新・空飛ぶ猫さん’ず 

目の見えない黒猫と、ぽっちゃりな女子猫の写真と飼い主の日常

がぶちゃんの思い出話

2011-09-22 21:06:29 | インポート

このところ全然ウチの猫さんの話が出てこなかったので、今日は一つ思い出話を。

先日チビの木のぼりの話を書いたので、それのガブちゃん編です。

さて・・・。

がぶちゃんは、木のぼりとは縁のなさそーな猫さんで、まさにそのとーりでした(笑)

我が家にある柿の木、彼も興味しんしん。

でも、ついぞ柿の木に登ったガブちゃんを見ることはありませんでした。

ちょっとメタボ気味だったからか、はたまた高所恐怖症だったからかは定かではありませんが、彼は木のぼりは不得手だったようです。

外へ出て、喧嘩しても、チビのように木の上にすすすっと登ったりはしませんでした。

ただ、木の幹でひたすら爪をとぐがぶちゃん(笑)

その代わり、しょっちゅう登っていたものがあります。

それは・・・・・

網戸。

我が家の網戸、春から夏、一番必要な時期に使いものになりませんでした(笑)

だって、がぶちゃんが登って、大きな穴があくか、破けるか。

1カ月に1回は網戸の張り替えが必要でした。

蚊は入り放題、風もすーすー。

こんな穴だらけの網戸、恥ずかしくて。

がぶちゃんたら、網戸登って降りられないんです。

上まで登ったら、降ろせー降ろせーと鳴いて要求。

はいはいはい・・・って家族が抱っこして降ろしていました。

あっちの網戸、こっちの網戸、がぶちゃんの被害に遭わない網戸はありません(笑)

チビの押さえ係りさんなんて、すっかり網戸の張り替えのプロになりました。あはは。

それが10歳を過ぎたころころから、ぴったり登らなくなったんです。

あれほど網戸に登ってたのに。

不思議な事にピタッと。

年を取ったからか、筋力が衰えたからかはわかりませんが、家族が大喜びしたのはいうまでもありません。

それでも、網戸を登らないがぶちゃんを見てるとつまらなかったな。

怒りながらも、みんながぶちゃんの網戸登りを微笑ましく見てから。

一番上まで登って誇らしげな顔をしたがぶちゃん。

そして降りられなくなって困った顔のがぶちゃん。

みんなみんな鮮明に覚えています。

まだあの頃の網戸が残っている場所があります。

がぶちゃんの爪で網が広がっているだけで破けてないから、そのままにしているのが一つ。

そろそろ張り替えなんだけど、納戸の網戸だからまだ使えるうちは使わなくちゃね。

なつかしい、がぶちゃんの足跡がそこにあるから。

にほんブログ村 猫ブログ 老猫・高齢猫へ にほんブログ村 猫ブログ MIX三毛猫へ

チビは網戸登りは全くしませんでした。