危険な暑さ、熱中症警戒アラート、不急の外出は控えるように言われるこの夏です。加えてコロナの蔓延。立て籠もりは必須の気配です。ならばこの夏、もう一度中国の歴史を読み返してみようと決めた。
果たして出来るだろうかと冷や汗ものだがとにかくもやってみようと決めた。棚に並ぶ文庫本から小説十八史略(陳舜臣)を取り出し読み始めると文庫本の活字がこんなにも小さかったのか、若かったんだな、あの時は抵抗なく読めたんだと驚きます。
サーと目をとおすと知っている、憶えてると思ってたのは錯覚だったのかと。まるで知らない国の歴史みたい。クーラーの効いた部屋で冷えた麦茶を飲みながら、全6巻をもう一度頑張って読んでみようと決めた後期高齢者の爺である。