道標に従い海岸から山の方向へ、突然の山登りはつらいが頂の字がつく寺、覚悟はしていた。33段の女坂、42段の男坂、61段の厄除坂の石段を上がると仁王門がある。魔物を退散するという大草履が掛けられ、その奥に仁王が構えていた。