こんにちは、最近度々出てくる貞本です
みなさん神戸まつりヨットレースお疲れ様でした。
新入生と共に乗る初めてのレースということで新鮮味もあり、疲労感もありといった二日間でしたね
連日のハードスケジュールと睡眠不足で疲れ切った僕は
帰りの回航中、終始艇上でスタンションに巻き付くように昼寝をしていた影響で
どこかしらのシャックルやらカーやら、艤装品に腰を打ち付け続ける二時間となりました
元気な青タンができていました。ええ、立派なものです
神戸まつりの記事はまた他の方に書いてもらうとして
今回僕が書かせていただくのは
5/11~12日、志摩ヨットハーバーで行われた
JYMA(日本ヨットマッチレース協会)主催のマッチレース
「二宮杯」についてです
今までとんとマッチレースには関わりのなかった僕ですが
今回何かの拍子にマストマンとして参加させてもらうことになりました
マッチレースに参加するなんて思ってもみなかった頃は
ライフラインもスタンションもまとめてを取っ払ってしまうという
マッチ特有の魔艤装を噂に聞いて打ち震えていた僕ですが
いざ参加するとなれば楽しみになるもです
いざ、一路志摩ヨットハーバーへ!
到着!
志摩ヨットハーバーは、入り組んだ湾の奥につくられ、周囲を丘や山に囲まれた風光明媚な場所
最近、火災によりハーバー施設の一部を焼失するという不運な事故に見舞われましたが
ハーバー職員及び運営の皆さんのご尽力により、二日間通してなんら不都合を感じることはありませんでした
今回の使用艇はJ24ワンデザイン
乗り慣れている船だけに、これまでの練習の成果を余すことなく絞り出したいものです
あとはいい風が吹くだけ!
さぁ、志摩ヨットハーバーに良き風が吹きすさばんことを!
20ktオーバー(イメージ図)
少々風の元気が良すぎるようです
波も当然高く、飛び交うスプレーを浴びては渇きを繰り返し、デッキシューズに塩がFRPのごとく積層していきますが
風が強ければテンションも上がるのがヨットマン
で、レース開始となるわけですが
なにぶん僕自身がマッチレースに関してはズブのド素人なので
第何レース目のマニューバがどうこうとか
ここのタックが必要か不必要かなんてコメントはできません
そんな僕がなぜブログを担当しているのかという気もしますが、ほんと何故でしょう。
しかし、分からないなりにもスタートマニューバーの駆け引きや
マーク付近でのせめぎあいなど
ロングレースやフリートレースにはまたない緊迫感や戦略性がとても刺激的でした
1レグがとても短いだけにクルーワークの差が如実に結果に現れ
また常に作業があるので
疲れると同時に達成感もありましたね
これはクセになりそうです
ちなみに神戸大学のメンバーは
僕が載せていただいた船に3人いるほか
合わせて3艇に分乗して参加していました
こうやってレースを回想しながら写真を見ていると、あらためて社会人の方々のスキルの高さと
自分の寝癖のひどさを身に染みて感じます
タラちゃんみたいになってますね、なんだこれ
レース結果はやはり社会人艇のみなさんが圧倒的に勝り
僕らは下から数えたほうが早い感じになりましたが
正しくいい経験になりました
お誘いいただいたオーナーさん、ありがとうございました。
何はともあれ楽しかったです
この2日を総括して最も強く感じたことは
やっぱりライフラインは要らないですね
では、また逢う日まで