何気に本棚をのぞくと、懐かしい人の本が出てきました。
『文藝別冊 総特集中島らも』
中島らもさん。もう亡くなられて5年半にもなるんですね。
学生時代、朝日新聞で『明るい悩み相談室』というコーナーがあり、いつも楽しみに読んでいました。
その後本屋さんでエッセイ集を見つけて、偶然手に取ったことがきっかけで、筆者は学生時代この人の書いた本を読み漁ることになりました。正直、何冊読んだかは覚えていないのですが、かなり多いと自負しています。当時、筆者の価値観にかなり影響を与えたような気がします。
筆者に不思議なきっかけを与えてくれたのは『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』という本でした。
この本は、今にして思えば、らもさんの本の中でも比較的真面目な(というか)きっちりと書かれた文章という感じがします。
らもさんの文章は、とにかく当時筆者が知りもしなかった多くの事柄を教えてくれました。
時にジャンキーな世界だったり、ひたすらギャグの応酬だったり、観念的な文章だったり、内面的なプライドやコンプレックスだったり、知りもしない文化や一昔前の社会背景だったり・・・。もう完全にアウトローの世界。
とはいえ、どこか話にオチが付いてたりする。この辺はさすが関西人。
でも、らもさんが亡くなられた後に奥さんが出された本を読んで、それが実はもっとスゴイ内容だったことを知りました。相当にヒドイ内容だと思ってたことの背景に、より一層の凄まじさを感じるなんて・・・。
身内の方々はさぞかし大変だったんだろうなぁと重いつつも、不思議と憎めない人。
また、久々に読んでみようかな。
『文藝別冊 総特集中島らも』
中島らもさん。もう亡くなられて5年半にもなるんですね。
学生時代、朝日新聞で『明るい悩み相談室』というコーナーがあり、いつも楽しみに読んでいました。
その後本屋さんでエッセイ集を見つけて、偶然手に取ったことがきっかけで、筆者は学生時代この人の書いた本を読み漁ることになりました。正直、何冊読んだかは覚えていないのですが、かなり多いと自負しています。当時、筆者の価値観にかなり影響を与えたような気がします。
筆者に不思議なきっかけを与えてくれたのは『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』という本でした。
この本は、今にして思えば、らもさんの本の中でも比較的真面目な(というか)きっちりと書かれた文章という感じがします。
らもさんの文章は、とにかく当時筆者が知りもしなかった多くの事柄を教えてくれました。
時にジャンキーな世界だったり、ひたすらギャグの応酬だったり、観念的な文章だったり、内面的なプライドやコンプレックスだったり、知りもしない文化や一昔前の社会背景だったり・・・。もう完全にアウトローの世界。
とはいえ、どこか話にオチが付いてたりする。この辺はさすが関西人。
でも、らもさんが亡くなられた後に奥さんが出された本を読んで、それが実はもっとスゴイ内容だったことを知りました。相当にヒドイ内容だと思ってたことの背景に、より一層の凄まじさを感じるなんて・・・。
身内の方々はさぞかし大変だったんだろうなぁと重いつつも、不思議と憎めない人。
また、久々に読んでみようかな。