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『真夜中すぎの恋』あれこれ

2009-11-28 00:59:11 | 安全地帯・玉置浩二
以前にも書きましたが、筆者は『真夜中すぎの恋』という曲が大好きです。

『ワインレッドの心』が大ヒットした直後のシングルだったためか?全く違うタイプのこの曲は、『ワインレッドの心』ほどヒットしなかったような気もします。
(もちろん、歌番組では歌ってたから、それなりにヒットしたんでしょうけど)
とはいえ、ライブでは、この曲はめちゃくちゃ盛り上ってたみたいですね。
(だって、ノリがいいもの)

で、本題です。この曲の魅力は何処にあるのか?(あくまで、くりきんとんの意見ですが・・・)
一つは、「このバンドはギターバンドである!」と言い切れるくらいにギターの迫力が感じられる点です。特にライブ盤の演奏はノリといい、音の迫力といい、素晴らしい!

いくつかライブ映像が出てましたから紹介します。
まず、発売当初かな?1984年あたり。TVの歌番組『夜のヒットスタジオ』に出演されたときの映像。
http://www.youtube.com/watch?v=jn50zM0d_Rw
おそらく『ワインレッドの心』のイメージが強かったファンは、この演奏には驚いてないかしらん?メンバー全員、まだまだTV慣れしてないのか?かなり表情は硬いですねぇ。矢萩さんが無表情(失礼 m(_ _)m )ながらもバリバリにギター弾きまくっている音が、なかなかの迫力もので・・・。
(個人的にチョーキングしてる時の矢萩さんの表情って大好きです)
武沢さんもシンセ使っていい音出してますねぇ。

次は、1985年のライブ『ONE NIGHT THEATER 』から。これは勢いと音の鋭さではピカ一だと思います。(この表現、古っ!)
http://www.youtube.com/watch?v=kLaXrofLfNo

コレは、なんとつい最近アップされてました。1988年 MIASS CONCERTの映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=cPJYSbHX2v8
コレはノリが最高にいいですねぇ。メンバーの皆さんのテンションが高くって、今にも暴れだしそうな勢い!
武沢さんがあんなにもノリノリでステージ上をあちこち自由に動き回ってるわ、矢萩さんは後半1~2分間くらいのギターソロが見せ場で、玉置さんと二人で相当遊んでますねぇ。かなりはちゃめちゃにはじけてる感じがします。


ノリノリの演奏もいいのですが・・・。

この曲で、もう一つ注目すべきは、楽曲のよさにあります。
実はその昔、玉置さんが大阪のラジオ番組に出演されたときのこと。弾き語りコーナーというのがあって、その時にギター1本で演奏された『真夜中すぎの恋』は、スローテンポで実にしっとりと落ち着いたムードある曲でした。
玉置さんは原曲ということで、(本人曰く)でたらめな英語の歌詞で歌っておられたのですが、元々この『真夜中すぎの恋』は、少し寂しげでムードのある曲だったんだと言っておられたような気が・・・。
(ちなみに『ワインレッドの心』の原曲は、激しいストロークで弾いてたので力強い雰囲気でした)

で、この『真夜中すぎの恋』の楽曲がいかに素晴らしいかを証明するかのような面白い音源がありました。
素人の方がコピーされてるのですが、「この曲をアコースティックギターで演奏すると、こんなにも雰囲気あるのか!」って驚いちゃいます。
この二つの映像は、歌とギターの両方とも素晴らしい!
http://www.youtube.com/watch?v=zXV-780eibk
http://www.youtube.com/watch?v=m9mVMVT8qn4

どーです、なかなかイメージが変わるでしょっ。

この2面性が、この曲の魅力なんですよ。
やはり、アレンジが変われど、いいモノはいい!








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