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“Every day is a new day.”

十二人の怒れる男

2009-05-30 23:19:03 | Weblog
平成21年5月21日から【裁判員制度】が始まりました。この【裁判員制度】という言葉、筆者はかれこれ20年近く前には聞いたことがあります。
そのきっかけになったのが、大学生の時に見た映画『十二人の怒れる男』でした。

あの頃は、まだ遠い将来のことのように思っていて、「もし、将来裁判員制度が始まったらどうなるんだろうねぇ?」なんて、のんきに話していた記憶があります。

ここ数年で状況が一気に加速しましたねぇ。いや、もちろん、導入するにあたっては、相当にいろんな議論がなされてきたことと思います。導入する側はね。

案外、実際に裁判員に選ばれるかも知れない側の人間は、ずーっとのんきなままだったんでしょう。
ところが、「いざ・・・」という段になって、「ヤバイ!!」ということになったのか?どうもあちこちでいろいろと反対運動なんかもあったりして・・・。

リアクションが遅すぎるって、そんなの。でも、何か、反応してるというか自分の意見を表明してるだけマシなのかも知れません。だって、多くの人は、「今更そんなこといっても無理!」または、「自分は関係ないから」なんて感じで、諦めまたは無関心な人の方が多いんだろうね。
それとも、真摯にとらえているんでしょうか?

「有罪か無罪か?」「この事件の真相は?」「どの程度の刑をもって犯した罪を償うことになるんだろうか?」「いったい、人の罪をどう判断すればよいのか?」疑問は湧いてくる一方ですねぇ。
もちろん、法律やそれをどう解釈するのかということには、それなりの基準もあるでしょう。でも、選ばれた人間達が、どの程度守秘義務を守ってくれるのだろうか?

事件には当然、被害者と加害者がいるわけで、そんでもって、その人達にも、それぞれに家族がいたりするんだろうなぁ。
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