モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

中小企業の事業承継について考える【その1】


kurogenkokuです。
前回、「中小企業の『事業承継』について考える」と題して「中小企業の事業承継」の話に触れました。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/1346.html

自分自身の仕事を振り返ってみると、実際に相談があるのはほとんど経営者が亡くなってからの話。
つまり「相続」です。
*もちろん中にはしっかりと事業承継を進めている方もいます。
*この方とは先日も事業承継の話をしたところでした。


今回いろいろ勉強して見ると、あらためて「事業承継」の重要性に気づかされました。
せっかくですから学んだことの一部ですが、シリーズ化してまとめていきたいと思います。

まず『事業承継ガイドライン20問20答』の中に面白い記事がありました。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/shoukei20/index.htm


●事業承継ってどうして大切なのですか?

まず、なぜ事業承継が進まないのか?
ガイドラインでは3つの理由を挙げています。

1.経営者が事業承継は遠い未来の話だと考えている。
2.経営者が会社や家庭の影響力を保持するため先延ばしする。
3.社長の死を想起させるものであり、周囲が切り出しにくい。


どれも「そのとおり」ですが・・・。

ところで、中小企業の経営者の平均年齢は57歳だそうです。
またガイドラインでは、引退予想平均年齢というものも算出しておりまして約67歳と見積もっています。
さらに日本の男性は60歳を過ぎたあたりから、急に生存率が低くなる傾向にあるようです。
これらから言えることは、今後、会社の長期経営計画を立てようとした場合、事業承継計画は切っても切れない関係にあるということです。


次回は「事業承継の手順」について触れていきます。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

kurogenkoku
horiしゃん。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/
>若いお兄ちゃんお姉ちゃんと・・・ねっと○ー苦構築事業だYO。

う~ん。
わかったような、わからないような・・・。
kurogenkoku
加藤先生。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/
>わしも事業継承考えなくては
>娘2人なんだ

確かまだ中学生くらいでは・・・(笑)
kurogenkoku
takeoっち。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/
こっちは4月なのに雪が舞っているYO。
福井はどうだい???

使える知識を身につけようとすこしずつ勉強を始めました。
このシリーズも何度か続きますが、もう少しお付き合いください。
kurogenkoku
横須賀○幡氏どもです。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/
>役職だけでなく、実質的な経営権が継承されると姿勢とか態度とかが、変化してほんものの経営者の顔つきになる人が多いですね。

確かに。
社長という肩書きがついたとたん、目の色が変わります。

勉強すればするほど気づかされます。
深いです、この分野は・・・。
加藤です
わしも事業継承考えなくては
http://www.katoken.gr.jp/koenkiko/
娘2人なんだ
横須賀○幡
おはようございます。
事業継承は重要ですよね・・・。
僕も青年部を担当しているので、その重要性を良く感じています。

役職だけでなく、実質的な経営権が継承されると
姿勢とか態度とかが、変化してほんものの
経営者の顔つきになる人が多いですね。

そういう意味でも、早めの事業継承は重要っすね。。。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「中小企業診断士」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事