先月の全日本最終戦が終わった後、自分の中の一つの物語も完結したし、これから新たなステージが始まるんだな、と。そのときは『これから』のことに意識が向いていました。
まだ『終わる』ことに対して、あまり実感がわいていなかったせいもあったかもしれません。
でも。日が経つにつれ、終わってしまった物語に対して、無性にさみしさが込み上げてきて。(涙)心がシオシオになってしまいました。(;;)
それでもまだ弓の審査が控えていたので、終わるまでは…と、自分の感情を認識しつつも、そのさみしさと正面から向き合うことはとりあえず避けてきました。
そしてなんとか審査までは持ちこたえたのですが(あ、結果は不合格でした。でも納得の結果なので自分的にはOKです)終わった途端、心の奥底からコンコンとさみしさが込み上げてくるのを感じて…。それからは毎日毎日、さみしさにうちひしがれていました。(T^T) 全くもって、私らしくない状況です…。
でもね、いいんです。その感情も私自身のものに間違いないですから。今はさみしいと思うなら、思いっきりさみしさを味わい尽くせばいい!と。自分で自分のその感情を味わうことを許しています。きっと今しか出来ない、感じられないことだと思いますしね。
自分の感情を否定せず、ありのままに認めて受け止めていると、どうしても、終わってしまった物語が懐かしくて、愛おしくて。時間を巻き戻すかのように、過去ばかり振り返ってしまう自分がいました。
でもね、いいんです、それも。
立ち止まりたければ、立ち止まればいい。振り返りたければ、気が済むまで振り返ればいい。
また歩きだそうと、そう思える日まで、ゆっくりと自分自身を癒せばいいと。そう思うのです。
だから自分に甘々の毎日でした。(笑)
***
それにしても。壮大な物語だったなぁ~と、自分でも思うのです。なんたって、自分の今までの人生の半分もの時間を費やして紡いだ物語ですからね!
そこにどんな意味があったのだろう?自分の役の意味は?とか、色々考えてしまいました。
…そんなことを考えても、何の意味もないことかもしれません。あったとしても、もう自分のその役目も終わりを迎えたんだな…と思うと、またさみしくなり涙。(ToT)
そんなこんなで、約1ヶ月が過ぎようとしていました。さすがにちょっと長引き過ぎか?と思い、映画でも見て少し気分転換でもしようと、アマプラで見たのが『ルックバック』という作品でした。
以前、ネットでちょっと話題になっていたので、気になっていた映画でした。それが最近無料配信が始まったと目にしていたので、ちょうどいいやと思い見てみたのです。
何の知識も持たずに見たのですが、見て少し驚きました。
私がこれまで紡いできた物語を、別の形で表現し直したような、そんな内容でした。
こういうことをしてきたのだな…と、改めて理解させられたというか。
だから物語のあちこちに、自分の内側にある事柄が映し出されていた印象を持ち、何だか懐かしい気持ちにもなりました。
人は自分の内側にあるものを外側に投影する、と聞いたことがありますので、当たり前と言えば当たり前なんでしょうけどね。
何だか自分の経験してきたことを、俯瞰視点で見せられた感じ?にも思えました。
ただ、作品の内容的には私には難しいところもあって(汗)、極力説明みたいな部分を省いた表現になっていたので、作者が何を表現したかったのか?という深い部分がいまいち掴めませんでした。
なので、もっと深く知りたい!と思い、この作品を見た他の人たちは、どんなことを思ったのか?ネットで感想を探してみました。
すると、またまた驚き!前述の『自分が紡いできた物語の、自分の役の意味は?』に対する答えのようなものに、図らずも出会ったのです。
な~る~ほ~ど~!と思いました。とても腑に落ちて、納得出来ました。そして、その役に対する労いとも受け取れる言葉も目にして、何だか安堵感やら達成感やら嬉しさやら、良くわからない、理解しがたい感情が沸き起こり、涙が込み上げてきました。
って、私が勝手にそう受け取っただけですけど~。(笑)
でも、映画の中にあったように『ifの世界』もし◯◯でなかったら…を、私の現実に置き換えて想像してみましたが…ひょっとすると、違う物語になっていたのかなぁ?と。自分の役が、自分で思う以上に重要だったのかも?な~んて、思い上がったりもしてみました。(笑)
といっても、自分が主役の物語を紡いでいた面もあるわけですから、主役の私の選択が変われば、もちろん物語の展開も変わりますわな、と思いますけどね。(^^;
それでもやっぱり、人との出会いには意味があるんだろうね、と思いました。ある意味、ホントに完璧に展開している…まるでシナリオ通りに…とも、思ってしまいます。
そんな深いご縁があっての物語だったからこそ、終わってしまうのがこんなにもさみしく、辛く思えるのかな、なんて。(;;)
時に『終わり』を受け入れるのは、難しくもありますね…。
***
しかし、この『ルックバック』自分で望んで見たはずなのに、やっぱり『見せられた』感が否めない。(^^; 何というタイミングの良さ!…またしても偶然の一致?最近こういうこと多いです。
でも見て良かった!と思います。少しだけ気持ちの整理も出来て、心も軽くなりました。
そして改めて、この作者はすごい!と思いました。そのメッセージをしっかりと受け取った側の方々も。みんな天才。(笑)
物語の最後、漫画家の主人公は悲しい事件の後も描き続けることを選択します。これは見ていて共感出来る部分もあって、ジーンときてしまいました。これまで何度も経験してきた、私の選択と同じ?ようだと…。
そして、この作品のキャッチコピー『――描き続ける。』これを自分なりに置き換えると、今の私には『――自分を生き続ける。』になるかな、と。
私の中の一つの物語は終わりを迎えたけれど。本筋の、自分が主役の物語はこれからも続いていく。だから、しっかりと自分を生きねば!と思いました。
そのためにも、自分が感じている『今』を大切に。自分の心で感じていることを偽らずに。自分らしく、あるがままに。自分の心が良しと思える、心地良いと思える選択をしていくのが大事かな、と思います。
これは弓のお稽古をしていても、常々感じていることです。本当に大事なこと!だと思います。聞くべきは周りの声、ではなく『自分の内なる声』だと、私は自分の体験からそう学びました。
***
今回『終わり』を受け入れるのに、色んな思い・感情を味わいましたが、その経験も自分の心を豊かにしてくれるものであったと思います。すなわち『自分の内側にあるもの』が増えたということです。
ということは、外側に投影出来るものが増えた、ということでもありますし、それは自分の認識出来るものが増えた、イコール自分の世界が広がった、ということでもあると思うのです。
やっぱり全ての体験は、自分自身を成長・拡大させてくれるね☆と思いました。改めて感謝です!
ということで。なんか最終的には、何が書きたかったのか?良くわからない内容となってしまいましたが。(汗)長きに渡り書き連ねてスミマセン。
でも今まで書こうと思ってても、なかなか書くに至れず、心も重たかったので。ようやっと思いを書けて良かったです。お蔭様で気持ちの整理もだいぶ出来ました。(^^;
さあ、まもなく12月。早いもので今年もあと1ケ月ですね。皆様もお忙しい日々だとは思いますが、体調にはどうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
では、ここまでお読みくださった奇特なお方(笑)ありがとうございました!お目汚し失礼いたしました~。
まだ『終わる』ことに対して、あまり実感がわいていなかったせいもあったかもしれません。
でも。日が経つにつれ、終わってしまった物語に対して、無性にさみしさが込み上げてきて。(涙)心がシオシオになってしまいました。(;;)
それでもまだ弓の審査が控えていたので、終わるまでは…と、自分の感情を認識しつつも、そのさみしさと正面から向き合うことはとりあえず避けてきました。
そしてなんとか審査までは持ちこたえたのですが(あ、結果は不合格でした。でも納得の結果なので自分的にはOKです)終わった途端、心の奥底からコンコンとさみしさが込み上げてくるのを感じて…。それからは毎日毎日、さみしさにうちひしがれていました。(T^T) 全くもって、私らしくない状況です…。
でもね、いいんです。その感情も私自身のものに間違いないですから。今はさみしいと思うなら、思いっきりさみしさを味わい尽くせばいい!と。自分で自分のその感情を味わうことを許しています。きっと今しか出来ない、感じられないことだと思いますしね。
自分の感情を否定せず、ありのままに認めて受け止めていると、どうしても、終わってしまった物語が懐かしくて、愛おしくて。時間を巻き戻すかのように、過去ばかり振り返ってしまう自分がいました。
でもね、いいんです、それも。
立ち止まりたければ、立ち止まればいい。振り返りたければ、気が済むまで振り返ればいい。
また歩きだそうと、そう思える日まで、ゆっくりと自分自身を癒せばいいと。そう思うのです。
だから自分に甘々の毎日でした。(笑)
***
それにしても。壮大な物語だったなぁ~と、自分でも思うのです。なんたって、自分の今までの人生の半分もの時間を費やして紡いだ物語ですからね!
そこにどんな意味があったのだろう?自分の役の意味は?とか、色々考えてしまいました。
…そんなことを考えても、何の意味もないことかもしれません。あったとしても、もう自分のその役目も終わりを迎えたんだな…と思うと、またさみしくなり涙。(ToT)
そんなこんなで、約1ヶ月が過ぎようとしていました。さすがにちょっと長引き過ぎか?と思い、映画でも見て少し気分転換でもしようと、アマプラで見たのが『ルックバック』という作品でした。
以前、ネットでちょっと話題になっていたので、気になっていた映画でした。それが最近無料配信が始まったと目にしていたので、ちょうどいいやと思い見てみたのです。
何の知識も持たずに見たのですが、見て少し驚きました。
私がこれまで紡いできた物語を、別の形で表現し直したような、そんな内容でした。
こういうことをしてきたのだな…と、改めて理解させられたというか。
だから物語のあちこちに、自分の内側にある事柄が映し出されていた印象を持ち、何だか懐かしい気持ちにもなりました。
人は自分の内側にあるものを外側に投影する、と聞いたことがありますので、当たり前と言えば当たり前なんでしょうけどね。
何だか自分の経験してきたことを、俯瞰視点で見せられた感じ?にも思えました。
ただ、作品の内容的には私には難しいところもあって(汗)、極力説明みたいな部分を省いた表現になっていたので、作者が何を表現したかったのか?という深い部分がいまいち掴めませんでした。
なので、もっと深く知りたい!と思い、この作品を見た他の人たちは、どんなことを思ったのか?ネットで感想を探してみました。
すると、またまた驚き!前述の『自分が紡いできた物語の、自分の役の意味は?』に対する答えのようなものに、図らずも出会ったのです。
な~る~ほ~ど~!と思いました。とても腑に落ちて、納得出来ました。そして、その役に対する労いとも受け取れる言葉も目にして、何だか安堵感やら達成感やら嬉しさやら、良くわからない、理解しがたい感情が沸き起こり、涙が込み上げてきました。
って、私が勝手にそう受け取っただけですけど~。(笑)
でも、映画の中にあったように『ifの世界』もし◯◯でなかったら…を、私の現実に置き換えて想像してみましたが…ひょっとすると、違う物語になっていたのかなぁ?と。自分の役が、自分で思う以上に重要だったのかも?な~んて、思い上がったりもしてみました。(笑)
といっても、自分が主役の物語を紡いでいた面もあるわけですから、主役の私の選択が変われば、もちろん物語の展開も変わりますわな、と思いますけどね。(^^;
それでもやっぱり、人との出会いには意味があるんだろうね、と思いました。ある意味、ホントに完璧に展開している…まるでシナリオ通りに…とも、思ってしまいます。
そんな深いご縁があっての物語だったからこそ、終わってしまうのがこんなにもさみしく、辛く思えるのかな、なんて。(;;)
時に『終わり』を受け入れるのは、難しくもありますね…。
***
しかし、この『ルックバック』自分で望んで見たはずなのに、やっぱり『見せられた』感が否めない。(^^; 何というタイミングの良さ!…またしても偶然の一致?最近こういうこと多いです。
でも見て良かった!と思います。少しだけ気持ちの整理も出来て、心も軽くなりました。
そして改めて、この作者はすごい!と思いました。そのメッセージをしっかりと受け取った側の方々も。みんな天才。(笑)
物語の最後、漫画家の主人公は悲しい事件の後も描き続けることを選択します。これは見ていて共感出来る部分もあって、ジーンときてしまいました。これまで何度も経験してきた、私の選択と同じ?ようだと…。
そして、この作品のキャッチコピー『――描き続ける。』これを自分なりに置き換えると、今の私には『――自分を生き続ける。』になるかな、と。
私の中の一つの物語は終わりを迎えたけれど。本筋の、自分が主役の物語はこれからも続いていく。だから、しっかりと自分を生きねば!と思いました。
そのためにも、自分が感じている『今』を大切に。自分の心で感じていることを偽らずに。自分らしく、あるがままに。自分の心が良しと思える、心地良いと思える選択をしていくのが大事かな、と思います。
これは弓のお稽古をしていても、常々感じていることです。本当に大事なこと!だと思います。聞くべきは周りの声、ではなく『自分の内なる声』だと、私は自分の体験からそう学びました。
***
今回『終わり』を受け入れるのに、色んな思い・感情を味わいましたが、その経験も自分の心を豊かにしてくれるものであったと思います。すなわち『自分の内側にあるもの』が増えたということです。
ということは、外側に投影出来るものが増えた、ということでもありますし、それは自分の認識出来るものが増えた、イコール自分の世界が広がった、ということでもあると思うのです。
やっぱり全ての体験は、自分自身を成長・拡大させてくれるね☆と思いました。改めて感謝です!
ということで。なんか最終的には、何が書きたかったのか?良くわからない内容となってしまいましたが。(汗)長きに渡り書き連ねてスミマセン。
でも今まで書こうと思ってても、なかなか書くに至れず、心も重たかったので。ようやっと思いを書けて良かったです。お蔭様で気持ちの整理もだいぶ出来ました。(^^;
さあ、まもなく12月。早いもので今年もあと1ケ月ですね。皆様もお忙しい日々だとは思いますが、体調にはどうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
では、ここまでお読みくださった奇特なお方(笑)ありがとうございました!お目汚し失礼いたしました~。