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“Every day is a new day.”

【GRAND LOVE】の魅力

2009-01-16 00:02:26 | 安全地帯・玉置浩二
【 GRAND LOVE 】は、比較的穏やかで落ち着いた雰囲気の作品だと思います。

『ルーキー』以外は穏やかな曲ばかり。(でも、『RILAX』だけは妖しげで、かなり弾けてるかなぁ?)
それでも前作の【JUNK LAND 】が随分派手に弾けた作品だっただけに、物足りなさを感じる人もいるかも知れませんね。

筆者は、玉置ソロの中で初めて買った作品が、この 【GRAND LOVE】でした。
CMで『ルーキー』を聞き、久々に玉置さんの声を聞きたくなって思わず買ってしまいました。

この当時、筆者は『メロディ』や『田園』などのヒットで玉置さんがソロ活動していることは知ってました。
ただ、筆者には、どうしても【バンドとしての安全地帯に対するこだわり】があった為に、玉置さんのソロ作品を聞きたいとは思いませんでした。(安全地帯の頃のソロアルバム『 ALL I DO 』もラジオで紹介しているのを2、3曲聞いた程度です)

それでも、そんな頑固者の筆者でも、久々に聞いてみたいと思わせる勢いが『ルーキー』という曲にはありました。
『安全地帯Ⅷ』以来、久々に聞いた玉置さんの歌は、随分雰囲気が変わったような気がしました。
それまでのソロ作品をほとんど知らない為に、「玉置ソロってこんな感じなんだ」と思ったくらい。
『ルーキー』以外の曲が穏やか過ぎたのか、少し物足りなさを感じ、その後しばらく玉置ソロは聞かなくなりました。

その後、安全地帯が復活するという話を知った頃、何気に玉置さんの他の作品を聞いてみました。
玉置ソロを一通り聞いて、アルバムによって随分趣が違うことに気付きました。

筆者にとって「このアルバムが1番好き!!」というのはありません。
その時の気分で聴きたいものが違うので…。
それでも比較的よく聞くのは『スペード』、『ニセモノ』、『カリント工場~』かなぁ。

玉置さんのアルバムの中で最高傑作と言われるのは『JUNK LAND』ですが、これは、ライブ演奏で聞く方がオススメです。
アルバム自体もいい曲揃いですが、だからこそライブの迫力ある歌声と演奏で聞きたいですね。
なので、『JUNK LAND』の収録曲はDVDで楽しむことにしています。

最近は『PRESENT』や『惑星』、『GRAND LOVE』もいいなぁと思います。

最近『GRAND LOVE A LIFE IN MUSIC 』のビデオを見て、改めてこのアルバムの良さを知ったような気がします。
ちょうど今から10年前、この頃の玉置さんは、何だか不思議な色気とパワーと神がかり的な歌声で満ちあふれていたような気がします。でもその為か、かなり消耗して疲れやストレスも相当だったのではないかと思います。
この当時のツアーの映像を見ると、楽屋での玉置さんの表情に、まるで一触即発のような?危険な香りを感じました。
(筆者の考えすぎかなぁ???)

ともあれ、【GRAND LOVE】の魅力は、後になってじわじわと心の奥に染み入ってくるようなそんな感じがします。
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