くりきんとんの『自転車に乗って』

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“Every day is a new day.”

ただ祈るしかないのか?!→ 追記

2011-03-13 21:53:06 | Weblog

東日本巨大地震の様子を見て、ただもう、言葉を失うばかりです。

公式発表では、大阪は震度3だったそうで、少しは揺れたようですが、私自身は仕事で動き回っており全く気づかず。地震があったという話は聞きましたが、帰宅後TVのニュースを見て事の重大さを知りました。

あまりにも惨い。広範囲にわたっての被害状況。地震の揺れによる建物や、交通網、いや町の破壊。交通手段を失い徒歩で帰宅する人々。そして何よりあの津波の恐ろしさ。そしてまた、被爆の問題まで。

そして、自分はそれをTVという映像で見ているという何とも言えない不思議な感覚。

自分自身も阪神淡路大震災では被災地近くに住んでいたため、多少の恐怖と不自由を経験したものの、今回の様子は、もうそれどころではない。
そういえば、あの時、停電で全く状況がわからなかった自分にとって唯一の情報源は、枕元に置いていたラジオでした。地震の規模や、被災地の様子、これから何をすればよいのか、ひたすらラジオを聞いた。そういえば、パーソナリティさんの言葉にも励まされたような・・・。

今回も、固定電話や携帯電話はつながりにくく、安否確認もままならないようですが、災害用伝言サービスやインターネットのSNSやskypeなどで安否確認をされている方もあるようです。

まだまだ余震も続いており、正直、これから先も心配です。それに、復旧まで、かなり不自由な日々が続くことと思います。

こんな状況の下、自分には何ができるのだろう。

ただ祈るしかないのか。

情報の共有・中継・発信、救援物資・義援金、献血・・・。この他にもいろいろあるのでしょうがなかなか思い浮かびません。

昨夜、数人の友達から、同じ内容のメールが転送されてきました。
どうやら「関西電力に務めているという人」から送られてきたらしいメッセージのようで、
「関東の電気の供給量に限りがあるので、関西電力からも電力を供給することになる。そのためコチラでも出来る限り節電に協力して欲しい。」とのこと。確かに、関西でも節電に協力するためにいくつかの企業がネオンを消しているようです。

出来る範囲の事は協力できればと思う一方で、妙なデマが飛び交わないで欲しいとも思う。先ずは協力出来そうなことから実行できれば・・・。

今は、ただ祈るばかりです。

そして、地震列島であるこの国で暮らしている以上、再度、もしもの時の備えや避難方法を家族で話し合うことも必要だと思う。

 

【追記 3.14 8:00am】

上に書いた関西電力からの電力供給の話。どうも微妙なようです。
私も当初は気づきませんでしたが、そもそも、関西と関東では、電気の周波数が違う。
以下は関西電力のHPからの引用です。

○このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

○今回の震災復旧に際して、当社名でお客さまに節電に関するチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。

○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社と協力しながら最大限可能な範囲で電気の融通を行っております。[注]

○平素より皆さまには省エネ・節電にご協力を頂いておりますが、今のところ、お客さまに更なる特別な節電をお願いするような状況にはございません。

[注]東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を
   東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設
   の容量には上限があります。

 このメールの内容に悪意はないんでしょうが・・・。直接的な考え方からすれば、関西からの電力供給は・・・・・ということでしょう。

ただ長い目で見れば、今後の復興に向けて、日本全国からの物資・人力などの提供は必須です。現在、関東の企業の生産性がこれまで通りではない状況ですから、それを復興させるためにも、他の地域から何らかの協力をしていくことにはなります。

それと、これは阪神淡路大震災の時にも指摘されていた事ですが、支援をするにもタイミングや方法がカギとなります。いきなり大量の物資を送るにしても、やみくもに何もかも・・・というワケにもいかない。それをコントロールできる人がいないと、必要な人の元には届きません。そこは、それこそ災害対策本部(=政府)や現場の指示に従うしかないでしょう。

被災されている方のことが心配でなりませんが、ここは状況を見て判断したいところです。

川村ケンさんのブログにもありましたが、【大切なのは、いつ収束するかわからないこの状況の中で、支援をできるだけ長く継続させること】です。

我々も、これからを見据えて心を強く持たなくては・・・。

被災された方々へ、今はまだ不安で大変だろうと思います。
それでも、どうか心を強く持って頑張って下さい。
笑顔になれる日が来ることを願っていますから。

 

 

 

 

 

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4 コメント

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胸が痛みます。 (pekopon)
2011-03-13 23:44:34
テレビを見ていると、本当に胸が痛くなります。
どうか、不明者といわれている人達が、ただ連絡がつかないだけで、どこかで無事に避難してくれていることを強く強く望みます。

被災者で奥さんが不明とか、子供さんが不明ということで泣き崩れる人たちを見ていると涙がでてきて止まりません。

地下ケーブルを使い、北海道電力からも電力を供給するということです。
私も、昨日から電気を暗くしたりして、わずかですが節電をしています。

なにか、できることはないか・・・っていろいろ考えて・・・うちの会社でてきること・・・ひとつだけ浮かんだので明日上司に相談してみようって思っています。
返信する
何か、きっと… (のり)
2011-03-14 02:17:08
地震発生時、私は何も知りませんでした。いつも通りに買い物を済ませ、テレビを点けた途端、言葉を失いました。

画面に流れている この惨状は現実なのか…

日を追う毎に明らかになる、被害の様子。被災された方の お気持ちを思うと 胸が痛み 涙がとまりません。

ただ祈るだけしか出来なくて、歯がゆい 思いをしているのは 私も一緒です。

でも でも 何か、きっと出来る事があるはずです。それは、もしかしたら、すごく小さな事かもしれない、今すぐには 無理かもしれないけど きっと何か。

今回、広い範囲で被害が確認されています。
こちらへ コメントを寄せられていた方々はご無事でしょうか?

ケンさんのブログで 安全地帯のメンバーの無事が確認出来ました事だけ、とりあえず、安心しております。

長々と すみませんでした
返信する
支援 (カフェ)
2011-03-14 15:17:02
こんにちは。

毎日テレビを見て胸が締め付けられる思いをしています。

親子で手をつないで津波から逃げていたのに、あと少しという所で目の前でお子様と奥様が津波にさらわれていった男性。等々、現実とは思えない辛さを味わわれながら避難生活を続けている方々のことを考えると、何か支援をして差し上げたくて気持ばかりあせってしまいます。

しかし、そんな思いも、次第に放送されなくなると薄らいでいってしまう現実もあります。
ケンさんのおっしゃるように、支援を長く継続させることが本当に本当に大切だと思います。

関西電力のチェーンメールですが、私もドクターをしている友人から回ってきたため、急いで5名の友人に送ってしまいました。 汗
でも節電することに意味があるので無駄ではないと信じて・・・。

これからの道は険しく長いですが、”今日というこの日を生きていこう”という気持で乗り切って頂きたいと心から願っています。


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コメントありがとうございます (くりきんとん)
2011-03-21 23:14:19
>pekoponさん、のりさん、カフェさん

コメントありがとうございます m(_ _)m
地震に関する報道を連日見るにつけ、なかなか気持ちも晴れず・・・。
何を書いてよいやら言葉が思い浮かばずにおりました。
ただ、皆様の無事が何よりです。
今は、カフェさんのお言葉をお借りしますね。

>これからの道は険しく長いですが、”今日というこの日を生きていこう”という気持で乗り切って頂きたいと心から願っています。

元気出していきましょ!

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