モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

公募要領を見落としている方が多い


本日は終日、飯能市で経営相談です。アフターもあるので夜が長そう。


どうもkurogenkokuです。


ここのところものづくり補助金を活用したいというお客様がたくさんやってきます。特に金融機関からの紹介でやってくるのですが、公募要領を見落としている方が多いです。特にこの部分です。

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革新的な製品・サービス開発とは、顧客に新たな価値を提供することを目的に、導入した設備・システムを用いて、自社の技術力等を活かして製品・サービスを開発することをいいます。単に設備・システムを導入するにとどまり、製品・サービスの開発を伴わないものは該当しません。また、業種ごとに同業の中小企業(地域性の高いものについては同一地域における同業他社)において既に相当程度普及している製品・サービスの開発は該当しません。 
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「製品・サービスの開発を伴わないものは該当しません」と書いてあるのですが、生産プロセスの革新にとどまり、開発を伴っていない相談が多いのです。もちろんその旨しっかりと説明し、申請できないことに納得いただいております。

 

またこのほかにも、「今回は間に合いそうにないので、次の公募でお願いしたいのですが」とのお尋ねがあります。これについても公募要領p12に明記してあります。

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令和5年度補正予算に基づく公募については、本公募で終了となります。
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ですから「公募要領には今回で終了と書いてありますよ。来年度の補正予算でどうなるかですね」と答えざるを得ません。


こんなわけで、同じ補助金でも要件は常に変わっていますから、公募要領にはしっかりと目を通すことが必要です。


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