第3問(15点)
社内の稼働率のみを優先した内外作決定は、長期的にみて経営にどのような問題を引き起こすか
【再現解答】
顧客への短納期要請に対応できない結果、顧客離れを引き起こす問題が考えられる。現状の内外作決定方法では、外注加工品の納入遅れが発生しており、組立作業が生産計画通りに開始できないなどの問題が発生している。
【今思う解答】
現状の内外作決定は、C社や外注先のコアコンピタンスを基準にしておらず、戦略的に区分されていない。これは長期的に加工技術の蓄積を困難にし、また納期の長期化、品質低下、製造コストの増大等の問題をもたらす。
~ コメント ~
私の【再現解答】は内容が浅すぎてノーコメント!!
それはさておき、この問題って実はものすごい難しいのでは。「出題の趣旨」を見て見ると「外注を活用するメリット・デメリットなどの基本的な知識を応用し、内製化すべき部品・加工工程について、戦略的思考を問うものである。」とある。
ここで内外作決定の基準とは何だろうか?
「生産管理の要点(評言社)」によれば
①技術的に重要なもの、秘密を要するもの、納期が急がれるものは内作
②作業が安定化、標準化したものは内作から外注へ転換
③特殊技術や特殊設備を要するものは外注
④低価格の仕事で、品質や納期に問題がないものは外注 とある。
つまり「C社や外注先のコアコンピタンスを基準にしておらず、戦略的に区分されていない。」点がそもそもおかしくこれが現状の内外作決定の問題として考えられる。
では「C社や外注先のコアコンピタンスを基準にしておらず、戦略的に区分されていない。」と長期的に何が起こるのか。
【今思う解答】に考えられることを列挙してみた。
①加工技術の蓄積が困難になる
②納期が長期化する
③品質が低下する
④製造コストの増大を招く
はっきりいってこれでも正解という確信はないが、ストーリー的には一貫性があるような気がする。
他にも「自社の都合を重視した内外作決定は、外注先との関係を悪化させる」というような解答も考えられなくはないが、外注先との良好な関係を重視するよりも「戦略的な基準で外注先を選定する」ほうが重要ではなかろうか。
今回は第3問だけでずいぶん長くなってしまったので、第4問以下は次回へ続くこととします。
最新の画像もっと見る
最近の「中小企業診断士」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事