改良する事にした「F-1 防炎バイクカバー」。
何はともあれ懸案の「ベルト」から着手。
新たにベルトを追加しようと思うのだが、
モノは以前購入したツーリングバックに付属していた
ナイロンベルトが丁度2mほどあったので、これを使用。
ま、安いので買っても良かったんだけど、余ってたんでね。
バックル部は、朽ちてしまったバイクカバーから移植。
後はミシンで縫い付けて完成。
さて、ベルトの追加加工は数分で完了したわけだが
このカバーにはもう一点、不満な場所があるのだ。
それは「スソ絞り」。
中に入っているゴム紐で、キュっと裾が絞られてるあれ。
F-1 防炎バイクカバーの場合、全周にわたってゴムが入っているのではなく
前後に分かれていて、それぞれ60cmほどの幅にのみゴムが入っている。
60cm、
縮んだ状態で言うと30cmほどだろうか。
実際にカバーをかけてみると、これがなんとも頼りない。
無いよりはマシかという程度なのだ。
そこでカバーの裾、全周にわたってゴムを入れることにした。
必要なゴムは、破れてしまったカバーから抜き取って再利用。
この加工をするに当たって、こんな物も用意した↓
両面ハトメパンチ(8mm)だ。
こういう「両面ハトメ」ってのを取り付けるヤツね↓
まずハトメのサイズに合わせて、カバーにΦ8mmの穴を開ける。(写真:赤矢印部)
ハトメパンチに付属のポンチを使い、なるべく綺麗な円になるように。
ゴムが縫い付けてあるところ2箇所(写真:青矢印部)を解いて
先に開けた穴から、ゴムを取り出す。
開けた穴から、表側のハトメを中に入れ
凸部を穴から露出させる。
一見、穴の直径以上のものは、その穴を通す事が出来ないように感じるが
柔らかい物に開けた穴というのは、かなり広げる事が出来る。
よく手品などで使う手だ。
この飛び出た凸部に裏側のハトメを被せ、パンチで潰す。
この作業をカバーの前後に施し、ゴムを中に通す。
ハトメの使い方からすると、本来の使い方とは裏表が逆なのだが
カバーの内側からは処理が出来ないので、こういう使い方をせざるを得なかった。
ま、機能的には問題無いので、良しとしよう。
ゴムは後で好きな量を絞れるよう、適度に表に出しておき
ストッパーとカラビナを付けて完成♪
早速バイクに被せてみる。
追加したベルトはこの位置にセットした。
黒い方ね。
ほぼサイドスタンドの位置だ。
二本のベルトを締めてみる。
なかなか良さそうだが
案の定、前後の裾がガバガバで風でめくれそうだ。
全周に入れたゴムを引っ張り絞ってみる。
ばっちり♪(*ゝー・)b
絞った後で余るゴムを引っ掛けておくために、
地面から40cm位の所にベルトを縫い付けておいた。
カバーの前後に設置したそのベルトに、カラビナでゴムを留めてスッキリ。
あと、ベルトは途中で分岐させ
雑誌のオマケの「サイドスタンドベース」を取り付けておいた。
参考過去記事:「サイドスタンド・ベース」
随分と錆で汚れてしまい、見苦しくてすみません(;´▽`A``
これがあると、ホント地面が汚れないので重宝してます。
とまぁ、改良終了。
手を加えた事もあって
意外と納得できるカバーになったと思う。
しばらく使ってみての感想だが、
やはり「完全防水」とは程遠く
雨の翌日にはインナーが少し濡れていた。
まぁぁああ、なんつったて3000円だからね~。
防炎で生地も厚めだし、充分でしょ♪(〃◎ o ◎〃)b
結構気に入っているバイクカバーの買い替えでした。
しかしこのカバー本当にお買い得ですね^^