一つ前の記事で、柄にもなくポエムなんぞ書いちゃったんですが・・・
実はね・・・。
先日、きんとんにとって、とっても嬉しい出来事がありました。ホント楽しかったなぁ。
友人に誘われて、ちょこっと旅に出てきたのですが、久々の旅だったので、行き帰りの電車の中でいろんな事が頭に浮かんできちゃって・・・。
もう、頭の中が混沌として、いわゆる【カオス】状態。
実は、この旅に誘われた時、私は一瞬(ホンの一瞬だけですが)悩みました。
行くべきか?いや、行けるのだろうか??いや、ホントに行ってもいいの???って。
でも、誘ってくれた友人達には会いたいし、この機会を逃すと次にいつ会えるのかわからないし、我が家の里芋達(ダンナもね)は、それなりに成長しているから、きんとんが一日くらいいなくったって自分のことぐらい普通に出来るしなぁ。
ダンナに相談したら、案外?すんなりと「行ってくれば。」って言ってくれたもんだから、
「よっしゃぁ、決めた!遊びに行こーっと!!」って。
ただね、この旅に出る2週間くらい前、きんとんにとって、とても悲しい出来事がありました。
直接、自分自身の身に何かが起こったというよりは、悲しい知らせが入ったのです。
少し重い話なのですが・・・。
私とほとんど年齢の変わらない知人が他界しました。彼女とは子供を通じて知り合ったのですが、とても気さくで明るくて面白くって、いつも元気一杯で、とっても気の利く人でした。かれこれ一年前に病気で入院しているという連絡があったきりだったので、とてもショックを受けました。
まだ小学生のお子さん達と優しいダンナ様を残して逝ってしまった彼女のやりきれなさ思うと、、もう何とも言えない気持ちになりました。いっぱい泣いてしまいました。
そしてそれから数日後、友人と一緒に飲みに行く機会があったのですが、その時も仲間達といろんな事を話して・・・。まぁ、コレは他愛もない話や日頃の愚痴から真剣な話までいろいろだったんですが・・・。
特にこれらの事が関連性を持って繋がっているわけでもないのですが、自分の中で何かの出来事があったのをきっかけに、これまでのいろんな思い出が頭の中に浮かんできたのです。
ジブリの映画に「おもひでぽろぽろ」という作品があるのですが、まさにそういう感覚なのかもしれません。
旅の帰りの電車の中で、かなり長い移動時間だったものだから、iPod で音楽を聞きながら、旅の思い出や、いろんな出来事を思い浮かべておりました。
頭の中でグルグルと、なんの関連性もない出来事が浮かんできて、まさに【カオス】状態。
今回の旅の思い出が本当に素晴らしいものだったので、とっても嬉しくてたまらない気持ちだったのですが、その一方でいろんな出来事も浮かんできたりして・・・。
心の揺れ戻し状態って言ったらいいのかなぁ?
で、ぼーっとしてるいタイミングで聞こえてきたのが、矢萩渉さんの「クジラ笑った」という曲。
この曲はとても幻想的な曲で、きんとんは癒されたい時についつい聞いてるお気に入りの曲の一つなんですが、実に見事なタイミングで聞こえてきたのです。
で、ふと思いました。
「この、何とも言えない混沌とした想いや、実に素晴らしかった旅の思い出を、今のこの感情を何かの形にして残したい。」って。
あの記事の最後に書いた文章は、実は「クジラ笑った」の2番の歌詞です。
(勝手に引用してしまい失礼しました m(_ _)m )
松井五郎さんという人は素敵な詞書く方だなぁって大昔から思ってたんですが・・・。
そしてもちろん、矢萩さんの曲や歌声やあの曲の幻想的なアレンジが、きんとんの心の底に染み付いていたんだなぁって。
だから、この曲をモチーフに何か残したかった。
ただそれだけの想いなのです。
きんとんは、今、とっても元気です。今回の旅で、友人達と出逢い、沢山の刺激や喜びのおすそ分けを頂き、いろんな事を感じて、いっぱいいっぱい元気を貰えました。
今回の旅を許してくれた家族に、そして誘ってくれた友人達に、そして、素敵な思い出を作ってくれた方に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
いやはや、長々と何を書いてんだか(苦笑)
まぁ、そういう事です(笑)
今朝のBGMはこの曲を。
安全地帯 いま
♪ いまあるものを いま抱きしめていられるように ただそれだけを祈ろう ♪
「何かあった」・・・が、悲しいこともあったようですが前向きなことでよかったです。
人が詩人になるのは、何かある時、こころがゆれる時です。それを外に出せるのは、とてつもなく悲しいか、とてつもなくうれしい時。
じゃあ、作詞家さんたちは、玉置さんたちは、いつも何かあるのか???(玉ちゃんはいつも何かあるケド 笑)
何か残す、後に残るって、よく考えたらすごいことなんですよね。
>人が詩人になるのは、何かある時、こころがゆれる時で
>す。それを外に出せるのは、とてつもなく悲しいか、とて
>つもなくうれしい時。
すっ、するどいご指摘です(汗・アセ・焦)
何か残るような詞がかける人って羨ましいです。
小説家もそうですが、玉置さんって上手く表現するというよりも、心の中の吐露なのかなぁ?