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天野喜孝×HYDE展[天命と背徳]に行って参りました

2013-10-25 00:33:37 | hyde:HYDE

ラフォーレ原宿で開催されてたときから何故大阪でやっていただけないのか!!と
地団駄踏んで(ふと今、地団駄ってナウなヤングに通じるんやろかと思ってしもた)待ってた甲斐がありました。




天野喜孝xHYDE展 [天命と背徳~NIPPON EVOLUTION~] official website



わたし、天野喜孝先生の25年来のファンなのです。
HYDEさんを知るずっと前…中学生のとき、田中芳樹先生の小説『アルスラーン戦記』に出逢い、
その挿絵をお描きになっていた天野喜孝先生のイラストに衝撃を受けました。

アルスラーン戦記〈1〉王都炎上 (角川文庫):Amazon.co.jp:本


それまでは年相応に少女漫画やアニメは見ていたし、それこそ同人活動的なことを始めた頃だったので、
色んな先生が描かれた絵に触れてた時期だったんですけど。
最初に天野先生の絵を拝見したときの強烈な衝撃は今でも覚えています。

わたしの貧相なボキャブラリーでは到底表現できないんですけど…
当時、わたしは天野先生を『イラストレーター』とは認識していませんでした。画家さんだと思っていた。
そこには、別に境界はないのかもしれませんが。
所謂「デフォルメ」された『イラスト』とは対極にあるものだと認識してました。
でも、
剣の柄、冠の彫金、ストールのフリンジなど、装飾品のディテールは気が遠くなるほど細かく描き込まれていて。
逆に、目を凝らして見ると人体…特に目、唇など顔の部分は、特徴的な線の多さ、細さによって、どことなく曖昧で。
そのギャップが、『リアル』と『ファンタジー』を同時に内在させているかのような。
写実のようで写実とも違う、でも抽象画でもない。

それこそが、『イラスト』なんだと、今になって思います。

ここ数年で、ああいうタッチのイラストってよく見かけるようになりましたし、
あんな線の漫画家さんも見かけるので、『イラスト』としての一ジャンルに定着したのかも知れません。

天野先生に出逢った当時のわたしは幼かったので、
先生の絵を、平たく表現すると、『難解』だと思ったんです。
子供のわたしには難しすぎて…
どうやって描かれているのか、ちょっと想像できないタッチというか。
線が細く多い部分と、太く強い部分。
重ねて何度も着色されている部分と、紙の色がそのまま、何も描かれてない部分。
でも、何十分見つめていても飽きない。どこがどうなってるんやろう?って、
ルーペを使ってでも見て、どこがどうなってるのか調べてみたくなるような、そんな絵。

とにかく、物凄く引力のある絵ですよね。

そんな天野先生の絵の力に魅せられて25年。
これまたわたしが20年近くファンさせていただいてるHYDEさんを、
天野先生がお描きになったと知った時の衝撃は、3億円宝くじ当たったより凄まじかったですね…
大阪開催が決まった瞬間に、多くのお友だちからお祝いの言葉をいただき(一人で延々騒いでたんで…)、
本日行って参りました。


もう…わたし、召されてもいいです…


そこは天国で、地獄で、天野ワールドここにありきって感じで、
そして、やはり、そこに描かれていた全ては紛れもなくHYDEさんだった。
このお二人の出逢いが運命でないならこの世界に運命などありませんよ…

テーマは非常に明解。
天使と悪魔。
善と悪。

それらが問いかけてくるのです。
目に見えているそれは本当にその姿をしているのか?と。
善と信じて疑わないものは本当に善なのか?と。

HYDEさんの哲学にずっと貫かれているものが、天野先生の描くHYDE像に可視化されたとでも言えばいいんでしょうか。
それらの持つ迫力と、作品の数の多さに、天野先生がどれほど強い衝動を持ってHYDEさんに向き合ったのかが、
訊かなくても充分伝わってきます。
とにかく、言葉が陳腐になるレベルです。

会場は広く、平日の就業中と言える時間だったので空いていたため、
本当に顔をくっつけて、先生の筆がどこからどう動かされたのか、
どの色を先に塗ったのかが分かるまで、思う存分凝視してきました。
心がお腹いっぱいになる感覚を、久しぶりに味わった至福の時間でした。
絵を描く方は特に見ていただきたい。あんなに間近で見ていいなんて機会なかなかないと思うので…

当日の撮影可作品はこれらでした。
















~NIPPON EVOLUTION~という副題が付いていますが、
水墨画は圧巻です。
光の表現が素晴らしすぎてチビるかと思いました(すいません)。

出来るなら期間中にもう一度伺いたいです。
是非ご来場下さいませ。

最後に。-THE HYDE-

2012-03-01 01:29:33 | hyde:HYDE

お読み下さった方々、ほんまにありがとうございました。
約一ヶ月かけて、ちまちま書き続けてきましたが、
感想を下さった方、ほんまに嬉しかったです。
目を通して下さった多くの方々、読みにくい文章ですみませんでした。
ありがとうございました。


わたしがこの本を、柩に入れてくれと家族に言うた理由が、
ここに書いたようなことを、
この本が感じさせてくれたからです。
また、この本について百人百様の捉え方があると思うんで、
その中のほんの一つとして、
へーそんな風に思うんかー
て思っていただけると幸いです。


わたしの座右の銘(笑)に、
「誰かの為に生きるということは、
 その誰かの為に何かを犠牲にすることじゃなく、
 その人が、わたしを誇りに思えるように、生きるということ」
てのがあって。

HYDEさんに、
俺もカッコええけど、俺のファンもカッコええやろ?
と思ってもらえたらいいなって。
そういう風に、生きたいなって。

そう考えたら、
もちろん彼らのライヴは全力で楽しむし、
それだけじゃなくて、
自分の人生を、カッコよく生きたいなって思ったんです。
全部を彼らに捧げて、それ以外は全くダメな人、じゃ、
誇りには思ってもらわれへんのちゃうかなって。


今は、何をするときも、
「こういう自分を、彼はファンとして誇りに思ってくれるやろうか?」
て考えることが、自分なりの「生きる基準」を作ってくれてます。


わたしは、
わたし以外のファンの皆様をカッコええと思ってるし、
その仲間に入れてもらえるんやったら、
それを誇りにできる。
いつか自分も、
誰かにそう思ってもらえるような、ファンの一人になれたらいいな、
と、思ってます。

Z -THE HYDE-

2012-03-01 00:12:59 | hyde:HYDE
※ご注意

・主観的内容です。

おkならどうぞ↓





















終章に、尖った感じの彼の言葉が綴られてる。

通して感じられるのは、「貪欲さ」。

純粋に、自分がやりたかったことって、憧れてきたことってどんなことなんやろう?
と考えたときに、
そこへは、自分はまだたどりついてないんやって、思ってはるんやね。


逆に、
これでいい
って思って欲しくないわたしらは、
もっと、もっとって、
彼が思っていてくれる間は、
その背中を追いかけ続けていられる。


20年かけて、彼が手に入れた、喜び。
それを、もっと見せつけて欲しい。
その喜びがどんなものなんか。
歌うことで。
演奏することで。
わたしらに、教えて欲しい。


世界中から、
we're proud of you.



Y:YOU -THE HYDE-

2012-03-01 00:08:00 | hyde:HYDE
※ご注意

・主観的内容です。
・一部引用している部分があります。

おkならどうぞ↓






















今、ここを書こうとして、
改めて読み返して、泣いてるわけなんやけども…(苦笑)


最初、2行目太字の文章を読んだときに、
なんというか、

「ああ、HYDEさんは、わたしらファンのことをわかってくれてる」

って思って。
そん時も泣いたんよね。
わかってくれてる、ファンを愛してくれてるんやなって、
この章を読んですごく思って。


L'Arc~en~Cielの歴史と一緒に歩んできたファンも、
離れていったファンも、最近好きになったファンもいるけど。
そういう人たちに対して、
彼らは、一人ひとりの手を握って「ありがとね」って言うわけにはいかんのやし、
また、
そういうふれあいみたいなものがファンサービスとしてあったとしても、
そういうことじゃ、ないと思うねん。

ミュージシャンである彼らが、
ミュージシャンの本分で、わたしらを喜ばせてくれることが、
結局、わたしらにとって、一番嬉しいことやんね。
L'Arc~en~Cielが、VAMPSが、
その活動で、
かっこいいものをわたしらに見せてくれて。
「ほら!L'Arc~en~Cielって、VAMPSって、かっこええやろ!?」
って、自慢できることが、一番、嬉しいやんね。

わたしらがそう思ってるってことを、
HYDEさんはわかってくれてるんやなって思ったら、泣けてしまって。
…今も泣いてるんやけど。


ここでエッチなMCについての話が挟まってて、
「も~(笑)」やけど(笑)HYDEさんらしすぎて。
L'Arc~en~CielのああいうMCは、わたしは好きやよ。
リーダーめっちゃイキイキし始めるし…(笑)

↓京セラドーム大阪初日のリーダー



最後の1ページ半は、涙なしには読めなくて。
184ページの下から8行目あたりの、
『バンドだけでやってても自分の想像したところにしか行けないと思うんだけど、…』
のくだりが、もう。

わたしがいつも、
HYDEさんに、L'Arc~en~Cielのみんなに、
「見たことのない景色をみせてくれてありがとう。
 これからも、あなたが見ているその世界に、わたしたちを連れて行って」
って、
お誕生日のときに、決まってツイートしていて。
彼らの見せてくれる世界は、ほんまに、わたしが見たことがない世界やから、
そう言うんやけど。
HYDEさんも、そういう風に思うことがあるんやなあって思ったらもう。


あと、
スキー場で『winter fall』がかかって…って話。
わたしは、その様子を想像して。
歌うカップルをじっと見つめる彼を、その背中を想像して、泣いた。


彼らを、彼を、愛してよかったって、
この章を読んだ多くの人が思ってるんちゃうかなって。
そういう、わたしらの思いは、届いてるなって。
変な意味じゃなくて、
ミュージシャンとファン、ていう関係性のなかで、
こんなに幸せな「両想い」があるんやな、って思った。


言葉で言いつくせない沢山の、「ありがとう」を、彼に。

X:X X X -THE HYDE-

2012-02-29 12:19:27 | hyde:HYDE
※ご注意

・主観的内容です。

おkならどうぞ↓
















男性が女性に魅力を感じる最低限のことが書かれてるなって思って(笑)
きっと理想は高いんだろうけど(ご本人にそのつもりがなくたって、ねぇ…)、
これはきっと最低限あるやろうな、と。


わたしは全く女子っぽさを持ち合わせていないので論外なんやけど、
友達に、
「女子っぽくはないけど、下品ではないよね」
って言うてもらえた時は、嬉しかった(笑)
あっ、それは、守るべきやなって思って。
多分見る人が見たらわたし下品なとこもあると思うから、
気をつけなアカンなって。
セクシーと下品も違うと思うし。
まぁわたしはセクシーでも何でもないんやけども(笑)


HYDEさんがちょっと前に、
「ライヴで観客の女の子と目が合った時、キメ顔になられるよりも、
 必死で変顔ぐらいのが俺は可愛いと思う」
って主旨の発言をされたときは、
ブサイク代表としては「HYDEさんありがとう…」でした(笑)
Zepp Osakaでウォーキングダイブ(って表現でいいのか)しはった時、
ほんま目の前で、人の手の平の上に立つHYDEさんを見たんやけど、
次にどこに踏み出そうかキョロキョロしはってて。
そん時目が合って、
「ふはっ」
て笑われた時はわたし相当ブサイクな顔で必死で手を伸ばしてたんやと思う…
この時ほど自分ブサイクでよかったって思ったことないですありがとうございます。
あれだけで一生強く生きていける…。
HYDEさんのクシャッてした笑顔…←落ち着け