カワサキバイクマガジン2010年3月号vol.82が発売されました♪
おなじみ2ヶ月に1度の連載です。
今回で、連載開始から6回目の掲載となり、丁度一年間続いた事になります。
これからもこれまでのように
引き続き、西村氏の体験をご紹介できればと思ってま~す♪
いやぁしかし、正直言ってこの一年、頑張りました(笑)
この挿絵のお仕事は、オーバースペックと言うかナンと言うか…
通常であれば、このような挿絵1枚に
毎号3DCGを製作するなんてありえないんです。
3Dデータ作成は、けっこう手間隙掛かるため
実際にはとてもコストが掛かる作業なんですね。
もちろん西村氏の体験をなるべく伝えたいという事もありますが
趣味の世界でもあるため、完全に採算を度外視してやってるんです(爆)
まぁその分、この記事を読んでくださった方が喜んでもらえばいいかな♪
なんて思ってます。
西村氏の人柄と、趣味の力が加わる事によって成せる技ってヤツですかねぇ(爆)
さあ、今回も、その挿絵の裏話を少し紹介しま~す(*ゝー・)b
今回のタイトルは「万死一生」。
モチーフとなるのは、西村氏の数ある愛馬の内の1台、1000GTRです。
1986年から販売されたメガスポーツツアラーで
北米での名称はCONCOURS。
そう、ZZR1400の兄弟車でもある1400GTR
北米名CONCOURS 14の前身ですね。(≧∇≦)b
この1000GTRを3Dで再現。
これまた資料が少なくて大変でしたねぇ。
インターネットが本格的に世間に浸透したのは、ここ最近の事。
20年以上前の車種となると、一気に情報量は減ってしまうワケです。
そこで重宝するのが、Kawasaki US サイトのパーツ検索。
日本のサイトと違って、パーツのイラストがとても大きく表示可能なんです。
今回も、何度も助けられました。
例えば、1000GTRの最大の特徴でもある、シャフトドライブも…
こんな感じで、必要な情報をゲットしているんですねぇ♪
最終的なシーンは、真夜中になるため
ほとんど車体は見えなくなってしまうのですが
こういうちょっとした所も再現してあげないと
一気にリアル感を失ってしまい、チープな画になってしまうんですね。
こんなところで、もしチェーンドライブなんかにしていたら
見る人が見れば、え~?ってなっちゃいますから(笑)
なのでバカ正直にちゃんと造り込んでま~す( ̄∇ ̄*)ゞ
話は少し変わって画角のお話し。
今回も迷いましたねぇ~(;^_^A
最終的に採用したレイアウトは横位置で、こんな感じなんですけどね↓
最初は転倒しているライダーからの目線という事で
こんな感じに縦位置だったんです。↓
または、おもいきって逆さにするのもアリかな…なんて↓
結局は、読者が一番判りやすい画角にしようという事で
普通に横位置になったんですけどね。
個人的には縦位置なんかも気に入ってます。
俺も数え切れないほど事故ってますが、
自分が宙を舞っている時って、とんでもない角度で愛馬を見る事になりますよね。
例えば、頭上で車とバイクが衝突している光景も
自分は何メートルも高い位置から見ているので
実は眼下に見えているはずのモノであったり。
そんなワケ判らん世界を表現しようと思うと
第三者からしたら、非常に状況を把握し辛い画になってしまうんですね。
どこまで伝え、どこまで伝えないか…
ここら辺も、毎回迷う所です。
今回の記事、よかったら本をグルグル回して見てみて下さい。
多少臨場感がアップするかもです(笑)
そして、今回のKBM(カワサキバイクマガジン)にはもうひとつ、
西村氏の記事があります。
特別企画として、ZZR1400のサスペンションを検証しているんですねぇ♪
その驚愕の数字…
これ必見です。
今までサスペンションっていうのは、
ユーザーにとってブラックボックスでしたからねぇ。
1200万円もする検査機で検証するのですが、
こんなの絶対に一般では知る事の出来ないデータです。
つづいて今、ZZR1400乗りや、BMW乗りの間で話題沸騰、
サスペンションメーカー、ウィルバースの紹介…
そして、このブログでもお馴染み、ぱぬぅさんの雑誌デビューも♪
と、なかなか盛り沢山の内容です。
このサスペンション特別企画の記事に関しては、また色々とありますんで
後日、このブログで記事にしたいと思います。
また、日頃お世話になっているClub ZZR1400.jpさんの
MTレポートも載ってたりするKBM3月号、
良かったら、読んでみて下さ~い(*≧ω≦)ノシ
ご無沙汰しております。
KBM読ませていただきました。
毎度ご苦労の挿絵は、凝りようが伝わってきます。
CGの画像はやっぱり圧巻です。
書いてあることも格好良いし、黒影さんもますますスゴイ人だと思ってきています。
それからこの間、ケーブルでディスカバリーチャンネルのカワサキ特集を観ました。
私は、ここのところ乗れなくて、心が冷たくなっていましたが、雑誌とテレビで、頭にカーッと熱く血が昇りました。
ZZR1400のオールペイントのカラーのことで、お世話になりっぱなしでそのままになっていました。
申し訳ございません。
資金不足で、結局全部塗れず、部分塗装となりました。
ブログ仲間の間でも黒影さんのサイトの影響力が大きいようで、話題になっています。
今度会ってみたいとか。
また、コメントさせていただきます。
先日の私のブログの記事に、勝手ながら、お名前とリンク先を載せさせていただききました。
ありがとうございます。
今号のKBMも 2月1日の発売日にGetして、拝見させて頂きました。本当に毎号毎号素晴らしい作品で、ため息が出てしまいます。
黒影さんの凝った作品敬服致しております。
CG作成の裏話、感心しながらまた、
職場が三鷹の為、ブログで身近なスポットが出る度に
、近親間持ちながら拝見させて頂いてます。まだまだ、これからも楽しみにさせて頂きます。
PS.先日、私もばぬぅさんにお会いして、かなりウィルバース惹かれてます。
(金欠ですけど)