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「きつね」と「たぬき」

2008-10-26 18:10:50 | Weblog
「きつね」と「たぬき」の違いが、今一つよくわからない。というか、実にややこしい。
で、ネットでいろいろと調べてみました。以下ネットの情報をまとめると・・・。

そもそも関西では、「たぬきうどん」なるものは存在しない。
関西では「たぬき」とは、【あげの入ったそば】のことである。

関西では、元来「きつね」が、【あげのはいったうどん】。これは、いなり寿司と同様、キツネの好物が油揚げだと
されていることに由来する。
これに対して、【あげが入ったそば】を「たぬき」と呼ぶ。これは、「きつね」と「たぬき」を対にして考えているという
発想からこう呼ばれている。

(そもそも関西は「うどん文化圏」なので、「そば」は「うどんの別のバージョン」扱いなのである。)

従って、「たぬきうどん」「きつねそば」という名称は存在しない。

しかも、呼び方も「きつね」というよりは「けつね」の方が、よりそれっぽい。


関東では【揚げ玉のみを乗せたもの】を「たぬきうどん」「たぬきそば」と呼ぶ。【タネ(具材)】を入れずに(抜いて)
揚げた天ぷらが【揚げ玉】であり、つまり【タネ抜き】が訛って「たぬき」となったとされる。一方、【あげ】をのせた
そばは「きつねそば」と呼ぶ。

つまり、関東と関西では、元々の由来が違うのである。

ちなみに関西では天かすを乗せたうどん・そばの名称は「天かすうどん」「天かすそば」、または「ハイカラうどん」
「ハイカラそば」、「揚げ玉うどん」「揚げ玉そば」などと呼ばれる(らしい)。ただし、たまに天かすが無料の店もあり、
そこでは、天かすを乗せたうどん・そばに特別な名称は無く、調味料と同じ扱いでカウンターに天かすが置かれて
いて、客が好みで入れることもある(らしい)。

この他、京都ではきざんだ油揚げの上から葛あんをかけたものを「たぬきうどん」「たぬきそば」と呼ぶ。これもキツ
ネとタヌキを対として考える発想から来ていると考えられる。油揚げを乗せたそばは「きつねそば」と呼ぶ(らしい)。

名古屋では、鶏肉の入ったものを「たぬきうどん」「たぬききしめん」「たぬきそば」と呼ぶ(らしい)。


これだけ、地域によって名称が違うと、もう何がなんだかようわかりません。

うーん、ややこしい!!
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