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当面は、「RPGツクールMV」をメインにします。

ツクるためのプログラミング概論【3】変数と関数

2016-05-03 18:51:38 | RPGツクールMV
さてみなさん。

今回は、ツクるのに役立ちそうな、プログラミングの基礎知識を語る会の第3回です。


■目次(予定)
【1】コンピュータの構成
【2】プログラムの構造
【3】変数と関数     (←今回)
【4】オブジェクト指向
【5】ブラウザの仕組み


■本編
【3】変数と関数

今回解説するのは、RPGツクールMVでいうと、「変数(へんすう)」ってヤツです。
同じ名前ですね。

もうひとつの「関数(かんすう)」は、RPGツクールMVでいうと、一応、「コモンイベント」のようなモノです。


▼変数

「変数」は、簡単に言うと、データを入れる入れ物です。

RPGツクールMVでは、基本的に数値を入れる入れ物です。

一般的なプログラミング言語では、数値だったり、文字だったり、データの集合体であったり、色んなモノを入れる事が出来ます。

Javaスクリプトでは、「var xxx」って書かれているのが、変数を新しく作る宣言です。
この「xxx」は、変数の名前です。
(変数には名前を付けて使います)

「変数」は、データの入れ物ですが、「変数」を使って計算する事も出来ます。

変数xと、変数yを作って、「y=x+3」とか出来ます。
この場合、「y」に「x+3」の結果が入ります。

中身が文字であれば、「y=x+’こんにちは’+’世界’」とかいう事も出来ます。
この場合、「x」の中身と、「こんにちは世界」っていう文字がくっつきます。

さらに、同じ変数に入れ直す事も出来ます。
「x=x+1」って書くと、一見するとループしているようですが、「x」が1増えます。


というわけで、「変数」は、データを入れる入れ物で、計算に使える……というモノです。


※もし、Javaスクリプトを見た事があるなら、「i++」という書き方を見た事があるかもしれません。
これは、変数「i」の値を1増やす……っていう事を表しています。
主に、ループの中で、ループ回数をカウントするために使用します。


※ちなみに、「=」は、同じである事を表す記号ではなく、右の値を左に入れる「代入」という事を表します。

※同じかどうかを判断する場合は、「==」と書きます。
(「==」は、if文で使用します)


▼関数

「関数」は、簡単に言うと、処理をまとめたモノです。

RPGツクールMVには、「関数」という名前のモノは無いですが、「コモンイベント」のようなモノをイメージして貰えれば、とりあえずはOKです。

……処理をまとめたモノという点では、とりあえずはOKなのですが、「関数」には、「引数(ひきすう)」と「戻り値(もどりち)」というモノがあります。

どういう事かと言うと、「関数」にデータを渡す事が出来ます。
それが、「引数」です。

「関数」を処理した結果、データが戻ってきます。
それが、「戻り値」です。

さて、「引数」もデータなので、変数を入れる事が出来ます。
また、「戻り値」もデータなので、計算式に、関数を含める事も出来ます。


Javaスクリプトでは、「関数名=function()」または「関数名=function(xxx)」って書いてあるモノが、沢山あると思います。
それが、関数です。
関数にも名前があります。

カッコの中に何かが書かれている場合、上の「xxx」のようなモノが、「引数」です。

関数内で、「return yyy」と書かれている「yyy」が、「戻り値」です。


……というわけで、「関数」を駆使してプログラミングをするのが、プログラマの腕の見せ所だったりします。


それでは~。

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