先日片付けをしていたら、ふとスクラップ記事を見つけました。
10年以上前から、ずっと気になって記憶にあったのですね。
和紙灯り作家の鎌田泰二先生。
家の設計の時、建築士さんをお連れしてギャラリーを観に行きました。
その大谷石蔵に灯る柔らかな照明が、とても印象に残りました。
職場で度々お見掛けしながらも、お声を掛ける勇気もなく…
春のギャラリー後、機会があり「灯り教室」を受講することに。
とても温厚で、素晴らしい作品を生み出す先生です。
こちらはご自宅の、生活の中の灯り。
中の球は「LUNA」。
外側は和紙の原料である、楮(こうぞ)を巻いています。
こちらが私の初作品。
紙の原料である楮を立体に漉きます。
既存のキューブの照明に対する
満月のような「LUNA」。
和らいだ、柔らかい空気を醸し出します。
ひとつ、小さい和室の壁掛け照明を作るのが目標です。
一日の出来事を振り返り、身体も心もクールダウンする
そんな時間と空間をつくりたいです。