わたしたち人間を含めた生物の体は、細胞からできています。
細胞内外のしきりとなっている「細胞膜」は半透膜となっており、私たちが生きていくために必要な物質の出入りの調節などのはたらきをしています。
細胞膜について理解することは、私たちの生命活動について理解することにもつながるのです。
今回の授業では、細胞膜について理解することを目的として、「半透膜を用いた浸透圧の実験」「植物細胞を用いた原形質分離の観察」を行いました。
半透膜として、透析膜を用いました。実験装置を正しく組み立てることが重要になります。
原形質分離を観察するために、「ユキノシタ」の葉を用いました。
どのように見えたら「原形質分離」といえるのか、それがわかれば理解しやすくなります。
生徒の感想より
・原形質分離をしている細胞が思っていた以上にたくさんあった。
・スクロース溶液の濃度が高くなるにつれて、原形質分離の数が増えることがわかった。
・細胞膜と細胞壁のちがいがよくわかる実験で、とてもためになった。