本日は久しぶりに秩父でお仕事。
どうもkurogenkokuです。
昨日は、以下の研修を担当させていただきました。
■対話ツールを活用した収益力改善・成長支援(オンライン研修)
https://www.smrj.go.jp/institute/online_training/course/ool3bn000000263z.html
この研修は2日間で行われ、内容はこのようになっています。
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【1日目】対話ツールを用いた収益力改善支援
①はじめに(オリエンテーション)
②経営力再構築伴走支援における対話について
③経営力再構築伴走支援におけるローカルベンチマークと経営デザインシートの活用
④収益力改善支援におけるローカルベンチマークを用いた課題設定演習(新規事例)
⑤質疑応答
【2日目】対話ツールを用いた成長支援
①前編の振り返り
②ローカルベンチマークによる事業性の理解(新規事例)
③経営デザインシートを活用し、これからの価値創造メカニズム実現に向けた移行戦略を考える(新規事例)
④本研修のまとめ
⑤質疑応答
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ケーススタディに取り組んでいただくと、受講者の皆さんが鋭くて「なるほど、そういう考え方もあるよね」と、いろいろな気づきをkurogenkoku自身が得られるのがメリットです(笑)
研修の終了後、「質疑応答」の時間を設けますが、皆さん熱心でたくさん質問していただきます。中にはこのやり取りが聞きたくて残っていらっしゃる方もいます。
その中で、こんな質問をされた方がいました。
「課題設定型伴走支援を勧めようとすると、仕事に追われ「それどころではない」と言われてしまいます。だったら「やらないことを見つましょう」と社長に提案したのですが、こういう支援についてkurogenkokuさんはどう思いますか?」
とてもいい質問だと思いました。所謂「引き算の法則」です。kurogenkokuも良く使います。
経営力再構築伴走支援を課題設定型伴走支援と呼ぶならば、その会社の課題は「社長が戦略を考えられる時間をつくること」ではないでしょうか。その解決策が「やらなくてよいことを探すこと」です。そんな話をしたら、質問された方が妙に納得されていました。
いろいろな研修を受けて、そんな取組みを話すと講師に否定されてしまったそうです。肯定的に捉えてくれた講師はkurogenkokuぐらいだったようで、嬉しそうに退席されていきました。2日目の研修もとても楽しみです。
「引き算の法則」って我々の業界でも使えます。いろいろやらなきゃならないことが増えてくると、忙殺される。人間、こなせる仕事のキャパには限界があります。その時にはまず「引き算の法則」を使って、「やらなくていいこと」を見つけてみる。隙間をあけなきゃ新しい仕事は詰め込めません。
さてこの研修、折り返し地点に来ましたが、9月21日以降に開講されるコースはまだ若干申込に余裕があるようです。定員20名で締め切られますので、もし関心のある方は早めに申し込みしてください。
■申し込みサイトはこちら
https://nextlearning.smrj.go.jp/ja/courses/toolkatsuyo