二十歳の時、名古屋市のとある喫茶店に女性と行ってクリームソーダを飲んでいた。僕はその女性が好きで付き合って欲しいと思っていたけど、まだ相手の気持ちがよく分からなかった。店内に流れていたスロージャズを聴きながら彼女にこう言った「ちょっと待ってて」急いで店を出ると近くの店で買い物をしてまた店内に戻った。彼女の横顔が綺麗だった。それから横に立ち一言「お待たせ」後ろ手に隠していたモノを渡した、黄色の薔薇の花束。驚き、そして嬉しそうにはにかんだ笑顔が愛おしかった。青春の甘酸っぱい思い出。色とりどりに咲いているアジサイを見ながら、ふと思い出し、少し微笑んだ。
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