先日、沖縄県議選で与党が過半数割れしたことについて福田首相は「残念だ。市町村合併が進んで(議席を)落としたところもあるし、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で高齢者から批判があったこともある。」とコメント。町村官房長官も同日午前の記者会見で「背景として同制度があったことは否定できない」と述べ、同制度が敗因と認めた。
元々この後期高齢者医療制度は小泉内閣の時に成立した制度で(2006年6月公布、2008年4月施行)、ある意味小泉元首相の負の遺産と言えますが、福田首相も安倍前首相も(次期は異なりますが)小泉内閣に携わっている上に一度は肯定している訳で、形式上とはいえ問責決議案を出されるのも致し方ないと思います。ただ、これが小泉元首相だったら構造改革と言うことでOKになりそうな気もします。実際既に成立してた訳ですし、、、。
それにしても問責決議を出された福田首相に「かわいそう。」とコメントした小泉元首相が続投しなくて本当によかったと思います。