カワサキバイクマガジン 2013年1月号vol.99 が発売されました。
引き続き、西村氏の記事『思い出せ、あの瞬間を』にて
挿絵をやらせてもらってます。(∂ヮ∂* )b
いやあ、1月号ですって。
おそろしいな、ついこの前まで夏だと思ってたのに
師走だなんて、年明けだなんて。。゜ (w´Д`w) ゜。
さて、
今回のタイトルは「塞翁が馬」。
『速度感』・・・
道路を走る上でライダーやドライバーにとって、
切っても切り離せない感覚ですよね。
時にはドラッグのように、人の心を向こう側に持って行く存在だったり。
時には取り締まりに必要なスキルだったり。。。
その係わり合いはケースバイケース、ホント様々ですが
大別して『絶対的な速度感』と『相対的な速度感』の2種類に分けられると思うんですよ。
『絶対的な速度感』とは、自分が何キロで走っているとか
他車を見て実際に何キロ出しているとかを認識する感覚。
白バイ警官は、走行音、それもトレッドノイズを聞いただけで
何キロで走っているかを察知する…なんてよく聞きますよね。
これは完全に『絶対的な速度感』をスキルとして高めたものなんでしょう。
我々一般人にとっては、あまり必要としない能力かな(笑)
むしろ必要と言うよりは
「○○○km/hの世界へ・・・」とか「○○○km/hの風を・・・」など
ダメとはわかっていても、ついつい追ってしまいそうになる
『誘惑』になることの方が多いかな(爆)
対して『相対的な速度感』とは、
他車との関係において成り立つ速度感の事で
正に今回の『思い出せ、あの瞬間を』の記事と関係してくる感覚ですね。
例えば、
自分と併走している車を、どのぐらいの加速、どのぐらいの速度差で追い抜けば
どの地点で追い越しが完了するかを読み取ったり
対向車とどの地点ですれ違うかを読み取ったりする感覚です。
ですから、この『相対的な速度感』とは、
ライダーやドライバーにとってとっても重要な感覚で
無くてはならない、必要不可欠な感覚だとも言えると思います。
この感覚があまり得意ではないという人は、
想像以上に危険な追い越しをしてしまったり
思っていたより前の車に突っ込みそうになったりと
危ない思いを散々体験してしまうと思うのです。
こういった人、こういった感覚に鈍い人は、
車やバイクに向いてないと言っても過言ではないかもしれません。
乗るなとは言いませんが、自信の無い人は、人より『相対的な速度感』を意識し
自分の思っている以上に安全マージンをとることをこころがける必要があるでしょう。
街中で、前車との車間距離がこのぐらいの時に
もしいざとなった時、どぐらいの距離で制動できて、そしてどこに回避するかなど
この『相対的な速度感』は、絶えず運転の判断の基になりますからね。
今回のお話のように、その重要な『相対的な速度感』を狂わすような要因があった時は
ホント気をつけたいものです。
なんて言いながらもね、俺も若い時はホント馬鹿でね。
自分の『相対的な速度感』にうぬぼれて
しょっちゅう恐い思いをしてました。。。ははは( ̄∇ ̄:*)ゞ
むしろ、そんなギリギリの世界を楽しんでいたり・・・
今でもそんな馬鹿な部分が治ってない時もありますが。。。(滝汗)
なんかね、
「この距離、この速度
これだったらぜってぇ行けるっ!!!
勝負だゴルァァァあああっ!!!!!
行っけぇぇぇぇぇえええ!!!!!!」
みたいなね。
『勝負』ってなんだよ・・・┐('~`;)┌
そこには勝負する意味もスジも無い。
そもそもそこには勝ち負けさえ無いのだ。
運転は「賭け事」じゃないんだよね。
ホントに愚かな行為。。。
勝っても負けても、百害あって一利無し。
なんて無益な勝負なんでしょう。
ふと ある時 気がついた。
なんで俺は勝負しないといけないんだ?
何と戦っているんだ?
ってね。
気がつくのが遅せぇって・・・馬鹿でしょ(苦笑)
それからは勝負したくなる度、
「待て待て」と自分を諌める事をするようになりました。
そういう時は絶対一歩引こうってね。
結局『相対的な速度感』に自信を持っていても
安全運転は必要なんですよね。
みなさんも『相対的な速度感』を意識して
そしてその感覚から得たものを大事に活用して走ってくださいね~。
未だに時々勝負したくなる俺もダメダメですが
この記事を機会に、もう少し自分を見つめてみようと思いました。(笑)
記事を読んでない方には、イマイチ伝わりづらい部分もあるかもしれませんが
よかったら今月号の『思い出せ、あの瞬間を』
本編の方も読んでみてくださ~い。
今回この文章を読んで眠っていたライダー感が蘇えりました。
車だけ普通に乗っているとなかなか無いので忘れていました。
このような経験をしたことがある殆どはライダーだと思います。
ライダーなら一度は遭遇しますよね。そこから成長して人間的にもライダー的にもどの方向に行くかは個々で違いますが、私の場合は乗り方を覚え安全思考になり人間的にも少し成長出来たと思っています。
このような乗り方を楽しんでいたり、依存症のようになっているライダーもいます。 その人達はカワサキバイクマガジンの文章を読んで早く気づいてほしいです。
最近はROMってばかりでした。
今日は悲しいお知らせ。
先日25日の日曜日、岐阜県をソロツーリング中に事故っちゃいました。
左の路地から突然右折してきた車に衝突した、というかされました。
相手は平謝り状態。
幸い骨折は無く足や肩などの打撲と擦過傷ですみましたが、愛機は全損でした。
立ちゴケすらしたこと無い無傷の愛機がぐしゃぐしゃです。くやしー!!
私事ですみません。
まだ通院中で次のことも考えられない状態ですが、また進展あったらご連絡します。
寒くなってきました。黒影さんもくれぐれも事故には気をつけられて楽しいバイクライフをお過ごしください。
では、また。
あはは、やっぱりバーンさんもこの「勝負」という感覚を持ってましたか(爆)
何なんでしょうねぇ、この感覚って・・・
女性にはあまり持ってないんでしょうかねぇ?
バイクは、「後悔」や「負け」を感じた時
その際に負っているリスクは恐ろしく高いですからねぇ。
まったく困ったモンです…(*´▽`*)ゞ
確かにバイクの方が、この「勝負」って多く感じますね。
でも、これまた困ったことに
同じ四輪でも、ウチのような車(インテR)の場合、
結構勝負心が沸いて来やすいんですよ~(T-T)
その戦闘的な味付けが魅力でもあるんですけどねぇ。
もっと強い意志を持って自制せねばですね・・・(;´▽`A``
それはそれは・・・
愛馬が無残な姿になるのは
大事にしていただけに、その悔しさ、その悲しさ…
さぞ様々な想いがおありでしょう。
お察しします。
それにしても不幸中の幸い、お体の方が軽めでなによりです。
まずはお体を大事にご静養下さい。
特に首などは後から来ることもあるので、お気をつけ下さい。
高速ではまず敵なし!!
圧倒的なパホーマンスですよね~
おいらは安全マージンが取れなければ絶対に行かないように心がけています
行ける時はとことん行きます
じゃ無ければ1400に乗る意味が無いと思います・・
今は捻れば置き去りにする力を持った分、忘れていた勝負というワードについ釣られました。
あれから早一年。モーターショーの帰りに見た新幹線からの富士山を思い出した次第です。
モンスターマシンをゆっくり走らせるカッコよさ…を気取っていますが、街中を外れるとたまに20代に戻る自分にほくそ笑んでいます。
Re があると一方通行じゃなくて あったかくなりますね
takaさん、鋭いっ!(爆)
そうなんですよね~、
基本的に闘争本能をくすぐるマシンが好きだということ事態が
厄介なんですよねぇ(笑)
そんな中でもちゃんとマージン取ってるtakaさんは偉い♪(`~´* )b
見習わないとな。
ホントだ、初コメントからちょうど一年ですね。
いつもありがとうございます。
なのにいつも返事ができなくて、本当に申し訳有りませんでした。
納車は2月でしたっけ。
そうかぁ、1年かぁ。。。
早いモンですね。
しかし あははは、
2ストだなんだの時代って、下手にレッドへ入れられるだけに
余計「行っけぇぇぇぇええっ!」みたいなことになりやすかったかもですね。
懐かしい(笑)
その点、ZZRや14Rは、その有り余るパワーから
なかなかレッドに入れることが日常的じゃないですからねぇ。
少しは大人な運転が出来ると言えない事も無かったり(笑)。