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また、あなたが感じる感性、写す表現の写真基礎知識。

撮影意図「画面構成はどうするか」上級編!

2017年11月20日 | 撮影上級編
被写体の選択「画面構成はどうするか」撮影上級編!



カメラは道具です。写すのは、あなたです。
まずは、
写真を写す時に、何を写せば良いか、
どう切り取ったらいいか、と迷いませんか。
構図が、どうだこうだとか、そういうものはありません。

最初に見た被写体を、あなたが感じたところを
切り取ればいいだけです。
感じた被写体を、あなたの六感が働けば最高です。
六感は、生まれた時からはありません。

六感は作るものです。
どこでも、いつでも、作れます。
それは、食べるとき、おいしいかどうか、無関心か。
着るものは、センスがあるか、かまわないか。
似たようなことが、他にもあると思います。思い出してください。

奥さんが作ってくれた料理に、美味しいねというか、
今日の料理は豪華だし、レパートリーが凄いというか、
モクモクと、なにも感じずに食べる人かで、
六感は大きく違ってきます。ぜひ読み終わったら、
言葉をかける習慣に、即、実行してください。

女性の場合なら、たまには料理作ってみるかと旦那に声をかける。
最初はできないというでしょうが、事あるごとに言いましょう。
日常の中に、刺激になる出来事を作ることです。



【六感ある人に】


構図というものはありません。
あるとすれば、構図を説明した人と
同じ被写体の、同じものを作る場合だけです。
写真の被写体(風景、人物、動植物、その他)は、全部違います。

風景や花の群生の撮影の場合(点描の人物含む)は、
まず六感を働かすには、画面の水平線をどこに配置するか、
直感です。水平線を上部、下部、真ん中にするかで、
画面が変わってきます。
ここが最初に決める重要な要素です。

普通は上に持ってくると、画面に迫力が出ます。
画面全体に隙間のないようにするからで、
大きく伸ばせば伸ばすほど迫力が出ます。

下に持ってくる場合は、空が大きく入ります。
空に特徴がないと、つまらない写真になります。
青空でも、曇り空でも、つまりません。
特徴的な雲がない場合は、写しても無駄です。
写したい気持ちはよくわかりますが、結果は期待出来ません。
太陽を利用したときは、効果があります。

真ん中は、どっちつかずですが、迷った場合は、
画面をうまくまとめてくれます。

夕日の撮影で、3つの方法を試してみてください。
刻々と時が流れていきます。
変化の大きい瞬間です。六感で、どれがいいか、
瞬間に決めてください。

構図は理論ではありません。
人間です。人間の持つ感情が大事です。
それが六感のある人です。七感でも。八感でもいいんですよ。




いかがでしたか?

写真を写す習慣は、大事です。
写真は、理論もありますが、それは技術的なことです。
撮影は、人間の持つ感覚です。
テクニックで表現する、特殊な場合もありますが、
真似しようとしても、出来るものではありません。

自然の中で、画面構成を作り上げる。
上にするか、下にするかで、大きく違ってきます。
60年近く前に、真ん中にした写真で、
素晴らしいのを見ました。スイス航空のポスター。
飛行機が真ん中に、それを縦位置に張り込んだものです。
グラフィックデザイナーの感覚の素晴らしさです。

上にするか、下にするかでも、
自然状況によって違ってきます。
順光(太陽を背に)より、逆光がいい場合がたくさんあります。
自然条件は変わりますから、たくさん経験してください。

日常生活でも、六感を養ってください。
感は、賭け事だけではありません。
写真に、一番大事な要素です。



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