危険な忘年会

「今年最後の忘年会　今日はカラオケやゲームをして楽しみましょう♪」



「お疲れ様でした～♪　かんぱ～い♪」





「今年も残りわずかですが、この一年早かったような　長かったような」


「しかし、皆さんの力でなんとか乗り切る事が出来ましたね」















「いい事も悪い事もいろいろありましたけど　来年もみなさんの力を合わせて戦いましょう」






「カラオケも用意してますので誰か一番手で歌いたい方おりませんか？」














・・・・・雑談・・・・約一時間が経過・・・・・・







「盛り上がって来たようですのでミニゲームをはじめたいと思いまーす」





「ルールは簡単　手を使わずにポテトチップを口で渡し何枚渡せたかを競い合って頂きます」



「まずはペアを組んで頂きます」
















「え～～っ　そんなゲームはやばいんでないの？」



「少し危険な感じがするなー」



「えっ　　わたしは結構ですから　若い人達で競い合って下さい」















誰と誰がペアを組むで　ワイワイガヤガヤ



なんとなく　怪しい空気が






「いつも　おデコちゃんと組んでお仕事してるのですから　今日はわたしと組んで下さい」















「すまんが　わたしはゲームに参加しませんので　他の方に当って頂けますか？」






「そんなのって　ずるーい　全員参加ですよねー♪」







「かなり酔いが回ってるようですが　大丈夫ですか？」





「だーいじょーぶだからー　わたしとペア決定ねー♪」






・・・・・・すでに目がうつろの状態で・・・・・





「幹事さ～ん」


「このゲームは中止にして他のゲームをやってはどうですか？」






「みなさ～ん　このゲーム中止にしたい方は手を上げてくださーい」






と言う事で全員参加のゲームになってしまいました


もう立つのがやっとの酔いが回ってるように見えました















「酔いを覚ますのに少しお水でも飲まれた方がいいですよ」





「だ～いじょうぶ　だいじょうぶ」





・・・ハァ～・・・もう　付き合ってられな～い　(T_T)・・・・


こりゃ～悪夢だ～ッ


怪奇月食だ～ッ





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