クマリを見ようとカトマンズを訪ねる度にクマルの館へ行くのだが見ることは出来なかった。クマリのお付きの女性にチップを渡すと見ることが出来ると聞いたが、誰がお付きの女性なのかわからない。そんな折、ガイドでもある我が友人ダス君から「今日の4時に顔を出すから」ということで彼と一緒に館に行った。
ダス君は、「今日は必ず見られる」と自信ありげでした。それは本当でした。
ダス君が大きな声を出すと続いて館の婆さんが声を出す。いかにもやり手風の婆さんの声です。すると直後、二階の窓からクマリが顔を出しました。
しっかりと顔を見ました。クマリは女神ということですが私には無邪気な子供にしか見えません。その間1分ほどでした。機会を作ってくれたダス君に感謝。
流石です。とは言えダス君の掛け声が本当に効いたかどうかは今も不明です。
『ネパール旅行 アルバム』より.2013.1