「せんべい」と「おかき」

スーパーでおいしそうな「おせんべい」を見つけたので、買ってしまいました。
いろんな味が楽しめて、美味しいです。バリバリ食べちゃいそう！

その昔、筆者が学生時代にお世話になっていた下宿では、大家さんがとってもいい方で、我々住人は、しょっちゅうおじゃましては、いろいろと美味しいものをご馳走になったり、お話する機会も多くって、いろんな事を教わったりしました。

そんな中でふと思い出したのが、「せんべい」と「おかき」の違い。

「せんべい」と言うとどんなものを思い浮かべますか？

筆者は、迷わず「おにぎりせんべい」とか、「塩せんべい」を想像します。
ところが、「せんべい」と聞いて、「炭酸せんべい」や「瓦せんべい」を想像された方もあったのではないでしょうか？

前者は、塩味やしょうゆ味のもの、後者は、甘い味のせんべいですね。

一般的に関西では、「せんべい」というと後者の「瓦せんべい」のような「甘い味のせんべい」のことを呼ぶそうだそうです。関東の人なら、「せんべい」といえば、「草加せんべい」のようなものを呼ぶのだとか。

ところが、メディアの発達により、関東中心の情報で育ってきたであろうくりきんとんのような若者（この話題を聞いた当時は筆者は大学生でした）にとっては、そのあたりの違いはごちゃ混ぜになっていたんだね。

ちなみに、草加せんべいのようなものを、関西では一般的には「おかき」と呼びます。なるほど、「おかき」という呼び方があったんだね。ふむふむ。