サカつくEUプレイ日記・エピソード4「ヨーロッパ代理戦争編」に始める前にこれまでのトレントCalの軌跡を振り返って見たいと思います。今回はトレントCalがイタリア・セリエAを制圧し、再びヨーロッパ制覇に挑む姿を描いたエピソード3「トレントミラノ全面抗争編」です。
2018-2019(13年目)
・セリエA 優勝(5回目)
・プライムカップ ベスト4
・ヨーロピアンリーグ 準優勝
2年連続でセリエA得点王に輝いたトレントCalの貴公子ショーリー(写真)が開幕直前に全治1ヶ月の重傷を負った2018-2019シーズン。だが、ベテランのルーニーが昨シーズン後半から好調を維持し、ショーリーも驚異的な回復力で戦線に復帰。チームも首位を走るACミランをピッタリと追走。35節の直接対決に勝利して首位に浮上し、そのままラストスパート。鮮やかな逆転劇でセリエA4連覇を達成した。また、ヨーロピアンリーグも無敗でグループリーグを通過すると、決勝トーナメントでは自慢のカウンターアタックでアルゼンチンのD・マルドラド擁するブレーメンやバルセロナらポゼッション重視のクラブを次々と粉砕。初の決勝進出を果たした。しかし、リッカートの古巣フィエノールトとの決勝戦ではゴールを奪えずPK戦に突入。結果はルーニーとキャプテンのタラダリがPKを失敗し、準優勝。あと一歩のところでヨーロッパ制覇を逃してしまった。
2019-2020(14年目)
・セリエA 優勝(6回目)
・プライムカップ 優勝(3回目)
・ヨーロピアンリーグ ベスト16
10年間に渡りトレントCalのサイドに君臨したカーレンベルグ(写真中央)が引退を表明した2019-2020シーズン。ヨーロピアンリーグはベスト16で敗退したが、結果国内リーグ一本に集中できるようになり、クラブ史上最短の34節でユベントスとトリノに並ぶセリエA5連覇の快挙を達成。昨シーズン終盤からゴール欠乏症に陥ったショーリーに代わってセルティックから帰還したスピアジオ(写真左)がゴールを量産。単独でも突破できる新しい9番はセリエA得点王とヨーロッパ年間得点王を獲得。カーレンベルグも自身4度目のセリエAアシスト王に輝き、有終の美を飾った。
2020-2021(15年目)
・セリエA 優勝(7回目)
・プライムカップ 準優勝
・ヨーロピアンリーグ 優勝(初)
自ら仕掛けることもできたカーレンベルグの後継者が見つからず、攻撃はセットプレイ頼み。ショーリーが14ゴールをマークしてセリエA得点王の座に返り咲いたとはいえ、昨シーズンの得点王スピアジオは空砲が目立ち、ゴール数も減少。バンチを放出し、大型化に拍車がかかった最終ラインに象徴されるようにフィジカル一辺倒でトレントCal史上もっともつまらないと言われる2020-2021シーズンのチーム。しかし、セリエAでは若手主体のACミランを下し、前人未到の6連覇の偉業を達成。また、2度目の決勝進出を果たしたヨーロピアンリーグも得意のセットプレイで完封勝利。ミランとの全面抗争を制したトレントCalは悲願のヨーロピアンリーグ初優勝を成し遂げた。
という訳でザクっとではありますがこれまでのサカつくEUプレイ日記を振り返ってみました。エピソード4「ヨーロッパ代理戦争編」は近日公開予定です。