 59.94/60Hzの場合RGB/YCbCr4:4:4だと12bit出力が出来ず、RGB/YCbCr4:4:4 12bitにしたければ29.97pまでに落ちてしまうなど、若干制限はあります。が、3840x2160p 59.94/60Hz RGB/YCbCr4:4:4 12bitなんて映像素材が出るとは限りませんし、そこまで完全でなくてもいいでしょう。DisplayPortもHDMIへの変換コネクタを間に挟むことで対処できる可能性は高いですしね。なによりお値段が予定価格23万円。単に40型ととらえると高いですが、4Kテレビと考えれば十分安い値段です。ちょっと無理すれば手が届くところが物欲をそそります。あと強いて言えばスマテっぽい機能が少しあることで若干値段を上げているのでは、という疑いがあることですが、4Kテレビはスマテにするのを強く推奨いうのはお上の方針ですからこれはしょうがないですね。むしろ抑えた方だと思います。
正直これは欲しい・・・と思ってしまいました。ここまで欲しいと思った液晶テレビは初めてです。シャープの"4K相当"テレビXL10が予想に反して46型より60型が売れたという話がありましたが、これは"4K"の名乗るテレビの購入層が富裕層の、どんどん買い換える人に限られていたことを物語っています。一方、40J9Xは40型で、なんとか買えないこともない値段。これが売れるかどうかでこの先の日本のテレビ事情は決まるといっても過言ではありません。情報サイトの印象だけで書いたあまり正確にこの商品を示しているとは思えない文章になりましたが、それだけ期待が持てる興奮ものの新商品であるということです。7月発売予定とまだ登場はかなり先ではありますが、期待に胸ふくらませて待ちましょう。
「予想より好調です」――KabiniコアのAPU「Athlon／Sempron」がデビュー
もちろんいち早く買ってネットにレビューを上げる人は熱心なマニアですから最上位を使っていて当然ですが、それが必ずしも一番売れているわけではないということは、意外とヘビーなマニアでない人も買っているという仮説がなりたちます。もう固い市場なんですね、省電力PCというのも。ちなみにわたしが買うとしたら、動画再生用のメディアプレイヤーとして使いたいので、一番安くて(TDPはともかく)実質的電力は低いだろう最下位にしてシリーズ唯一のデュアルコア、Sempron 2650です。最近Kaveriと比較しているせいか、ちょっとZacate(E-350)の動画再生のときの補正機能が物足りなく感じることが増えてきましたので、同じGCNのGPUを採用しているKabiniに注目しているわけです。ただ、4K出力で動画を再生することも考えると、当然HEVCには対応してませんし自在にこなすCPUパワーは少し不安、AMDが登場をほのめかしているOPEN CLでのHEVCデコードも、KabiniはHSA非対応ということもあって不十分。全体的に少し物足りない感もあり、やはり早くKaveriの省電力専用モデル(デュアルコアでももちろんOK)が選べるようになってほしいものです。なにせまだ先と思っていた4K動画出力が自分の部屋で普通にできる時代が、いよいよ目の前まで来たのですから。
一つはいよいよ低価格化と小型化が進み出したPC用4Kディスプレイ。そしてもう一つ、本日ついに40型の4Kテレビ、REGZA 40J9Xが東芝より発表になったからです。
40型の4Kテレビ登場。広色域/高コントラスト「REGZA 40J9X」
約23万円。ゲーム低遅延やマスターモニターモードも
今まで最低でも55型、4Kテレビは高額で家を建て替える必要があるような超巨大テレビの時代をもたらすものにしかなりそうになかったのに、一気に40型という「部屋に十分おける」サイズまで落ちてきたのですから、興奮を隠しきれません。今までテレビは最初に登場したサイズから大型化するしか能のなかった商品展開をするのが常だったのですが、いい意味で裏切られた格好です、大歓迎。40型はまだ少し大きいと感じている人も多いかも知れませんが、最近のテレビは技術の進歩もあって以前よりベゼルなどが小さくなり、全体的なサイズが小型化しています。現在の46型なら数年前の42型に匹敵しているくらいです。ということは、今回の40型も37型程度の感覚で部屋におけることが期待できます。それならたいていの部屋に十分おけるでしょう。
そういうサイズの良さもあってこの40J9X、どう見ても本気で個室でテレビを見る中の上程度のマニア(つまりわたしら)をターゲットにしているようにしか見えません。今まで4Kでは見られなかった遅延を最小限度に抑えるゲームモードまで搭載しているからです。もちろん通常テレビも抜かりはなく、パナソニックの独自BD規格MGVCにも対応できる12bit出力も可能です。Dolby Visionへの対応も期待できますね。4Kですから倍速対応で4倍速は考慮に入っていないようなので、昨今のテレビのあまりに作りすぎた画質に嫌気がさしている人もこれなら満足でしょう。さらに、わたしが以前からこだわっていたHDCP2.2についに対応しました。また、具体的に書いてはありませんが、紹介ページに"3840x2160p 59.95/60Hz"の表記があるところを見ると、HDMI2.0にも対応でしょう。これらが搭載されたことによって、ようやく外部の4K素材出力チューナーなども間違いなく装着できるようになるでしょう。これにより、これ以前の4Kテレビは「なんちゃって4K」になってしまいました。HDMI2.0はともかくHDCP2.2は映像業界の我がままでしかないのですが、それでも最低限の準備はこれ一台で整うわけです。40J9Xのさすがに"プレミアム4K"と銘打った上級ほどの能力はない(超大型なのにゲーム遅延低減モードまであるみたい)でしょうが、こちらも必要十分な能力は持っていますね。
じゃぁこれは完璧か？ と言われれば必ずしもそうでもありません。DisplayPortには対応していませんし、3840x2160p 59.94/60Hzの場合RGB/YCbCr4:4:4だと12bit出力が出来ず、RGB/YCbCr4:4:4 12bitにしたければ29.97pまでに落ちてしまうなど、若干制限はあります。が、3840x2160p 59.94/60Hz RGB/YCbCr4:4:4 12bitなんて映像素材が出るとは限りませんし、そこまで完全でなくてもいいでしょう。DisplayPortもHDMIへの変換コネクタを間に挟むことで対処できる可能性は高いですしね。なによりお値段が予定価格23万円。単に40型ととらえると高いですが、4Kテレビと考えれば十分安い値段です。ちょっと無理すれば手が届くところが物欲をそそります。あと強いて言えばスマテっぽい機能が少しあることで若干値段を上げているのでは、という疑いがあることですが、4Kテレビはスマテにするのを強く推奨いうのはお上の方針ですからこれはしょうがないですね。むしろ抑えた方だと思います。
正直これは欲しい・・・と思ってしまいました。ここまで欲しいと思った液晶テレビは初めてです。シャープの"4K相当"テレビXL10が予想に反して46型より60型が売れたという話がありましたが、これは"4K"の名乗るテレビの購入層が富裕層の、どんどん買い換える人に限られていたことを物語っています。一方、40J9Xは40型で、なんとか買えないこともない値段。これが売れるかどうかでこの先の日本のテレビ事情は決まるといっても過言ではありません。情報サイトの印象だけで書いたあまり正確にこの商品を示しているとは思えない文章になりましたが、それだけ期待が持てる興奮ものの新商品であるということです。7月発売予定とまだ登場はかなり先ではありますが、期待に胸ふくらませて待ちましょう。
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スリムなX8500Bは49型32万円から。本質価値向上で4K普及
ttp://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140415_641275.html
私は、リビング用は２０１６年モデルまで待ちかな。110CS左旋円偏波の放送に対応していないので。
自分用は、この新型Regza買ってもいいと思います.。
それからWMPでの4K動画の再生が出来るようになりました。自分のところの環境のせいか今まではスムーズに再生出来ませんでした。ただCPUの使用率が高くてGPUをあまり使っていません。MPCやGOM PLAYERに比べてもGPUの利用が低いです。今のところWMPが一番まともに4Kを再生できているので現状のシステムではCPUで力押しするしか無いのかなと感じます。A10ー5700でギリギリなので4Kを含めたメディアプレーヤーとしては次の世代を待つ方がいいようです。
昨年のCEATECで東芝は32だか40インチの4Kテレビ（モニタ？）を展示しており非常に好評だったと担当者に聞いていました。
だからというわけでは無いでしょうが、高価格帯維持にこだわって普及価格帯を海外勢や擬似4Kとかに食われないようにとの先制措置なのかもしれませんね。
DELLもそうだけどモニタとしての4K技術はすでに価格競争できる技術水準に到達しているのかも。
ソニーは比較的小型でもハイクラスの性能を持っているのがいいですね。それでも東芝の40型の衝撃から比べると普通にしか見えないのは、タイミングが悪かったとしかいいようがないです。
CSは録画保存も考慮に入れたいので外部チューナーの方がよくないですか？
>aikobrosさん
テレビの4Kの普及はあやしいところですがPCはWindows8からそこらへんの機能が上がっていますし、普及の足場は十分整っていると思いますよ。
>ねずさん
わたしが使っているWin8は2個ともその類です（＾＾；）
ModernUIも決して悪くないんですが、普通のWindowsソフトが使えないので結局使うことは少ないです。次のバージョンアップではストアアプリがWindows画面で動くようになるので、MSもストアアプリ普及有線、ModernUIは二の次という扱いにするようです。だから逆だと・・・。
4KだとGPUのアクセラレーションが有効になってない可能性が高いですね。多分ソフトデコードでやってるんでしょう。KaveriはそこらへんOPEN CLでデコードエンジン提供予定だそうですので期待。
>arpusさん
消費税増税直後だというのに新製品ラッシュがすごいですね、しかも目を見張るような魅力たっぷり。在庫が捌けるということがこれだけ足回りを活性化させるとは。
つまり、4Kが大きくて高価格なものばかりだったのは、ある種の価格調整だったかも知れないわけですね。そこから一歩抜け出たこれからが、いよいよ本番。
BRAVIAの49インチも同等の値段のようですので、TV台がそのまま行けるなら買っちゃいたいところです。
REGZAの3Dがオプションだったりするのも良い割り切りに見えますし、こっち（マニア層）に向いてますよね。
タイムシフトマシンもらえるうちに判断したいス。
ディスプレイだと40型4Kは少し小さく感じるのかも知れないですね。一気に50型クラスですか。わたしの部屋では入らない。東芝にしてもソニーにしても、そろそろ動きたいなぁと思う性能とサイズと値段ですね。わたしは40型一本ですが、実物見て判断したいものです。
>ねずさん
4KというとH.265/HEVCのイメージでしたが、今回利用されたのはGPUアクセラレーション効いたことから察するにH.264/AVCだったでしょうか。CPUの利用がないわけじゃないですから、フルHDの4倍の解像度では占有率が増えてしまうのは仕方ないですね。まずは早くHEVCのアクセラレーションが使えるようになってほしいものです。
>秋山さん
内蔵チューナーは地上波とBSの無料放送が見られれば十分ではないでしょうか？ 有料放送は保存の意味も兼ねてテレビとは別のチューナー(PC・レコーダー)で利用するべきでは。