kurogenkokuです。
何かこれまでのやり方を変えようとするとき、「いつはじめるか」という問題は必ずついて回ります。
昨日はある会社で社員全員を集めて会議をしました。
変革のための“タイミング”を創造するためです。

事業がうまくいっている時、社長は会社の経営を任せきりにしてきました。経営環境が厳しくなっている現在、社長は変わろうとしています。でもそんな社長の変化を心の底から受容する従業員はどれくらいいるでしょうか。
社長から相談を受けた際、私は全員が同じ方向を向かないと変革は進まないと思い、全社会議を実施することを提案しました。
同社が置かれている環境がいまどうなっているのか全従業員に対し正直に話し、どうすれば業績回復につながるのか、また社長、営業、製造現場それぞれのやるべきことは何なのかについて私から説明し、社長にはこれまでの反省ならびにご自身が今後どのように変化していくのか従業員の前で宣言してもらいました。
第3者である自分が入り込んだことによって、従業員の中に「何か違うな」という雰囲気はつくれましたし、質疑応答が活発化する中でそれぞれが考えていることを共有したり軌道修正したりと、わずかではありますが手ごたえを感じました。
「きっかけ」はつくったのであとは戦略策定と実践を進めていくだけです。
厳しい状況ではありますが、覚悟を決めて変革に突き進む社長を全力でサポートしていきたいと思います。