後半です!
後半は短くなると思ってたのにそれどころじゃなかった!
ひとつ前の日記の続きです。まだお読みでない方はそちらから、どうぞ。
→L'Arc~en~Cielの曲を語りたい人に100の質問【1】
では、アルバム編、(・ω・)<いっくよーーーーーー!!!!!
Q59 1stアルバム「DUNE」を聴いた感想は?
初めて聴いたとき、「これが1stアルバムなん!?」と思った。
もうheavenlyが出た後聴いたと思うけど、
こんなクオリティ高い1stってあるんか!?っていう。
あと、『瞳に映るもの』の続き、みたいな、
『失われた眺め』が先に1stに収録されてたこと。
『失われた眺め』→『瞳に映るもの』の順に聴くことによって、
その幸せのかけがえのなさがより強く伝わってくる。
全体的に、退廃的で、アンニュイで、ダークなイメージ。
攻撃的と感じる曲が多くて。その頃は。
でも今聴くとその攻撃性は自己防衛の顕れとも思えるし、
繊細な詞がその攻撃性を婉曲にしてるイメージ。
近寄りがたさを感じる。孤高の芸術作品。
Q60 「DUNE」の中で一番好きな曲は?
強いて言えば『As If In A Dream』ですかね…。
この曲を聴いて上記のような感想を抱いた。
イントロの、遠くから少しずつ近づくように、
重なるように入ってくるギター、
そこからの即興的に聴こえるドラムとか、
L'Arc~en~Cielがつくる世界が目の前にぶわっと広がるような。
放射状に流れる、光や色…同じものは二度と見られない、
その美しさ、儚さ、過ぎて行く時を掴まえておくことができないやるせなさ、無力感、
そういう静かな哀しみみたいなのを感じる。
自分が行った初めてのL'Arc~en~Cielライヴ(2011年の京セラ)で
演ってもらえてテンション上がりすぎて記憶が飛びました。
Q61 2ndアルバム「Tierra」を聴いた感想は?
わたしの、L'Arc~en~Cielとのencounter作品なので、
衝撃的やったし、思い入れのある一枚。
一体どういうバンドなんやろうっていう、
聴いたことのない音楽に出会った気分だった。
父がギタリストだったし、ロックももちろん聴いてましたが、
自分の知ってる音楽とは違うかった。
まさに未確認生命体に出会ったぐらいの衝撃。
借りて帰ったカセットテープを何度も繰り返し聴いた。
Q62 「Tierra」の中で一番好きな曲は?
強いて言えば『風の行方』。
これもまさかライヴで聴けるなんて…
切ないギターの音色と、胸に迫る歌詞が好きです。
サビのメロディーで泣きそうになる。
こういうことってストレートに言えないでしょう。
これは、「自分」は言われてる側なんやけど、
hydeさんが歌うとき、完全に言ってる側になってて、
その切実な思いに心臓が握られるような気持ちにさせられる。
あと、家でヘビロテしてたのは『All Dead』だった。
Q63 3rdアルバム「heavenly」を聴いた感想は?
初めてL'Arc~en~Cielに出会ってから、
L'Arc~en~Cielって面白い(作る曲のバリエーションが多すぎて)と
思ってたけど、それから少し後に付き合い始めた彼氏が
大ファンだったのをきっかけにわたしも大好きになった。
彼は中坊当時にROCKETSのライヴに一回だけ行けたことを、
人生の自慢にしてました。今考えるとアホほど羨ましい。
で、その彼氏が持ってて、数々の蘊蓄を述べながら、
一生懸命わたしに聴かせてくれたアルバム。
おかげですっかりハマりました(笑)
とにかく家でひたすら流れてたので、
その彼氏と同棲し始めた頃のことを思い出す。
個人的にはとても纏まりがいいアルバムというか、
L'Arc~en~Cielはこんな曲が演れるっていうのを、
とても端的に、曲順もとても巧く纏められたアルバムというイメージ。
Q64 「heavenly」の中で一番好きな曲は?
『C'est La Vie』。当時カラオケでよく歌ってました。
何でもない日常の世界とか、
偶然出会う見知らぬ人々や出来事に対する「愛」に溢れてると感じる。
ただボーッと街を眺めていても、
何となく愛しい気持ちになると、
一人でいても、幸せな気分になる時ってあるけど、
わたしが個人的にそういう気分になるのが好きやからかも知れない。
そういう風に思いながら街を眺めてる人が他にもおるんや、
と思ったらなんかめちゃめちゃ嬉しくて。
そして間奏のkenちゃんギターがスキップしてるみたいなのが可愛い。
Q65 4thアルバム「True」を聴いた感想は?
こう何て言うか…完成度が高すぎて(コンポーネンツにしても曲順にしても)、
ここまでできる日本のバンドってないやろな、と思ったのを覚えてる。
とても美しいと思って。
ロックの音源に対して美しいって変かも知れんけど、
一曲一曲もそうやけど、この10曲が合わさった一作品が。
切なさに満ちてる。
切なさって時に美しくて、
その切なさをこれだけの形で表現できるということがすごいと思う。
リピートで聴いて気持ちいいアルバムが個人的に好きやから、
『Dearest Love』→『Fare Well』の繋がりもすごく好き。
Q66 「True」の中で一番好きな曲は?
これは…難しいっすね…
多分わたしが一番聴いてるL'Arc~en~Cielのアルバムやから、
ほんまに全曲好きなんですけど、
強いて挙げるなら『Good-Morning Hide』。
様々な憶測が飛び交ってましたが、
わたしは難解な詞が好きなので。
sakuraさんの(hydeさんを上回る)この難解具合には、
今でも聴きながらあーでもないこーでもないと…
そのあーでもないこーでもないが英語になってることと、
このテンポとメロディーによって、
サラッとドライに仕上がってるとこが好きです。
あとhydeさんの微妙な英語が可愛い(褒め言葉)。
Q67 5thアルバム「HEART」を聴いた感想は?
哀しさ、愛しさ、悔しさとか決意、
そういう、まさに、「心」が詰まった一枚。
もう一度うまれたL'Arc~en~Cielが踏み出した一歩、
それがどんなに重い意味を持っていて、
それをどうやって表現したかったのか、
その答えは多分この中にある、その時の彼らの答えが。
そんな風に思って聴いてた。
Q68 「HEART」の中で一番好きな曲は?
一番は『虹』。については前述した通り。
付け加えて、hydeさんの詞が、
世界の不条理に対する「少年」のやるせなさや痛みを、
切々と歌い上げているところ。
それでも、そんな「あなた」を、ちゃんと愛している人がいるから、
どんなに辛くても、その辛さはいつかきっと、
未来へと続いてるから、大丈夫だから。
そんな風に、誰かに、届くことを願って…切に願って歌っているように聴こえて。
わたしも色々ありましたし(苦笑)、これを聴いて胸を打たれるみんなが、
それぞれに、色々あったと思うんですけど。
みんながその、それぞれの色々を、
この曲を聴くことで思い返しながら、
ほんまにそうやなあって、あんなに辛いこともあったけど、
(もしかしたら今の時点でも辛い人もいると思うけど)
それでも、止まない雨はないって、ほんまに思わせてくれる。
この曲の力ってほんまにすばらしいですよね。
Q69 6thアルバム「ark」を聴いた感想は?
まず『forbidden lover』で始まるとこがもう、
まるで映画のようなL'Arc~en~Cielのこのアルバムの世界に、
一気に引き込まれる。
全体的には、ちょっとスパイシーというか、
上がる曲もあるけどちょっと大人のイメージ。
大好きな曲がたたみかけてくるので、
一枚を聴き入ってしまって時間が経つのを忘れる。
Q70 「ark」の中で一番好きな曲は?
『Butterfly's Sleep』。
このアルバム出たときってセールス的に絶頂期じゃないですか。
その時に、この曲を演れるのがL'Arc~en~Cielやなあと。
マスに受けるかといったらそうじゃないと思うんですよ。
でも、L'Arc~en~Cielらしさというか…このミステリアスでドラマチックなアレンジとか、
そこにこの詞で、それをこんだけかっこよく歌えて。
他のバンドにはできひんやろなあと思って。
激しい恋の詞、hydeさんの力強い低音に存分に酔いしれることができる曲。
Q71 7thアルバム「ray」を聴いた感想は?
arcよりも、ちょっとやんちゃで皮肉、ってイメージ。
『死の灰』→『It's the End』の繋がり方とか。
そもそも一曲目に『死の灰』…すごいタイトル(笑)
でもこれが『いばらの涙』→『the silver shining』で終わるのが、
スーッとcalm downして行くとこが好き。
そこからのリピートの繋がり方も好きです。
シングルになってない曲のかっこよさ個人的ナンバーワン。
Q72 「ray」の中で一番好きな曲は?
あああ難しい…『いばらの涙』は後で語らせてもらいます。
『Sell my Soul』かな…ピアノ弾きですからピアノイントロの曲はほんま好きですが、
Aメロの頭打ちドラムのリズムと、軽やかなギター、歌うベースが絡み合って、
そこにヴォーカル…低音・高音・ファルセットを自在に操る、
そのバランスが最高で。
ライヴでのあのフォーメーションもね…もう最高ですよね…
片想い…ではないのかもしれへんけど、
好きで好きで、自分のその募る想いがうまく伝わらなかったり、
相手に同じように想ってもらえない(恋愛はいつだってそうですが)時の、
もどかしい気持ちとか、それがとてもメロウに表現されてて好き。
あの終わり方も好きです。最後の歌とピアノ。
Q73 8thアルバム「REAL」を聴いた感想は?
実は好きなアルバムベスト3に入る(その3つの中でナンバーワンは選べなかったりするんですけど)。
この何と言うか…ドライで、クールな時のL'Arc~en~Cielが、
逆に生々しいところが。
『Get Out from the Shell』から始まる、暗くて底知れない、
それでも逆らえない迫力とか。
『The Nepenthes』にしても。
綺麗事より生々しさが好きなので。
飾られた表面の奥に見え隠れする本音の部分が見たいと思うし、
あんなときに出たアルバムだからこその表現が、
そのクオリティがものすごく高くて好き。
個人的に、L'Arc~en~Cielはここで一つの完成形を産み出したと思ってる。
そこからまた進化していくわけやけど、
このアルバムにおける、技術的な面とか表現力って、
ある一つの頂点なんじゃないかと。
Q74 「REAL」の中で一番好きな曲は?
悩むけど『bravery』。
イントロの、囁きかけるようなベースに泣きそうになる。
歌い出しの詞は、真理やなあと思う。
ゆったりと揺れるようなリズムのドラム、メロディーを奏でるベース、
きらきらと刻まれるギター、
そしてこの詞を…tetsuyaさんが書いたこの詞を、
hydeさんがこれだけの情感をもって歌っているところに、
わたしは無条件で泣かされる。
この曲を聴いたとき、わたしは何も言わなくていいんやと思った。
何も言わず、ただ、彼らを、彼らのつくる音楽を愛していけばいいって。
変かも知れんけど、すごく安心したんです。
L'Arc~en~Cielを好きになってよかったって、
心から思わせてくれる曲。
Q75 9thアルバム「SMILE」を聴いた感想は?
どれがシングルになってもいいアルバムのような…ある意味ベスト盤的な雰囲気すらする。
REALで一旦完成したL'Arc~en~Cielが、最初に見せた進化形としての、
「深さ」を感じる。音と声に。
『接吻』の唸るようなギターとベースの入り方がセクシーすぎてクラクラするぐらい好き。
目に見えない、静かな、
ただ、胸のうちに秘めた激しさみたいなものがある気がする。
Q76 「SMILE」の中で一番好きな曲は?
『永遠』。
三連符が好きなんですよ…まずこのリズム。
「波が寄せては返す」ような、クレッシェンドとミュートを細かく繰り返すギターとベース。
幸せなラブソング、というよりは、
個人的に、どこかこう…盲目的な、
極端なこと言うなら『Taste Of Love』をかなり婉曲に表現したような、
そういう思い詰めた感じみたいなのがある気がする。
穏やかな愛の奥に潜む狂気というか、
その部分に惹かれる。
そんな風に愛されたい願望があるので(笑)
Q77 10thアルバム「AWAKE」を聴いた感想は?
L'Arc~en~Cielに出戻り(笑)した時、
一番に買ったアルバム。
離れていたとき、わたしの目を醒ますように、
そのかっこよさを見せつけてくれた『New World』が欲しかったから。
宗教観が強く顕れてるとかよく言われますし、
結構好き嫌いが分かれるアルバムなのかな?
わたしは好きです。
この頃の、少しざらついた感じのhydeさんの声とか。
音には深みに加えて広がりがあって、
独特の、このアルバムの世界に誘われて行くよう。
『Trust』とか。暗い、海の水の下から、遠い水面の光を眺めてるような。
打ち込みの使い方も好き。重い音の。
Q78 「AWAKE」の中で一番好きな曲は?
ここでは『twinkle,twinkle』で。
これを聴くと、hydeさんが綱渡りをするように、
両腕を広げて、天の川の上を歩く姿、が浮かぶんです…真面目に言うてるんで笑わないで下さい(笑)
ken詞がとても素敵。
毛布で包み込んでくれるような、
不安の入り込む隙などないような愛。
「全ての愛で Lost yourself in happiness」ですよ!?
どんなに悲しいことが起きたって、
僕がちゃんとここで愛しているから、何も心配すんな、
って言われてるようなね…。
一時期この曲ヘビロテでした。安眠ソングだった。
Q79 11thアルバム「KISS」を聴いた感想は?
前述のような経緯でL'Arc~en~Cielに出戻りしたときの最新アルバム(笑)
だからね109騒ぎも知らなかったんですよなんという失態…
このような失態を二度と繰り返さないために、
好きなもんは好きやとこれからは開き直って生きていきます。
第一印象は、やっぱりL'Arc~en~Cielってすげーなっていう。
それこそ曲の、音のバリエーションが、触れ幅がもう左右だけじゃなくて3Dぐらいの。
でも、ちゃんと、L'Arc~en~Cielなんですよ。どの曲も。
『SEVENTH HEAVEN』から始まって…この突き抜けた感じ、
踊れる曲好きは最初からテンション持っていかれる(笑)
全体的に、愛に満ちてるなあと。
恋愛というか、一点にベクトルの向かう愛じゃなくて、
自分を取り囲む日常とか、世界とか、そういうものに対する愛。
聴き終わって、心があったかくなるアルバム。
Q80 「KISS」の中で一番好きな曲は?
敢えて『ALONE EN LA VIDA』。
何種類もギターの音色が、物悲しく美しく重なりあうところ。
生きるということ、生き続けていくということの、
無常感を、冷徹に表現した詞やと思う。
この曲の詞が好きで、これもよくヘビロテで聴いてた。
一言一言を噛み締めるように。
人生を生きるということはとても、辛かったり、痛かったり、悲しかったりするけど、
それでも、「貴方と出逢えてよかった それで十分」と言える、その強さ。
どれほどの悲しみに打たれても、その悲しみに引き換えても余りあると、肯定できる強さ。
大サビ前の、地を踏みしめて進む歩みのようなマーチングドラムに、
静かで、確かな強さを感じる。
Q81 12thアルバム「BUTTERFLY」を聴いた感想は?
一本の戯曲。
通して聴いて度肝を抜かれた。完璧な曲の繋がり。
何年も前にリリースされた作品が混ざりながら、
一曲目から最後の曲までが、こんなにストーリーになってるアルバムは他に知らない。
ストーリーにしようと思って作られたアルバムよりすごいことでしょ?
駆け引きの恋、
恋の切なさ、
好きだけどさよならしなきゃならない辛さ、
そこから明日へ向かっていく一歩、
その一歩が実を結ぶまでの道のり、
その道のりで味わう無常感、
そこに待ち受ける試練、
その試練のなかにある小さな希望、
その希望を照らす光、
光を受けて進む新しい世界、
その世界が生み出し育む命。
これが、この一枚のストーリーやと個人的に思いながら聴いてる。
Q82 「BUTTERFLY」の中で一番好きな曲は?
ここでは『Bye Bye』で。
幻の音源でもあったので、このアルバムの最終チェック生中継で聴いたとき、
ついに来たという感動に涙腺が崩壊して最後まで泣いてた。
頭打ちドラムの、歩くようなリズム。
ドラマガでのyukihiroさんのインタビューで、この曲のドラムについて語ってはるのを読んで、
改めて、L'Arc~en~Cielの類稀な感性を、yukihiroさんの理論が支えてるんや、
と思い知らされて、感動して震えました。
この詞では、好きな人が離れて行くのを、
離ればなれって怖かったり、不安?ってききながら、
ほんまは自分がそうやねんけど、
そうとは見せずに、君なら大丈夫、って背中を押してるように聴こえる。
その、自分の気持ちを見せないようにして相手を励ましてる感に泣く。
今のhydeさんの声で収録されたことで、
優しくて切ない雰囲気がより強くなってる印象。
Q83 好きなラルクの曲ベスト1は?
不動のマイベストは『SHINE』。
…については書いたので、ここでは、『あなた』。
2011年のラピニュ、わたしは参観(笑)することができなくて、
行くの決まってるフォロワーさんに「魂預けます!」って言うたら、
「じゃあ好きな曲を一曲教えて、もしそれを演ってくれたら、
かいらたんのこと念じるから!魂飛ばしてあげるから!」
と言うてくれたので、
「じゃあ『あなた』で!!」と答えたんです。
家でネット中継見てたら一曲目で…その時のわたしの号泣っぷりはもう。
正月早々パソコンの前に正座して泣いてる娘を親は本気で訝しがってました。
家族を亡くした経験のある人には、
この曲はとても大きな意味を持つと思う。
歌い出しの詞の通り、静かな夜の窓辺で、
柔らかい月の光と、穏やかな風を受けながら、
遠く離れた愛する人を想って、素直な気持ちになる。
そういうかけがえのない温かさに溢れてる。
Aメロの優しいギターの音色に揺られる心地よさ、
A'で入ってくるリズム隊がそれをしっかりと支えてくれる。
国内の、海外のライヴで、
お客さんが合唱するシーンは何度も見てきたし、
その度に感動して泣いてたんですけど、
MSGのあの合唱の時は、さらに違う感動で立てないくらい泣きました。
(詳しくはMSG感想の日記をご覧ください)
Q84 好きなラルクの曲ベスト2は?
わたしをL'Arc~en~Cielに引き戻してくれた『New World』ですが前述したので、
『いばらの涙』。
イントロのギターとハイハットに、
hydeさんの「ah…」が重なって来るところで既に魂を持っていかれる。
オリジナルもさることながら、
今回のワールドツアー一曲目で演ってるアレンジが好きで好きで、
MSGのDVDに音源を付けてくれたことにはほんまに感謝しています。
細やかに、軽やかに奏でられるピアノイントロ、
そこに舞い降りるように重なるヴォーカル。
「誓いを浮かべた」の直後に入ってくるベースが、その一音がめちゃくちゃかっこいい…!
この曲も、L'Arc~en~Cielにしかできない表現をわたしたちに見せつけてくれる曲。
荊というモチーフ、詞の内容から、
争いを生み出す歴史にに抗うことができず翻弄される人々の運命を嘆いてるように聴こえる。
ラスト大サビに向かうギターソロの鬼気迫る音、
強い祈り、深い悲しみ。
ライヴで生で聴く迫力は、言葉では言い表せない感動をくれる。
Q85 好きなラルクの曲ベスト3は?
わたしがhydeさんにフォーリンラブした『flower』ですが前述したので、
『未来世界』。
これは…これを聴いた瞬間、わたしの中で、
L'Arc~en~Cielは、他のバンドが決して行くことができない高みというか、
頂点というか、そこまで行ったなって思ったんです…どう言えばいいのかな…
この曲をバンドで演れるっていうのが。
kenちゃんが、作ったときにバンドサウンドは無理やろって思ったけど、
いや、バンドサウンドで、ってhydeさんに言われて、
yukihiroさんがドラムを打った瞬間、バンドサウンドでのイメージがパアッて開けて、
みたいなことをおっしゃったのを読んで、
この四人の力というか…化学反応ってほんまにすごいなと。
しつこく言ってますが父親ソングが大好きなので、
まさに過ぎて泣いて、さらに間奏のtetsuyaさんベースとyukihiroさんドラムに号泣して…
この曲、まだ赤ちゃんでぐずってる姪っ子と3歳の甥っ子に、試しに聴かせたことがあるんです。
そしたら、姪っ子が突然泣き止んで(笑)そのあと、すやすや眠っちゃって。
甥っ子は興味を示して、「だれのおうた?」ってきくので、
「はいど」て教えたら「はいど~!はいどのおうた~!」って喜んで(笑)
間奏のとこで「はいど、おうたうたってないよ?おわっちゃった?この、どーん、どーん、ってなあに?」
って言うから「これは、ゆっきーのたいこ」って教えて。
「ゆっきーのたいこー!どーん、どーん」って真似するんですよ。
曲が終わったら「もっかい、もっかい!」と何度もねだるので、
聴かせたら「はいどまたおうたうたってるよ~」
もうね…わたしは泣いて泣いて(笑)
「なんでないてるのー?よしよし」って逆に慰められました。
Q86 好きなラルクの曲ベスト4は?
『さようなら』。
これはシングルで繰り返し『flower』を聴いてるうちに、
『flower』より再生回数が多くなってた。
多分わたしが聴いてるL'Arc~en~Cielの再生回数では一二を争うと思う。
当時ずっと家でかけてました。その頃のことを思い出す。
若かったので、いくつかの別れもあったし…その別れをこんな風に、
愛をもって決断することができる人って、
ほんとはとても優しい人なんやろうな、って思った記憶がある。
究極の愛というか。
『Bye Bye』の原型はこれだと思ってる。
好きすぎて耳コピしてピアノ弾き語りをしてます。
めちゃくちゃ下手くそですがYouTubeに上げているのでよかったら…
イントロのアコギにエレキが重なって入ってくるところが好き。
打ち込みの音とsakuraさんのドラムが不思議な融合をしてて、
メロウでとても美しい。切ないけど優しくなれる曲。
Q87 好きなラルクの曲ベスト5は?
『Dearest Love』。
繰り返しになりますが三連符が好きで…
イントロのない歌い出し、光がまたたくようなギター、
Aメロ後の部分でhydeさんがスキャットを歌って、
楽器隊が全部入るところ。
とても真っ直ぐな声。この曲を歌うhydeさんのビブラートがすごく好き。
大切にしたいのに、壊れてしまうもの、
形を変えてしまうものに対する想いがストレートに突き刺さる。
激しさと柔らかさが交錯するメロディー。
オリジナルの音源ももちろん大好きですが、
この曲を、
今のhydeさんの声で聴いてみたいと思う。
ライヴで、今、聴けたらすごく素敵だと思いません?
Q88 一番好きなラルクのアルバムは?
選べないんですよね…
ベスト3で、『True』『REAL』『BUTTERFLY』で許してください(笑)
ほんとに全部好きですけど、思い入れというか、そういう意味で。
Q89 ラルクのベストアルバムは買ってる?
案外買ってた(笑)
『The Best of L'Arc-en-Ciel 1994-1998』
『The Best of L'Arc-en-Ciel 1998-2000』
『QUADRINITY MEMBERS BEST SELECTION』
『L'Arc-en-Ciel TWENITY 1991-1996』
『L'Arc-en-Ciel TWENITY 1997-1999』
『L'Arc-en-Ciel TWENITY 2000-2010』
『World's Best Selection』
Q90 ラルクのライブには行く?
行きます。大阪は全公演行きます。
わたしは現在社会人大学生なので遠征ができない事情があるので、
とにかく地元は行く。
先に述べた通り、やっと2011年にL'Arc~en~Cielのライヴに行けた身の上なので。
2011年12月の京セラドーム2日間、
2012年5月のUSJ2日間に行きました。
tetsuyaさんの衣装を真似して臨んだ京セラドームでは、初日、
フランスで放映されるL'Arc~en~Cielのワールドツアー前宣伝番組のカメラクルーさんがいて、
そうとは知らず調子に乗ってカメラにイエエエエエイ!!!ってやったら3秒ぐらい映ってた…
初ライヴでL'Arc~en~Cielと共演フランスデビュー!!!
などと周りに茶化されほんまにいたたまれないというかもうほんまにごめんなさい…いい大人が…
それでもL'Arc~en~Cielの番組に出られたことはたとえ3秒でも一生の思い出です。
あと、わたしは絵を描きますが、
めちゃくちゃ汚いんですけど描くのが早いので、
せっかくやから会場で会えたツイッターのフォロワーの皆様に、
名刺がわりにその場でリクエストされたL'Arc~en~Cielのメンバー様のイラストを描いて渡す、
というのを始めたのがこの時で。
それ以来恒例になったんですけど、
そうやって会いに来て下さる方がすごくたくさんいて。
京セラでは2日間で40枚ちょっと、
USJでは2日間で60枚ちょっと描かせていただきました。
お陰でこんなコミュ障のわたしでも、
仲良くして下さる方がすごくたくさんいて下さるんです。
大人になって、友達って、なかなかできひんと思うんですけど、
L'Arc~en~Cielが、連れてきてくれたんですよね。
個人的なそういうエピソードもあります。
Q91 ラルクのライブDVDは買ってる?
過去のものは追いついてませんが…
『WORLD TOUR 2012 at MADISON SQUARE GARDEN』
『20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVEat 国立競技場』
は買いました。
全作品集めたいと思ってます。
わたしは彼らを、ファンの一人として誇りに思っているので、
その姿を残しておきたい。
どんな形であれわたしたちは、いつか、彼らに会えなくなる日が来る。
それは悲しいことで想像したくないけど、必ず来るんです。
わたしは死ぬまで、彼らを誇りに思い続けるやろうし、
彼らの作り上げた世界の一つ一つを、
また、自分が行けたライヴを、誇りに思うやろう。
年老いた後、若かった自分が愛したものを、その日々を、
大切に思い返すためにも、持っていたいと思う。
Q92 ラルクのライブ写真集は買ってる?
残念ながら…今となっては手に入らないものばかりですよね…
いつか稼いでお金にものを言わせることが出来るようになったら、
それこそプレミアをものともせず買いたいですね(笑)
Q93 ラルクのライブをどう思う?
色んなとこで書いてますがわたし無駄に箱入りだったもんで、
ライヴに行くようになったのってかなり大人になってからなんです。
だからライヴの良さって分かってなかった。
他のアーティストのライヴの経験の方が先にあったけど、
L'Arc~en~Cielのライヴには、それらでは感じることのなかったものを感じたんです。
わたしはそれを『ライヴの奇跡』って呼んでるんですけど。
ここまで書いてきたように、色んな曲に、色んな思い入れがある。
それはファンのみんながそうだと思うんですね。それぞれの思い入れがある曲があって。
それをね、ライヴで聴けたときのあの感動。
L'Arc~en~Cielは持っている曲の数がめちゃくちゃ多いバンドやから、
その、思い入れのある一曲を、やってくれるかくれないか、みたいなのあるわけじゃないですか。
ライヴ定番曲になってない曲ならなおさら、聴けるのはなかなかの運が必要だったりするわけで。
それをライヴで聴けたとき、大袈裟じゃなく、
ああ、この時のために今までがあった、
ってほんまに思わせてくれるんですよ。
生きてれば色々あって、それこそもう、
生きてるのがいやになったり、
なんで生きてんねやろ、そんな必要あんねやろか、
て思うことだって一度や二度じゃない、
わたしは、みんな、そうやと思うんです。
でも、そんな辛かった日々が、
今のこの瞬間に繋がってた、
わたしをこの時まで運んでくれた、
そう思えたんです。
わたしたちのそんな思いは、彼らの預かり知るところではないんやけど、
だからこその、その奇跡というか。
それを味わうことができるから、
もしまだ、L'Arc~en~Cielのライヴに行ったことのない人がいたら、
絶対に行って欲しい。心からそう思います。
Q94 ラルクを象徴するシングルといえば?
『瞳の住人』かな。
タイトルナンバーも前述のとおり大好きですが、
カップリングで一人ずつ『READY STEADY GO』を歌ってらっしゃるのが、
めっちゃ好きでこのシングルほんとよくリピートしてました。
驚きますよね。歌っちゃうの!?っていうのと。
上手いんですよね全員(笑)こんなバンド他にないでしょ、絶対。
Q95 ラルクを象徴するアルバムといえば?
象徴…やっぱり今現在のL'Arc~en~Cielのかっこよさが一番味わえる、
『BUTTERFLY』。
Q96 ラルクの新曲が楽しみ?
もちろんです!!
いつだって、見たことのない世界を見せてくれるから。
Q97 ラルクの新曲に期待することは?
おかしいかも知れませんが、
タイアップとか特になくていいって思ってる…ですかね(笑)
それが嫌だって意味じゃないんですよ、
タイアップ曲も全部好きなんですけど。
なんか、うん。なくても、多分伝わるから。
Q98 ラルクのニューアルバムが楽しみ?
もちろんです!!!!!!
待つのには慣れてます!(笑)いつまでだって待ってます!
Q99 ラルクのニューアルバムに期待することは?
L'Arc~en~Cielを、新しいL'Arc~en~Cielで越えていって欲しいと思う。
それはめちゃめちゃ難しいことやと思います。
L'Arc~en~Cielってすごすぎるバンドやから。
だけど、それが出来るのが彼らの持つ力やと思うし、
そんな意気込みでいつだって、苦しみながら曲をつくっておられるのも知ってるので、
それを期待しないことは逆に失礼やと思う。
待ってます。納得の行くものをつくってください。
Q100 ラルクへのメッセージは?
あのね、今の日本の音楽業界の、
アルバム=ツアー って形はわたし、違うと思ってるんですね。
なんかこう、アルバム出さなきゃツアーできないみたいなノリあるじゃないですか。
実際そうじゃないのもあるんやろけど、
ニューリリースなかったらテレビ出られないとか、
ニューアルバムなかったら全国ツアーできひんみたいな。
それ以外は、なんかメモリアルじゃないと全国回れへんみたいな。
なんかねー、それがこの、日本の音楽が消費されては消えていく、
その現象の片棒担いでるんちゃうかと思ってるんです。
だからね、
アルバムなくても全国回っちゃって下さい、て思ってる。
これは、L'Arc~en~Cielだけに限ったことじゃないんですけど。
新しいものがなければその分話題性に欠けると言うなら、
動員少ない会場でもいいじゃないっすか、もっと音楽を聴かせて欲しい。
L'Arc~en~Cielには、こんなに多くの素晴らしい楽曲があるんやから、
それを生で聴いたことがない人たちに、届けてあげて欲しいです。
日本だけじゃなく。世界にも。
あと、個人的意見なんですが、
日本の音楽って、他の国にはない種類の美しさがあると思ってるんです。
そんな洋楽めっちゃ詳しい訳じゃないんですけど、
日本人の耳って繊細やなあと思うんです。
打ち込みと生演奏のバランスの良さって、結構他にないと思うんですよ。
そのクオリティの高さを持つ日本の音楽の中で、
群を抜いてるL'Arc~en~Cielが、
日本の音楽を、世界の中で、牽引していって欲しいなあって、願ってます。
世界に出ていける日本のアーティストって限られてる。
そんな中で、確かな楽曲のクオリティと演奏の技術を持っていて、
世界に影響を及ぼせるのって、わたしはL'Arc~en~Cielしかいないと思ってるんです。
だからどうか。
世界に出ていくことがどれほど大変なことなのか、わたしはただのファンやから分かってないと思うし、
言うだけは簡単やってお叱りを受けるかも知らないんですけど、どうか。
届けてあげてください。
あなたたちをまだ知らない人に。
まだ、その目で、その耳で、あなたたちに出会えていない人たちに、
その輝きを届けてあげて欲しいです。
L'Arc~en~Cielの架ける虹が、ほんとうに世界をつないで、
遠く、隅々まで届いて行く日を夢見ています。
後半は短くなると思ってたのにそれどころじゃなかった!
ひとつ前の日記の続きです。まだお読みでない方はそちらから、どうぞ。
→L'Arc~en~Cielの曲を語りたい人に100の質問【1】
では、アルバム編、(・ω・)<いっくよーーーーーー!!!!!
Q59 1stアルバム「DUNE」を聴いた感想は?
初めて聴いたとき、「これが1stアルバムなん!?」と思った。
もうheavenlyが出た後聴いたと思うけど、
こんなクオリティ高い1stってあるんか!?っていう。
あと、『瞳に映るもの』の続き、みたいな、
『失われた眺め』が先に1stに収録されてたこと。
『失われた眺め』→『瞳に映るもの』の順に聴くことによって、
その幸せのかけがえのなさがより強く伝わってくる。
全体的に、退廃的で、アンニュイで、ダークなイメージ。
攻撃的と感じる曲が多くて。その頃は。
でも今聴くとその攻撃性は自己防衛の顕れとも思えるし、
繊細な詞がその攻撃性を婉曲にしてるイメージ。
近寄りがたさを感じる。孤高の芸術作品。
Q60 「DUNE」の中で一番好きな曲は?
強いて言えば『As If In A Dream』ですかね…。
この曲を聴いて上記のような感想を抱いた。
イントロの、遠くから少しずつ近づくように、
重なるように入ってくるギター、
そこからの即興的に聴こえるドラムとか、
L'Arc~en~Cielがつくる世界が目の前にぶわっと広がるような。
放射状に流れる、光や色…同じものは二度と見られない、
その美しさ、儚さ、過ぎて行く時を掴まえておくことができないやるせなさ、無力感、
そういう静かな哀しみみたいなのを感じる。
自分が行った初めてのL'Arc~en~Cielライヴ(2011年の京セラ)で
演ってもらえてテンション上がりすぎて記憶が飛びました。
Q61 2ndアルバム「Tierra」を聴いた感想は?
わたしの、L'Arc~en~Cielとのencounter作品なので、
衝撃的やったし、思い入れのある一枚。
一体どういうバンドなんやろうっていう、
聴いたことのない音楽に出会った気分だった。
父がギタリストだったし、ロックももちろん聴いてましたが、
自分の知ってる音楽とは違うかった。
まさに未確認生命体に出会ったぐらいの衝撃。
借りて帰ったカセットテープを何度も繰り返し聴いた。
Q62 「Tierra」の中で一番好きな曲は?
強いて言えば『風の行方』。
これもまさかライヴで聴けるなんて…
切ないギターの音色と、胸に迫る歌詞が好きです。
サビのメロディーで泣きそうになる。
こういうことってストレートに言えないでしょう。
これは、「自分」は言われてる側なんやけど、
hydeさんが歌うとき、完全に言ってる側になってて、
その切実な思いに心臓が握られるような気持ちにさせられる。
あと、家でヘビロテしてたのは『All Dead』だった。
Q63 3rdアルバム「heavenly」を聴いた感想は?
初めてL'Arc~en~Cielに出会ってから、
L'Arc~en~Cielって面白い(作る曲のバリエーションが多すぎて)と
思ってたけど、それから少し後に付き合い始めた彼氏が
大ファンだったのをきっかけにわたしも大好きになった。
彼は中坊当時にROCKETSのライヴに一回だけ行けたことを、
人生の自慢にしてました。今考えるとアホほど羨ましい。
で、その彼氏が持ってて、数々の蘊蓄を述べながら、
一生懸命わたしに聴かせてくれたアルバム。
おかげですっかりハマりました(笑)
とにかく家でひたすら流れてたので、
その彼氏と同棲し始めた頃のことを思い出す。
個人的にはとても纏まりがいいアルバムというか、
L'Arc~en~Cielはこんな曲が演れるっていうのを、
とても端的に、曲順もとても巧く纏められたアルバムというイメージ。
Q64 「heavenly」の中で一番好きな曲は?
『C'est La Vie』。当時カラオケでよく歌ってました。
何でもない日常の世界とか、
偶然出会う見知らぬ人々や出来事に対する「愛」に溢れてると感じる。
ただボーッと街を眺めていても、
何となく愛しい気持ちになると、
一人でいても、幸せな気分になる時ってあるけど、
わたしが個人的にそういう気分になるのが好きやからかも知れない。
そういう風に思いながら街を眺めてる人が他にもおるんや、
と思ったらなんかめちゃめちゃ嬉しくて。
そして間奏のkenちゃんギターがスキップしてるみたいなのが可愛い。
Q65 4thアルバム「True」を聴いた感想は?
こう何て言うか…完成度が高すぎて(コンポーネンツにしても曲順にしても)、
ここまでできる日本のバンドってないやろな、と思ったのを覚えてる。
とても美しいと思って。
ロックの音源に対して美しいって変かも知れんけど、
一曲一曲もそうやけど、この10曲が合わさった一作品が。
切なさに満ちてる。
切なさって時に美しくて、
その切なさをこれだけの形で表現できるということがすごいと思う。
リピートで聴いて気持ちいいアルバムが個人的に好きやから、
『Dearest Love』→『Fare Well』の繋がりもすごく好き。
Q66 「True」の中で一番好きな曲は?
これは…難しいっすね…
多分わたしが一番聴いてるL'Arc~en~Cielのアルバムやから、
ほんまに全曲好きなんですけど、
強いて挙げるなら『Good-Morning Hide』。
様々な憶測が飛び交ってましたが、
わたしは難解な詞が好きなので。
sakuraさんの(hydeさんを上回る)この難解具合には、
今でも聴きながらあーでもないこーでもないと…
そのあーでもないこーでもないが英語になってることと、
このテンポとメロディーによって、
サラッとドライに仕上がってるとこが好きです。
あとhydeさんの微妙な英語が可愛い(褒め言葉)。
Q67 5thアルバム「HEART」を聴いた感想は?
哀しさ、愛しさ、悔しさとか決意、
そういう、まさに、「心」が詰まった一枚。
もう一度うまれたL'Arc~en~Cielが踏み出した一歩、
それがどんなに重い意味を持っていて、
それをどうやって表現したかったのか、
その答えは多分この中にある、その時の彼らの答えが。
そんな風に思って聴いてた。
Q68 「HEART」の中で一番好きな曲は?
一番は『虹』。については前述した通り。
付け加えて、hydeさんの詞が、
世界の不条理に対する「少年」のやるせなさや痛みを、
切々と歌い上げているところ。
それでも、そんな「あなた」を、ちゃんと愛している人がいるから、
どんなに辛くても、その辛さはいつかきっと、
未来へと続いてるから、大丈夫だから。
そんな風に、誰かに、届くことを願って…切に願って歌っているように聴こえて。
わたしも色々ありましたし(苦笑)、これを聴いて胸を打たれるみんなが、
それぞれに、色々あったと思うんですけど。
みんながその、それぞれの色々を、
この曲を聴くことで思い返しながら、
ほんまにそうやなあって、あんなに辛いこともあったけど、
(もしかしたら今の時点でも辛い人もいると思うけど)
それでも、止まない雨はないって、ほんまに思わせてくれる。
この曲の力ってほんまにすばらしいですよね。
Q69 6thアルバム「ark」を聴いた感想は?
まず『forbidden lover』で始まるとこがもう、
まるで映画のようなL'Arc~en~Cielのこのアルバムの世界に、
一気に引き込まれる。
全体的には、ちょっとスパイシーというか、
上がる曲もあるけどちょっと大人のイメージ。
大好きな曲がたたみかけてくるので、
一枚を聴き入ってしまって時間が経つのを忘れる。
Q70 「ark」の中で一番好きな曲は?
『Butterfly's Sleep』。
このアルバム出たときってセールス的に絶頂期じゃないですか。
その時に、この曲を演れるのがL'Arc~en~Cielやなあと。
マスに受けるかといったらそうじゃないと思うんですよ。
でも、L'Arc~en~Cielらしさというか…このミステリアスでドラマチックなアレンジとか、
そこにこの詞で、それをこんだけかっこよく歌えて。
他のバンドにはできひんやろなあと思って。
激しい恋の詞、hydeさんの力強い低音に存分に酔いしれることができる曲。
Q71 7thアルバム「ray」を聴いた感想は?
arcよりも、ちょっとやんちゃで皮肉、ってイメージ。
『死の灰』→『It's the End』の繋がり方とか。
そもそも一曲目に『死の灰』…すごいタイトル(笑)
でもこれが『いばらの涙』→『the silver shining』で終わるのが、
スーッとcalm downして行くとこが好き。
そこからのリピートの繋がり方も好きです。
シングルになってない曲のかっこよさ個人的ナンバーワン。
Q72 「ray」の中で一番好きな曲は?
あああ難しい…『いばらの涙』は後で語らせてもらいます。
『Sell my Soul』かな…ピアノ弾きですからピアノイントロの曲はほんま好きですが、
Aメロの頭打ちドラムのリズムと、軽やかなギター、歌うベースが絡み合って、
そこにヴォーカル…低音・高音・ファルセットを自在に操る、
そのバランスが最高で。
ライヴでのあのフォーメーションもね…もう最高ですよね…
片想い…ではないのかもしれへんけど、
好きで好きで、自分のその募る想いがうまく伝わらなかったり、
相手に同じように想ってもらえない(恋愛はいつだってそうですが)時の、
もどかしい気持ちとか、それがとてもメロウに表現されてて好き。
あの終わり方も好きです。最後の歌とピアノ。
Q73 8thアルバム「REAL」を聴いた感想は?
実は好きなアルバムベスト3に入る(その3つの中でナンバーワンは選べなかったりするんですけど)。
この何と言うか…ドライで、クールな時のL'Arc~en~Cielが、
逆に生々しいところが。
『Get Out from the Shell』から始まる、暗くて底知れない、
それでも逆らえない迫力とか。
『The Nepenthes』にしても。
綺麗事より生々しさが好きなので。
飾られた表面の奥に見え隠れする本音の部分が見たいと思うし、
あんなときに出たアルバムだからこその表現が、
そのクオリティがものすごく高くて好き。
個人的に、L'Arc~en~Cielはここで一つの完成形を産み出したと思ってる。
そこからまた進化していくわけやけど、
このアルバムにおける、技術的な面とか表現力って、
ある一つの頂点なんじゃないかと。
Q74 「REAL」の中で一番好きな曲は?
悩むけど『bravery』。
イントロの、囁きかけるようなベースに泣きそうになる。
歌い出しの詞は、真理やなあと思う。
ゆったりと揺れるようなリズムのドラム、メロディーを奏でるベース、
きらきらと刻まれるギター、
そしてこの詞を…tetsuyaさんが書いたこの詞を、
hydeさんがこれだけの情感をもって歌っているところに、
わたしは無条件で泣かされる。
この曲を聴いたとき、わたしは何も言わなくていいんやと思った。
何も言わず、ただ、彼らを、彼らのつくる音楽を愛していけばいいって。
変かも知れんけど、すごく安心したんです。
L'Arc~en~Cielを好きになってよかったって、
心から思わせてくれる曲。
Q75 9thアルバム「SMILE」を聴いた感想は?
どれがシングルになってもいいアルバムのような…ある意味ベスト盤的な雰囲気すらする。
REALで一旦完成したL'Arc~en~Cielが、最初に見せた進化形としての、
「深さ」を感じる。音と声に。
『接吻』の唸るようなギターとベースの入り方がセクシーすぎてクラクラするぐらい好き。
目に見えない、静かな、
ただ、胸のうちに秘めた激しさみたいなものがある気がする。
Q76 「SMILE」の中で一番好きな曲は?
『永遠』。
三連符が好きなんですよ…まずこのリズム。
「波が寄せては返す」ような、クレッシェンドとミュートを細かく繰り返すギターとベース。
幸せなラブソング、というよりは、
個人的に、どこかこう…盲目的な、
極端なこと言うなら『Taste Of Love』をかなり婉曲に表現したような、
そういう思い詰めた感じみたいなのがある気がする。
穏やかな愛の奥に潜む狂気というか、
その部分に惹かれる。
そんな風に愛されたい願望があるので(笑)
Q77 10thアルバム「AWAKE」を聴いた感想は?
L'Arc~en~Cielに出戻り(笑)した時、
一番に買ったアルバム。
離れていたとき、わたしの目を醒ますように、
そのかっこよさを見せつけてくれた『New World』が欲しかったから。
宗教観が強く顕れてるとかよく言われますし、
結構好き嫌いが分かれるアルバムなのかな?
わたしは好きです。
この頃の、少しざらついた感じのhydeさんの声とか。
音には深みに加えて広がりがあって、
独特の、このアルバムの世界に誘われて行くよう。
『Trust』とか。暗い、海の水の下から、遠い水面の光を眺めてるような。
打ち込みの使い方も好き。重い音の。
Q78 「AWAKE」の中で一番好きな曲は?
ここでは『twinkle,twinkle』で。
これを聴くと、hydeさんが綱渡りをするように、
両腕を広げて、天の川の上を歩く姿、が浮かぶんです…真面目に言うてるんで笑わないで下さい(笑)
ken詞がとても素敵。
毛布で包み込んでくれるような、
不安の入り込む隙などないような愛。
「全ての愛で Lost yourself in happiness」ですよ!?
どんなに悲しいことが起きたって、
僕がちゃんとここで愛しているから、何も心配すんな、
って言われてるようなね…。
一時期この曲ヘビロテでした。安眠ソングだった。
Q79 11thアルバム「KISS」を聴いた感想は?
前述のような経緯でL'Arc~en~Cielに出戻りしたときの最新アルバム(笑)
だからね109騒ぎも知らなかったんですよなんという失態…
このような失態を二度と繰り返さないために、
好きなもんは好きやとこれからは開き直って生きていきます。
第一印象は、やっぱりL'Arc~en~Cielってすげーなっていう。
それこそ曲の、音のバリエーションが、触れ幅がもう左右だけじゃなくて3Dぐらいの。
でも、ちゃんと、L'Arc~en~Cielなんですよ。どの曲も。
『SEVENTH HEAVEN』から始まって…この突き抜けた感じ、
踊れる曲好きは最初からテンション持っていかれる(笑)
全体的に、愛に満ちてるなあと。
恋愛というか、一点にベクトルの向かう愛じゃなくて、
自分を取り囲む日常とか、世界とか、そういうものに対する愛。
聴き終わって、心があったかくなるアルバム。
Q80 「KISS」の中で一番好きな曲は?
敢えて『ALONE EN LA VIDA』。
何種類もギターの音色が、物悲しく美しく重なりあうところ。
生きるということ、生き続けていくということの、
無常感を、冷徹に表現した詞やと思う。
この曲の詞が好きで、これもよくヘビロテで聴いてた。
一言一言を噛み締めるように。
人生を生きるということはとても、辛かったり、痛かったり、悲しかったりするけど、
それでも、「貴方と出逢えてよかった それで十分」と言える、その強さ。
どれほどの悲しみに打たれても、その悲しみに引き換えても余りあると、肯定できる強さ。
大サビ前の、地を踏みしめて進む歩みのようなマーチングドラムに、
静かで、確かな強さを感じる。
Q81 12thアルバム「BUTTERFLY」を聴いた感想は?
一本の戯曲。
通して聴いて度肝を抜かれた。完璧な曲の繋がり。
何年も前にリリースされた作品が混ざりながら、
一曲目から最後の曲までが、こんなにストーリーになってるアルバムは他に知らない。
ストーリーにしようと思って作られたアルバムよりすごいことでしょ?
駆け引きの恋、
恋の切なさ、
好きだけどさよならしなきゃならない辛さ、
そこから明日へ向かっていく一歩、
その一歩が実を結ぶまでの道のり、
その道のりで味わう無常感、
そこに待ち受ける試練、
その試練のなかにある小さな希望、
その希望を照らす光、
光を受けて進む新しい世界、
その世界が生み出し育む命。
これが、この一枚のストーリーやと個人的に思いながら聴いてる。
Q82 「BUTTERFLY」の中で一番好きな曲は?
ここでは『Bye Bye』で。
幻の音源でもあったので、このアルバムの最終チェック生中継で聴いたとき、
ついに来たという感動に涙腺が崩壊して最後まで泣いてた。
頭打ちドラムの、歩くようなリズム。
ドラマガでのyukihiroさんのインタビューで、この曲のドラムについて語ってはるのを読んで、
改めて、L'Arc~en~Cielの類稀な感性を、yukihiroさんの理論が支えてるんや、
と思い知らされて、感動して震えました。
この詞では、好きな人が離れて行くのを、
離ればなれって怖かったり、不安?ってききながら、
ほんまは自分がそうやねんけど、
そうとは見せずに、君なら大丈夫、って背中を押してるように聴こえる。
その、自分の気持ちを見せないようにして相手を励ましてる感に泣く。
今のhydeさんの声で収録されたことで、
優しくて切ない雰囲気がより強くなってる印象。
Q83 好きなラルクの曲ベスト1は?
不動のマイベストは『SHINE』。
…については書いたので、ここでは、『あなた』。
2011年のラピニュ、わたしは参観(笑)することができなくて、
行くの決まってるフォロワーさんに「魂預けます!」って言うたら、
「じゃあ好きな曲を一曲教えて、もしそれを演ってくれたら、
かいらたんのこと念じるから!魂飛ばしてあげるから!」
と言うてくれたので、
「じゃあ『あなた』で!!」と答えたんです。
家でネット中継見てたら一曲目で…その時のわたしの号泣っぷりはもう。
正月早々パソコンの前に正座して泣いてる娘を親は本気で訝しがってました。
家族を亡くした経験のある人には、
この曲はとても大きな意味を持つと思う。
歌い出しの詞の通り、静かな夜の窓辺で、
柔らかい月の光と、穏やかな風を受けながら、
遠く離れた愛する人を想って、素直な気持ちになる。
そういうかけがえのない温かさに溢れてる。
Aメロの優しいギターの音色に揺られる心地よさ、
A'で入ってくるリズム隊がそれをしっかりと支えてくれる。
国内の、海外のライヴで、
お客さんが合唱するシーンは何度も見てきたし、
その度に感動して泣いてたんですけど、
MSGのあの合唱の時は、さらに違う感動で立てないくらい泣きました。
(詳しくはMSG感想の日記をご覧ください)
Q84 好きなラルクの曲ベスト2は?
わたしをL'Arc~en~Cielに引き戻してくれた『New World』ですが前述したので、
『いばらの涙』。
イントロのギターとハイハットに、
hydeさんの「ah…」が重なって来るところで既に魂を持っていかれる。
オリジナルもさることながら、
今回のワールドツアー一曲目で演ってるアレンジが好きで好きで、
MSGのDVDに音源を付けてくれたことにはほんまに感謝しています。
細やかに、軽やかに奏でられるピアノイントロ、
そこに舞い降りるように重なるヴォーカル。
「誓いを浮かべた」の直後に入ってくるベースが、その一音がめちゃくちゃかっこいい…!
この曲も、L'Arc~en~Cielにしかできない表現をわたしたちに見せつけてくれる曲。
荊というモチーフ、詞の内容から、
争いを生み出す歴史にに抗うことができず翻弄される人々の運命を嘆いてるように聴こえる。
ラスト大サビに向かうギターソロの鬼気迫る音、
強い祈り、深い悲しみ。
ライヴで生で聴く迫力は、言葉では言い表せない感動をくれる。
Q85 好きなラルクの曲ベスト3は?
わたしがhydeさんにフォーリンラブした『flower』ですが前述したので、
『未来世界』。
これは…これを聴いた瞬間、わたしの中で、
L'Arc~en~Cielは、他のバンドが決して行くことができない高みというか、
頂点というか、そこまで行ったなって思ったんです…どう言えばいいのかな…
この曲をバンドで演れるっていうのが。
kenちゃんが、作ったときにバンドサウンドは無理やろって思ったけど、
いや、バンドサウンドで、ってhydeさんに言われて、
yukihiroさんがドラムを打った瞬間、バンドサウンドでのイメージがパアッて開けて、
みたいなことをおっしゃったのを読んで、
この四人の力というか…化学反応ってほんまにすごいなと。
しつこく言ってますが父親ソングが大好きなので、
まさに過ぎて泣いて、さらに間奏のtetsuyaさんベースとyukihiroさんドラムに号泣して…
この曲、まだ赤ちゃんでぐずってる姪っ子と3歳の甥っ子に、試しに聴かせたことがあるんです。
そしたら、姪っ子が突然泣き止んで(笑)そのあと、すやすや眠っちゃって。
甥っ子は興味を示して、「だれのおうた?」ってきくので、
「はいど」て教えたら「はいど~!はいどのおうた~!」って喜んで(笑)
間奏のとこで「はいど、おうたうたってないよ?おわっちゃった?この、どーん、どーん、ってなあに?」
って言うから「これは、ゆっきーのたいこ」って教えて。
「ゆっきーのたいこー!どーん、どーん」って真似するんですよ。
曲が終わったら「もっかい、もっかい!」と何度もねだるので、
聴かせたら「はいどまたおうたうたってるよ~」
もうね…わたしは泣いて泣いて(笑)
「なんでないてるのー?よしよし」って逆に慰められました。
Q86 好きなラルクの曲ベスト4は?
『さようなら』。
これはシングルで繰り返し『flower』を聴いてるうちに、
『flower』より再生回数が多くなってた。
多分わたしが聴いてるL'Arc~en~Cielの再生回数では一二を争うと思う。
当時ずっと家でかけてました。その頃のことを思い出す。
若かったので、いくつかの別れもあったし…その別れをこんな風に、
愛をもって決断することができる人って、
ほんとはとても優しい人なんやろうな、って思った記憶がある。
究極の愛というか。
『Bye Bye』の原型はこれだと思ってる。
好きすぎて耳コピしてピアノ弾き語りをしてます。
めちゃくちゃ下手くそですがYouTubeに上げているのでよかったら…
【耳コピ】 さようなら
イントロのアコギにエレキが重なって入ってくるところが好き。
打ち込みの音とsakuraさんのドラムが不思議な融合をしてて、
メロウでとても美しい。切ないけど優しくなれる曲。
Q87 好きなラルクの曲ベスト5は?
『Dearest Love』。
繰り返しになりますが三連符が好きで…
イントロのない歌い出し、光がまたたくようなギター、
Aメロ後の部分でhydeさんがスキャットを歌って、
楽器隊が全部入るところ。
とても真っ直ぐな声。この曲を歌うhydeさんのビブラートがすごく好き。
大切にしたいのに、壊れてしまうもの、
形を変えてしまうものに対する想いがストレートに突き刺さる。
激しさと柔らかさが交錯するメロディー。
オリジナルの音源ももちろん大好きですが、
この曲を、
今のhydeさんの声で聴いてみたいと思う。
ライヴで、今、聴けたらすごく素敵だと思いません?
Q88 一番好きなラルクのアルバムは?
選べないんですよね…
ベスト3で、『True』『REAL』『BUTTERFLY』で許してください(笑)
ほんとに全部好きですけど、思い入れというか、そういう意味で。
Q89 ラルクのベストアルバムは買ってる?
案外買ってた(笑)
『The Best of L'Arc-en-Ciel 1994-1998』
『The Best of L'Arc-en-Ciel 1998-2000』
『QUADRINITY MEMBERS BEST SELECTION』
『L'Arc-en-Ciel TWENITY 1991-1996』
『L'Arc-en-Ciel TWENITY 1997-1999』
『L'Arc-en-Ciel TWENITY 2000-2010』
『World's Best Selection』
Q90 ラルクのライブには行く?
行きます。大阪は全公演行きます。
わたしは現在社会人大学生なので遠征ができない事情があるので、
とにかく地元は行く。
先に述べた通り、やっと2011年にL'Arc~en~Cielのライヴに行けた身の上なので。
2011年12月の京セラドーム2日間、
2012年5月のUSJ2日間に行きました。
tetsuyaさんの衣装を真似して臨んだ京セラドームでは、初日、
フランスで放映されるL'Arc~en~Cielのワールドツアー前宣伝番組のカメラクルーさんがいて、
そうとは知らず調子に乗ってカメラにイエエエエエイ!!!ってやったら3秒ぐらい映ってた…
初ライヴでL'Arc~en~Cielと共演フランスデビュー!!!
などと周りに茶化されほんまにいたたまれないというかもうほんまにごめんなさい…いい大人が…
それでもL'Arc~en~Cielの番組に出られたことはたとえ3秒でも一生の思い出です。
あと、わたしは絵を描きますが、
めちゃくちゃ汚いんですけど描くのが早いので、
せっかくやから会場で会えたツイッターのフォロワーの皆様に、
名刺がわりにその場でリクエストされたL'Arc~en~Cielのメンバー様のイラストを描いて渡す、
というのを始めたのがこの時で。
それ以来恒例になったんですけど、
そうやって会いに来て下さる方がすごくたくさんいて。
京セラでは2日間で40枚ちょっと、
USJでは2日間で60枚ちょっと描かせていただきました。
お陰でこんなコミュ障のわたしでも、
仲良くして下さる方がすごくたくさんいて下さるんです。
大人になって、友達って、なかなかできひんと思うんですけど、
L'Arc~en~Cielが、連れてきてくれたんですよね。
個人的なそういうエピソードもあります。
Q91 ラルクのライブDVDは買ってる?
過去のものは追いついてませんが…
『WORLD TOUR 2012 at MADISON SQUARE GARDEN』
『20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012 THE FINAL LIVEat 国立競技場』
は買いました。
全作品集めたいと思ってます。
わたしは彼らを、ファンの一人として誇りに思っているので、
その姿を残しておきたい。
どんな形であれわたしたちは、いつか、彼らに会えなくなる日が来る。
それは悲しいことで想像したくないけど、必ず来るんです。
わたしは死ぬまで、彼らを誇りに思い続けるやろうし、
彼らの作り上げた世界の一つ一つを、
また、自分が行けたライヴを、誇りに思うやろう。
年老いた後、若かった自分が愛したものを、その日々を、
大切に思い返すためにも、持っていたいと思う。
Q92 ラルクのライブ写真集は買ってる?
残念ながら…今となっては手に入らないものばかりですよね…
いつか稼いでお金にものを言わせることが出来るようになったら、
それこそプレミアをものともせず買いたいですね(笑)
Q93 ラルクのライブをどう思う?
色んなとこで書いてますがわたし無駄に箱入りだったもんで、
ライヴに行くようになったのってかなり大人になってからなんです。
だからライヴの良さって分かってなかった。
他のアーティストのライヴの経験の方が先にあったけど、
L'Arc~en~Cielのライヴには、それらでは感じることのなかったものを感じたんです。
わたしはそれを『ライヴの奇跡』って呼んでるんですけど。
ここまで書いてきたように、色んな曲に、色んな思い入れがある。
それはファンのみんながそうだと思うんですね。それぞれの思い入れがある曲があって。
それをね、ライヴで聴けたときのあの感動。
L'Arc~en~Cielは持っている曲の数がめちゃくちゃ多いバンドやから、
その、思い入れのある一曲を、やってくれるかくれないか、みたいなのあるわけじゃないですか。
ライヴ定番曲になってない曲ならなおさら、聴けるのはなかなかの運が必要だったりするわけで。
それをライヴで聴けたとき、大袈裟じゃなく、
ああ、この時のために今までがあった、
ってほんまに思わせてくれるんですよ。
生きてれば色々あって、それこそもう、
生きてるのがいやになったり、
なんで生きてんねやろ、そんな必要あんねやろか、
て思うことだって一度や二度じゃない、
わたしは、みんな、そうやと思うんです。
でも、そんな辛かった日々が、
今のこの瞬間に繋がってた、
わたしをこの時まで運んでくれた、
そう思えたんです。
わたしたちのそんな思いは、彼らの預かり知るところではないんやけど、
だからこその、その奇跡というか。
それを味わうことができるから、
もしまだ、L'Arc~en~Cielのライヴに行ったことのない人がいたら、
絶対に行って欲しい。心からそう思います。
Q94 ラルクを象徴するシングルといえば?
『瞳の住人』かな。
タイトルナンバーも前述のとおり大好きですが、
カップリングで一人ずつ『READY STEADY GO』を歌ってらっしゃるのが、
めっちゃ好きでこのシングルほんとよくリピートしてました。
驚きますよね。歌っちゃうの!?っていうのと。
上手いんですよね全員(笑)こんなバンド他にないでしょ、絶対。
Q95 ラルクを象徴するアルバムといえば?
象徴…やっぱり今現在のL'Arc~en~Cielのかっこよさが一番味わえる、
『BUTTERFLY』。
Q96 ラルクの新曲が楽しみ?
もちろんです!!
いつだって、見たことのない世界を見せてくれるから。
Q97 ラルクの新曲に期待することは?
おかしいかも知れませんが、
タイアップとか特になくていいって思ってる…ですかね(笑)
それが嫌だって意味じゃないんですよ、
タイアップ曲も全部好きなんですけど。
なんか、うん。なくても、多分伝わるから。
Q98 ラルクのニューアルバムが楽しみ?
もちろんです!!!!!!
待つのには慣れてます!(笑)いつまでだって待ってます!
Q99 ラルクのニューアルバムに期待することは?
L'Arc~en~Cielを、新しいL'Arc~en~Cielで越えていって欲しいと思う。
それはめちゃめちゃ難しいことやと思います。
L'Arc~en~Cielってすごすぎるバンドやから。
だけど、それが出来るのが彼らの持つ力やと思うし、
そんな意気込みでいつだって、苦しみながら曲をつくっておられるのも知ってるので、
それを期待しないことは逆に失礼やと思う。
待ってます。納得の行くものをつくってください。
Q100 ラルクへのメッセージは?
あのね、今の日本の音楽業界の、
アルバム=ツアー って形はわたし、違うと思ってるんですね。
なんかこう、アルバム出さなきゃツアーできないみたいなノリあるじゃないですか。
実際そうじゃないのもあるんやろけど、
ニューリリースなかったらテレビ出られないとか、
ニューアルバムなかったら全国ツアーできひんみたいな。
それ以外は、なんかメモリアルじゃないと全国回れへんみたいな。
なんかねー、それがこの、日本の音楽が消費されては消えていく、
その現象の片棒担いでるんちゃうかと思ってるんです。
だからね、
アルバムなくても全国回っちゃって下さい、て思ってる。
これは、L'Arc~en~Cielだけに限ったことじゃないんですけど。
新しいものがなければその分話題性に欠けると言うなら、
動員少ない会場でもいいじゃないっすか、もっと音楽を聴かせて欲しい。
L'Arc~en~Cielには、こんなに多くの素晴らしい楽曲があるんやから、
それを生で聴いたことがない人たちに、届けてあげて欲しいです。
日本だけじゃなく。世界にも。
あと、個人的意見なんですが、
日本の音楽って、他の国にはない種類の美しさがあると思ってるんです。
そんな洋楽めっちゃ詳しい訳じゃないんですけど、
日本人の耳って繊細やなあと思うんです。
打ち込みと生演奏のバランスの良さって、結構他にないと思うんですよ。
そのクオリティの高さを持つ日本の音楽の中で、
群を抜いてるL'Arc~en~Cielが、
日本の音楽を、世界の中で、牽引していって欲しいなあって、願ってます。
世界に出ていける日本のアーティストって限られてる。
そんな中で、確かな楽曲のクオリティと演奏の技術を持っていて、
世界に影響を及ぼせるのって、わたしはL'Arc~en~Cielしかいないと思ってるんです。
だからどうか。
世界に出ていくことがどれほど大変なことなのか、わたしはただのファンやから分かってないと思うし、
言うだけは簡単やってお叱りを受けるかも知らないんですけど、どうか。
届けてあげてください。
あなたたちをまだ知らない人に。
まだ、その目で、その耳で、あなたたちに出会えていない人たちに、
その輝きを届けてあげて欲しいです。
L'Arc~en~Cielの架ける虹が、ほんとうに世界をつないで、
遠く、隅々まで届いて行く日を夢見ています。
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