イースター聖会「アーサー・ホーランド」

”イマジン"とアーサー・ホーランド


＝イースター聖会＝
　今年のイースター聖会は、日本C.C.C伝道者　アーサー・ホーランド師を招き、４月１５・１６日（土・日）に開催しました。新会堂の献堂後、昨年の２月に続き２回目のとなるアーサー・ホーランド師の来訪で２日間にわたり述べ３回のメッセージでしたが、ハーレーに跨り年間５０，０００Ｋｍ　自らを「不良牧師」と称するアーサー・ホーランド師ですから、今回も前回同様、師定番のジーパンに革ジャン・蛇革のブーツ姿、さすがにイースターの礼拝だけは、牧師としての理性が働いたのか上下真っ白のスーツ姿、結婚式の新郎さながら自称スタイリッシュな牧師姿で登場されました。もちろんメッセージが始まると、いつも通りマシンガントークと形容される通りの早口で、立石に水・喋り出したら止まらないぜ状態、普通の教会では絶対聞かれない単語も織り交ぜ会場を爆笑の渦の中へ、いつの間にか煙に巻かれ気が付いたら、メッセージは最後の祈りの時間、この文章をまとめるのに、テープを３回も聴き直してしまいました。

＝国境の無い世界・宗教の無い世界＝
　そんなメッセージの中で、"ジョン・レノンは大ヒットとなった彼の曲"イマジン"の中で「国境の無い世界を思い浮かべてごらん・宗教の無い世界を思い浮かべてごらん・・・・」と歌っている、でも神様のいない世界を思い浮かべてごらんとは言ってないんだよね。”という一節が印象的でした。現在日本にはキリスト教の諸派・団体も含め２０万を越える宗教団体が在るそうで、その中には、団体に属する為の厳しい決め事や規則を設けてある団体も少なくないように見受けられます。本来自分たちの信仰の対象へ向かう為、自分自身をそれに相応しい者として整える為に設けられた決め事や規則が、いつの間にか決め事や規則を守ること＝信仰とすり替わっているのではないか、決め事や規則を基準としそれにそぐわないと見える者を異端としていないか、あたかも人間の社会活動を便利で豊かにするために生み出された貨幣（お金）を目的としてしまった現代と同じように、私たちの信仰の中においても本質を見誤っているのではないかと。

＝主イエスと十字架＝
　御子イエス・キリストを人の子として地上へ送り、その命を十字架にて召されることを通して、自らの大いなる愛を私たちに示して下さった神様の前にへりくだり、主イエスの贖罪によって、私たちの罪が許され・癒され・救われた事に感謝し、神の前にふさわしい者と成りうるよう、神の御心に従って生きる事がすべての基本だと思います。神様と私たち人間の関り方は、人それぞれ違っているでしょうしその表現の仕方も違ったもののはずです、しかしどの様な表現の方法であっても、心が神様を見ているのであれば神様は私たちを守って下さいます。たとえ今は神様を見ていない貴方でも、神様はいつも愛を持って貴方を見て下さっています。

＝自然・神様の創造物＝
　一年の多くをバイクで走るアーサー・ホーランド師は、自然の中を走るとき、森羅万象の中で神様の創造物の豊かさに気づかされる、こんな素晴しい世界を造り与えてくださった、神様の愛の大きさにいつも感謝していると言っている。しかしこの自然は、アーサー・ホーランド師にだけ与えられた物ではなく、全人類に与えられたものです.
・・・　貴方に　・　貴方に　・　貴方に　・・・