皆さん、こんにちはー!
昌幸でーす!
さて今日は「【疑問】外側が合皮で内側は本革の靴…これ意味あるの?」
というテーマでお話していきます
これを読んだらオリ〇ンタル〇ラフィックさんに代表されるように内側が
豚革でできている靴メーカーさんはなぜ内側を豚革にしているのか?
が理解できます今回も先に結論言っちゃいます
結論:豚革は通気性に優れ経年劣化に強いので、ライニング素材として優れている
■ライニングとは
今、すごくさらっとライニングという聞きなれない言葉を使いましたが、
皆さん、この言葉ご存知でしたか?
さっきまで私内側という言葉を使用してきましたが、
靴の内側=ライニングといいます
具体的には下の写真を見たらわかりやすいと思いますが、
これはバレエシューズの内側を撮影した写真ですが、赤い斜線部分です
要は内側の足裏が触れる所以外のすべてです
■本革のイメージ
さて、ライニングになぜ本革を使用する必要があるのかですが…
少し話が脱線しますが皆さん、なぜ革靴は合成皮革の靴と比べても
値段はもちろん機能的にも優れていると言われているかご存知ですか?
私が売場でお客様と会話していてよく聞くイメージが、
①革は伸びるので足馴染みがよい
②高級感があり、モノとしてよい
①、②の声が圧倒的に多いです
でもですよもし、革の機能が①、②のみである場合、本日のテーマ
「なぜライニングが本革で外側が合成皮革という商品があるのか?」
という疑問が湧いてきませんか??
だって革が足馴染みがよいとはいえ外側に合成皮革がある以上、馴染むにも
限界がありそうですし、高級感があるという理由では内側だけに貼る意味が
ありませんよねつまり着目されている機能はそこではないわけです
■本革が合成皮革よりも優れている点は他にもあった
本革が合成皮革よりも優れている点(ライニングとして優秀な点)
・経年変化に強い
・通気性が良い
ライニングは足が触れる部分です
足が直に触れる分摩耗しやすいですし、湿気も多いです
そのため、本革の特性を活かすため、ライニングにも本革が使用されています
特に豚革は牛革と比べても軽くて通気性がよく耐摩耗性も優れていると
言われているので、オリ〇ンタル〇ラフィックさんなどは外側は合成皮革、
ライニングは豚革という靴を作られているんですね
■まとめ
①靴の内側の部分をライニングといいます
②本革は合成皮革と比べて通気性や経年劣化の面で優れている
③豚革は特にその機能が優れているためライニングに利用されることが多い
橋本商店でもライニングが革の靴はあるので、よかったら見ていって下さいね~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます