価値観の違い

【お金の使い方】って、人によってずいぶん違いますね。

昔から、【食い道楽】、【着道楽】なんて言葉もありますが、それこそ、服や小物などのファッションに惜しみなく使う方もあれば、食べることにこだわる方もあります。他にも、旅行や車、家、あと趣味やカルチャーなどなど。

ただ、一般庶民に言わせれば、何に使うにせよ、金額の限界はその人それぞれに存在するわけで・・・。どんどん湯水の如く使っておれば、そのうち大変なことになるわけです。

何かにこだわれば、その分どこかで辛抱しなければならないのは当たり前のこと。

一見派手な生活をしてる人がいるとします。高級外車を乗り回し、服はいつもブランドで固めている。でも、そんな人が、案外 いつも家でカップめんばかり食べてたり、高級外車に乗ってファーストフードのドライブスルーで、割引クーポンを利用して安い商品だけを買いに来たりしてるかも知れません。
また、とっても立派なお屋敷に住んでる人が、服や食べ物は庶民レベルだったり。
はたまた、ものすごく質素で切り詰めた暮らしをしているかのように見える人が、年に数回必ず海外旅行に行ってたり。
あと、働いて働いて、普段は質素な生活をしている方が、子供さんの教育費だけは相当使っているなんて方もありそうですね。

かなり極端な例えをしましたが、一般的にはそういうもんだと思います。たまに大金持ちもいるんでしょうケド、そんな人はほんの一握り。


「欲しいものがあるんだけど・・・。」ある日、里芋１号が筆者に向かって、こう言ってきました。
（さては、おこづかいの値上げ交渉か？！それとも、おねだりか？でも、そうはいかんゾ。）

どうやら欲しいものがあるケド、予算が足りないそうで。（じゃぁ、どうする？？？）

本人はどうにかしたいんでしょうけど、どうしたらゲットできるかという相談のようです。
（「だからぁ、アンタおこづかい使い込んだんとちゃうの？そんなん自分でやっちゃったことでしょっ！！」と心の中で思いつつも、もう少し本人から話を聞きだしてみよう。）

里芋１号曰く、「使わなくなったゲームソフトを中古屋さんに売って、資金にするとか、おこづかいをもう少しなんとか・・・とか、今年のお誕生日かクリスマスプレゼントに・・・とか。」
（誕生日やクリスマスって、ずいぶん先の話でしょ。それにゲームソフトを中古屋さんに持っていったところで、たいした金額にはならんやろ！！大体モノを売る場合、未成年（まして小学生）なら、親の承諾が必要だろうが。誰がそんなの許可するかい！！安易にお金を捻出する手段を認めるわけにはいかん！！）

「じゃぁ、どうすればいいの？」
（そんなら、おこづかいを貯めなさい。欲しいものを何ヶ月も我慢したら、すぐに貯まるよ。半年くらいで大丈夫でしょ）

「えーっ！！半年後？？？」と、かなり不満気なご様子。

「欲しいものは我慢して我慢してようやく手に入れたほうが、もっと嬉しいよ。」と、彼には言って聞かせました。（というよりも、力ずくで押さえ込んだ感じでしょうか？）

でも彼にとっては、どうにかしたいんだろうなぁ。

この話、まだまだ平行線で、この先も続きそうだわ。困ったもんだ。