録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

都市伝説レベル!のアレが来た

2016-11-06 22:05:52 | Weblog
父が入院中で現在一人で店をやっていますが、暇と忙しさが交互にやってきて意外とせわしないです。ただ、お客さんが来て忙しいのならいいのですが、「おたくでお持ちの土地の活用に関して提案が云々」とか「お使いのお電話が間もなく利用できなくなるので工事が必要あーだこーだ」とかろくなのが来ません。まぁこの人も最初はそのたぐいだと思ったわけですよ、間違っていなかったけど。

来店者「お忙しい中申し訳ありません(地図を見ながら)。わたくし、このたびこちらの地区の担当になりまして」

k「はぁ(また何かの営業か・・・)。それで、なんの御用でしょうか」

来「申し遅れました。わたくし、ビデオリサーチ社の○○と申します(首に下げたカードをみせる) この地区のテレビの視聴率やラジオの聴取率の超さを行っています」

k「!」

ビデオリサーチ社の視聴率調査! ある意味こんな面白そうな話もありません。わたしが前のめりになったのも無理はありません。

来「それでですね、まずお宅でご利用になっているテレビと録画機の台数を教えてほしいのですが」

k「えー、テレビだけだと○台かな。録画機は・・・」

来「(また地図を見て)あれ? こちら、✖屋さんですよね、東町の」

k「違うよ。ここは西町。東町の✖屋なら、こっちの通りを三本ほど向こうだわ」

来「・・・・・・・・ああ、すみません、わたし、間違えたみたいです、失礼します」


と、いうわけで何もなく去っていってしまいました。残念。ビデオリサーチと言えばわたしが前世紀の遺物と評している視聴率を公開する権利を一手に握り、ある意味テレビの動向を左右する力を今なお持っている会社。最近は録画視聴率調査も始めた、と聞きますが、具体的な話はほとんど出てこず、その調査方法も噂話の都市伝説レベル。そこらへん実際に知るチャンスだったんですけどね。まぁ仮に間違いじゃなくて本気でウチに来たんだとしても、契約時には守秘義務などもあるでしょうし、書くことはできなかった可能性は高いんですが。何もなかったからこうして書けるんですけどね。そうでなかったら腹にいろいろ抱えてモヤモヤしていたかも。

一つだけ分かったことは、調査ないし設置する家はあらかじめ決めておいて、いまどき紙の地図を見ながら来るということ。さすが二十世紀の遺物をつかさどる企業だけのことはあったということです。

追記:"データリサーチ"などと書いておりましたが、正しくはもちろん"ビデオリサーチ"。会社名ですから間違えちゃいけませんね。なおしておきました。すみません。

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2 コメント

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Unknown (emanon)
2016-11-07 22:52:50
 そうですよね 録画はリモコンの赤外線を読み取るだけでは調べられませんし…  
そういえばメンテナンス用の端子て同じような端子ではなかったかな? 見比べられる人いませんか? 出来れば違うメーカーで比べられれば良いのですが 

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Unknown (krmmk3)
2016-11-17 23:27:31
>emanonさん
調査はリモコンじゃない気がしますねぇ。やっぱりネット経由で送信するんでしょうか。
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