発売から既に1ヵ月が経とうとしてますが(汗)、
8月頭に発売されたカワサキバイクマガジン Vol.109 2014年9月号でも、
引き続き西村氏の記事『思い出せ、あの瞬間を』にて
挿絵を描かせてもらってます。
今回のタイトルは「寡廉鮮恥(かれんせんち)」。
ふとしたきっかけで始まったご近所さんとのランデブー。
それはけっして心地よい物ではなく、むしろ不愉快な事に・・・
そんなエピソードからのひとコマです。
シーンは、ドイツの街と街を結ぶちょっとした山のグネグネ道。
ご近所さんの後ろから付いて行くは、1000GTRの西村氏という構図。
ちなみに1000GTRってのは
1986年から販売されたカワサキのメガスポーツツアラーで
現行の1400GTRの前身ですね。
西村氏の場合、トップケースも装着させているので
こんな感じかな。↓
まぁこの手のマシンでも、まれに鬼のようにキレた走りをしている人もいますが
基本、峠を攻めまくるような車種じゃないですよね。
ご近所さんのバイクとはジャンルが違うというか。
そもそも一般公道でリスクを無視して胸張られてもねぇ。。。 (; ̄ー ̄川
記事自体を読んでいないと、何の話か伝わりづらいかもしれませんが
その問題のご近所さんのバイクはBMW R1000S。
水平対向2気筒空油冷のスポーツモデルですね。
本誌ではかなり小さく描かれていますが
せっかくなので、大きくした画像をご紹介します。
ちなみにこのバイク、
ドライブシャフトの片持ちスイングアーム。
別に描き忘れたワケではありません ( ̄ー ̄)b
米テンプル大の心理学者フランク・ファレイ氏によると
危険な事やスリルを執ように求める人々を「T型人格」と定義している。
T型人格は主に男性に多く見られるそうだ。
脳内の主要な興奮性伝達物質「ドーパミン」「セロトニン」「ノルアドレナリン」を
より多く放出させるため手段として、
T型人格は危険な行動を求めていると思われる。
とかく、バイクに乗っている人間には
このT型人格が多いのではないだろうか。
時には死と隣合わせの危険な状況をあえて求めてみたり
時には危険を顧みず限界を知りたいと感じたり。。。
自分にも思い当たる節は多々ある。
若い頃に比べ相当自制する心が備わったが。。。
(と思う・・・てか思いたい。。。(;´▽`A``ははは)
こういったT型人格の行動は
時には身内に悲しい思いをさせ
時には他者をも巻き込む事もある。
そのリスクは自分だけに降りかかるわけではないのだ。
バイクにとって百害あって一利無しなのは明白。
一方で、年々バイク乗りであっても
このT型人格者は減ってきている傾向にあるようにも思える。
こういったスリルとは縁遠いライダーを「草食系ライダー」とでも言うのだろうか。
世間で「草食系男子」というと、ネガティブな意味合いでよく使われるが
バイクに跨る上においてはこの「草食系ライダー」、
非常にポジティブな存在なのではないだろうか。
一般公道において「上手いライダー」というのは
「ライディング技術が高い人」を指すのではなく
絶対に「より安全な運転ができる人」なのだから。。。
年々、T型人格者が減り、草食系ライダーが増えているのは
むしろ歓迎すべき事なのでしょう。
俺も、今まで以上の自制心を持つことに勤めたいと思います。(;´▽`A``
記事の詳細に着いては本誌で。
機会がありましたら
是非とも記事本文をお読みになってくださいね~♪(◎o◎)/
草食系男子、増えていますよね。
バイク、自動車そして保険屋さんは「若い子は、乗り物に興味なくて・・・」とぼやいています。
何も背負っていない若い頃は、どこかでスピードを追い求め、何となく仕事の憂さ晴らし、気晴らし的な乗り方もしていたように思えます。
いつしか年も取り、仕事や家族など背負う物も大きくなり、若い頃のように身体も動かなくなりつつも、バイクを楽しむ、弄ってEnjoyする、安全な乗り方に変わってきました。表現が難しいですが、若い頃とは大きく変化しています。
でも草食系になるのはゴメンですね。むしろ猛獣ではありませんが、表面には出さなくても、ほんの一部でも肉食系動物の様な心もどこかで持っていたいと思います。
私は、もうすぐ半世紀少年ですが、「いい年こいて、まだオートバイに乗るの?」と言われる頃まで乗る続ける珍獣でありたいと黒影さんの文面を見て感じました。
次号も楽しみにしています。お体に気を付けてください。
秘かに秘めたT型魂&弾け飛んだ経験の積み重ねを
きちんと振り返って今に活かせる大人の自制心!!
・・・とっても素敵で~す♪
稀に生息が確認されるT型♀も(表向きは)自制・・・
できるやうになりつつあります・・・たぶん(笑
正に黒影さんカラーではありませんか!!
純正で赤いキャリパー付いてますよ。
本題と関係ない書き込みで失礼しました。