くりきんとんの『自転車に乗って』

くりきんとんの『自転車に乗って』、 いい風を運んでいきます
“Every day is a new day.”

隠れた名曲を探せ その8

2010-01-31 16:43:21 | 安全地帯・玉置浩二
2日ほど更新できておらず。何だか書けなくって・・・。まぁ、そんなこともあるでしょう。
気を取り直して本日のお題を。【隠れた名曲を探せ】今回で8回目です。このテーマは地味ながらも続けていきたいと思っております。

今回の曲は、決して隠れているんじゃないんだろうけど、「安玉の好きな曲ランキング」とかだと上位にはならないかも。そういう点では、隠れた名曲かと。

『風にさらわれて』 作詞:須藤晃 作曲:玉置浩二

アルバム『JUNK LAND』の9曲目。このアルバムは、安玉ファンの間では絶大的な支持を受けていますが、全体的に弾けたというか斬新的な詞、曲、アレンジが多い中、この曲は比較的地味な存在のようにも思えます。

若かりし日の故郷での思ひ出、甘酸っぱくも清々しい、しかしどこか寂しげな心の底の澱。
メロディラインや、エレキの音も、寂しげな雰囲気を醸し出しているかのような。色で例えるなら、まさにセピア色。

【泥だらけの手でつかんだ ボールを宙にほうリ投げ 空に吸い込まれ 見失ったあの日】
【さよならなんて 数え切れない程くりかえし 慣れてしまった僕だけど 別れはやっぱりつらい】

【泥だらけの手でつかんだ ボールを宙にほうリ投げ 空に吸い込まれ 見失ったあの日】
【楽になりたくて 人を許してしまおうと もがいてみても果たせず 風にさらわれて 今はもう】

若い頃の情熱って、時として自分にも他人にも厳しく接してしまうことがあるんじゃないか。ありのままの現実を、自らの周りにあるもの全てを、【ありのままに受け入れること】が出来ない、【認めること】が出来ないこともあるでしょう。
若さゆえなんでしょうか。遠い日のほろ苦い思ひ出のような。
でも、だからこそ今があるんでしょうね。

たまにはこんなこと思い出すのもいいなぁなんて。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寒い日にはコレ | トップ | しみじみと・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。