サカつくEUプレイ日記「トレントミラノ全面抗争編」。今日はそろそろ特集しておかないと怒られそうなトレントCalが誇るイングランドの至宝、ルーニーをピックアップしたいと思います。ルーニー!!
ルーニー FW/ENG 在籍期間:2012~(8年目) セリエA通算成績:221試合77得点49アシスト 個人タイトル:セリエA得点王1回(2014-2015)
ワンプレイで局面をガラリと変えられる選手。2011-2012シーズン途中にプレミアリーグの古豪マンチェスターからトレントCalに電撃移籍を果たしたルーニーは高い守備力を誇りながらも攻撃の局面で決定打に欠いてたトレントCalが待ち望んでいたファンタジスタと言えます。
イングランドではホール(前線と中盤の中間)と呼ばれる2トップの下がり目に位置したルーニーは古典的なトレントCalのカウンターアタックのフィニッシャーとしてはもちろん、攻撃の起点としても機能し、瞬く間にトレントCalのキングの座を戴冠。国内初タイトルとなるプライムカップをもたらすと、イングランド代表としてユーロインターナショナルカップを制覇。翌2012-2013シーズンには多彩なシュートパターンでリーグ2位の15ゴールマーク。また、鮮やかなスルーパスとクロスで味方ゴールを演出し、リーグ2位の8アシストをマーク。トレントCalのセリエA初優勝に貢献します。
リアルのウェイン・ルーニーは今シーズン、右サイドMFのC・ロナウドとの競演でマンチェスター・Uのプレミアリーグ優勝に貢献しましたが、トレントCalのルーニーもタイプは異なりますが右サイドMFのカーレンベルグと抜群のコンビネーションを発揮。カーレンベルグは2012-2013シーズンにMFながらセリエA得点王のタイトルを獲得しています。
2014-2015シーズンには17ゴールを挙げ、自身もセリエA得点王のタイトルを獲得しましたが、カペール監督就任後は年齢から来る衰えとタレントから組織へ方針変更した煽りを受け、2016-2017シーズンは18試合1ゴールと低迷。不動と言われたセコンドプンタのポジションをショーリーに奪われてしまいます。
チームはセリエA連覇を達成し、まさに黄金時代を築き上げる中、イングランド代表からも落選したルーニー。しかし、2017-2018シーズンは期待の若手スピアジオがスランプに陥り、アーセナルから加入したエスタシオも期待外れ。プリマプンタ(ファーストトップ)に再びショーリーが起用されるようになるとルーニーもレギュラーに復帰。全盛期のパスセンスこそ衰えましたが、決定力は健在で、2シーズンで21ゴールをマーク。代表復帰も果たし、イングランドの至宝は再び輝きを取り戻しました。
トレントCalでは成功を収めたルーニーですが、リアルではリネカーやガスコイン、オーウェンら国外リーグの門戸を叩いたイングランドの選手はいずれも目立った活躍はできてません。その理由のひとつにパブ(飲み屋)の不在が指摘されています(唯一の成功者と言えるのが、かつてサンプドリアでプレーしたプラット。パブにはほとんど行かないらしい)。体格的にも破天荒振りでもガスコインを彷彿とさせるリアルのウェイン・ルーニーも国外では真価を発揮できないかもしれません。もっとも、パブに行きそうにないベッカムもレアル・マドリーで決して成功を収めているとは言えないので、個人的にはいずれドーバー海峡を渡って欲しいと思います。
それにしても、サカつくEUのグラフィックは似てないですね。