じゅんしるばぁ残日録―古希過ぎてⅣ

富山県高岡市二上山麓の陋屋に棲む
元社交ダンサーじゅん爺の日記です

ダンス踊れなかったから捨てられたのさ

2019年12月26日 09時22分33秒 | 日記

おはようございます。

 

アンナ・カリーナさんが亡くなりました。

じゅんはジャン・リュック・ゴダールの映画の中で「男と女のいる舗道」がいっち好きです。

「アンナカリーナ男と女のいる舗道ダンス」の画像検索結果"

「ゴダールはアンナ・カリーナをひたすら魅力的に撮るという使命に自分を捧げたが、それ以外に自分の愛を表現することができなかった。彼女のダンスを撮るだけでなく、一緒にダンスできなかったから捨てられた、『気狂いピエロ』でそう自己分析している」(町山智浩)

 

一緒にダンスを踊れないから捨てられる!

 

なんと恐ろしい言葉でしょう(~_~;)

でも、じゅんにはゴダールがダンスを踊れても、捨てられたような気がしますけど😿

「きちがいピエロアンナカリーナ」の画像検索結果"

気狂いピエロのラストシーンは、

アルチュール・ランボーの詩「永遠」のモノローグでした。

中原中也の訳で引用しておきます。

  また見付かつた。

何がだ? 永遠。

去つてしまつた海のことさあ

太陽もろとも去つてしまつた。

 

この映画を最後に、ゴダールはアンナと離婚します。

「ゴダールアンナ離婚」の画像検索結果"

ジャンの愛した女、アンナ!

 

ご冥福をお祈りします。

合掌<m(__)m>


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