【06年8耐】トークショー

明けて土曜日。この日も朝から天気は良く、すこぶる暑かったです！この日はまずE席まで一気に移動し、４耐スタートから序盤を見た後グラスタ方面へ戻り、１０時過ぎ頃からトークショーのはしごをして回りました。


まず最初に見れたのは小山選手＆上田さんのトークショー。小山選手はゲカ続きな原因を『非力なマシンゆえ、頑張りすぎちゃうからケガが多くなる』というようなことを言ってました。ノビーさんいわく『今年はまだいいけど、昨年までのマシンはまるでバックギアが付いてるようでしたからね(笑)』と笑ってました。(^^;
そして『人生山あり谷ありですよね』というMCに『谷・谷・谷・谷・山・谷のようですよ(笑)』とノビーさんは言ってました。小山選手もそれに近いと。ライダーさんは大変ですね。(^^;


続いては耐久戦レギュラーチームである#1スズキカストロールチーム。北川選手は前日の記者会見で現役引退を発表されたそうで、この場でもその話題が出ました。
『長年やってきて昨年から世界戦にも参戦できてチャンプにもなれたし、自分の中ではもういいかな。。。』という気持ちが今年の始め頃からあったそうです。今回の８耐は日本でのラストランになるとのこと。それを聞いてぐっと寂しさが込み上げました。（涙）長年私たちを楽しませてくれた選手の引退というのは、いつの時でも辛いですね。。。
MCに今後の予定は？と聞かれ『まったく未定です』と、きっぱりとおっしゃた北川選手。(笑)『オフシーズンにゆっくり考えます』とのことでした。でも何かしらレースに携わることをしていきたいと言っておられたので、また何かしらの形で私たちの前に姿を見せてくれるかもしれません。(^^)


お次はセブンスターチーム！ピットウォークで会えなかったので、ここでの清成選手をしっかりチェーック！してきました。(笑)
お揃いのチームシャツに身をまとい、４名ずらっと登場してきたときには、さすがに貫録がありました。出口選手もお似合いでした！

まずMCに、ライバルである#7チームはどんな感じですか？と質問されると、岡田選手は『バカばっかりのチームですからね』と容赦ない辛口コメント。(笑)MCの方も少々ビビッて『それはレースばかということですか？』と優しくフォロー。すると『そうですね。レースの事以外何もできませんから』と岡田選手はおっしゃってました。隣で聞いていた弟子たちは苦笑い。(^^;

今度はその弟子チームにMCが、#7チームはどんな感じですか？と尋ねると『緊張感の全くないチームです』と玉田選手。(笑)清成選手とは昔から知ってる仲だし、プライベートでも友達付き合いをしているので、全く緊張しないとのことでした。でも『今日辺りから。。。緊張感を持ってやりましょう！』ねっ！と同意を求めるように清成選手のほうに顔を向けて、喝を入れた玉田選手でした。(笑)

この時のお話によるとセブンスターチームは、昨日の予選では予選用タイヤを使用していなかったとのことでした。それでタイムもズバ抜けたものが出なかったのね、と納得。照準はあくまで決勝レースに向いているようでした。さすがは９連覇中のホンダチーム。抜かりありません。

清成選手に『師匠を前に遠慮しちゃいますか？』とMCが尋ねると『いやいや、しません。負けません』と、笑いながらも強気の態度をとった清成選手。するとすかさず玉田選手が『まあまあ、同じチームですからね(^^;』と仲裁に割って入りました。(笑)
しかし最後のあいさつで『#7と。。。#11の応援お願いします』と迷いながらも両チームの応援をお願いした玉田選手に対して『#11だけ！応援お願いします』と、あくまで自分のチームだけをアピールした岡田さん。その大人げのなさが素敵でした。(笑)


続いてはヨシムラチーム。渡辺選手、青木選手、秋吉選手、監督、そしてブリジストンの方（？）によるトークショーでした。
昨日の予選では予選用タイヤを使い切れなかったという渡辺選手。それに対して青木選手は『履いてませんでした(笑)』とのことでした。これから徐々に予選用タイヤも使っていくとの発言に、MCのみしなさんが『ではトップ１０トライアルでは何秒くらい出ますか？』と質問。すると青木選手は『ん～。。。推測するに。。。６秒？！』と大胆発言！(笑)会場からも思わず笑いがこぼれました。(笑)でも秋吉選手によると『予選用タイヤを履けばあと３秒は速くなる！』とのことでしたので、履いてない状態で１０秒台だった青木選手は７秒台も夢ではない模様。。。スーパーラップに期待も高まります。(^^)

秋吉選手はこの日走行が全くないため、超リラックスモードだったのですが『何かあったらお願いしますよ』という渡辺選手に『オレ８耐出ないから』とあっさりと断りを入れてました。(笑)でも第３ライダーは走行がない時もあるけれど、何かあったらすぐ出なきゃいけないしで、結構大変だとおっしゃっていました。そりゃそうですよね。。。

渡辺選手はトップ１０トライアルに向けて『ぜひ昨年の伊藤選手のタイムを上回りたい』と力強く宣言してました。あまりトライアルには重きを置いてないホンダチームとは大違いでした。でもやっぱりこういう意気込みを持ってくれているほうが、見ているほうとしては楽しいですよね～。(^^;

最後にサイン入りキャップをかけてのジャンケン大会となったのですが、代表で勝負をしてくれた監督はなぜだかとーーーってもジャンケンが強くて勝ち続け、なんと参加したファン全員を打ち負かしてしまいました。(笑)仕方なく仕切り直してもう一度。(^^;
『レースでもこうして勝てるといいのにね(笑)』なんて笑っていた監督でしたが、トークショー中ずっと選手の話を少しうつむき加減で、ニコニコしながら聞いていた監督のかわいらしい表情が忘れられません。(笑)決勝も笑顔で終われるといいですね！と密かに思った私でした。(^^)


暑い中ずっとトークショーのはしごをしていて、ちょっぴり疲れてしまったので、ここで一度ク～ルダウン～。ということで、今年も頂きました♪絶品の赤福氷！激ウマです。(^^)


かき氷で身体を冷やした後は、中野選手のトークショーに向けて移動をしました。途中、会場近くで私たちをズバッと抜き去り、前を歩く人を携帯で撮影している男の人がいて、何～？？？と思ったのですが、その対象となってる人物をよく見ると、緑のシャツの背中に『KAWASAKI』の文字！なんと中野選手でした。(^^; 横をすれ違ったのに全く気付きませんでした。その後はストーカーのごとく(笑)中野選手の後を付いて行き、無事会場に到着しました。

久々の鈴鹿、久々の８耐に来た中野選手。大きなスタンドなども出来ていて以前の鈴鹿と随分変わったイメージを持ったようでした。でも当のご本人様はこちらから見ている限りは昔とちっとも変わらず、相変わらずの好青年でございました。(笑)
MCのピエール氏が『聞きにくいことですがズバリ、優勝はどのチームだと思いますか？』と質問をぶつけると『昨日ピット裏からいろいろ見ていた限りでは、やっぱりホンダがきちんとしていて強そうだった』とのことでした。『ではスズキ、ヤマハはきちんとしてなかったんですね(笑)』とピエール氏。(笑)それにはちょっと苦笑いの中野選手でした。(^^;
その後も○○が優勝！と断言はせず『激しいトップ争いの中にこう、スルスルッと松戸選手のチームがからんでくれると嬉しいです』と、どこまでも『いい人～！』と思わせる気遣いを見せてました。さすがは王子です。(笑)

自身の８耐参戦の可能性は？と聞かれ『軽く、出たい、出ますと言えないくら８耐はレベルの高い難しいレースですからね。でもいつかは出てみたい』とおっしゃってました。そして『KAWASAKIにファン一人１０通ずつメールを出せば実現するかもしれません』とピエール氏が言ったのに対して『そうなれば、変わるかもしれません』と中野選手もおっしゃってました。ぜひ皆で送りましょう。(笑)

プライベートの話に移り、ピエール氏が『プリンス～とか呼ばれていてあまり私生活が見えてこないですけど、プライベートはどうですか？』と尋ねると『海外の一人暮らしですからね。。。さっぶいですよ。。。』と王子らしからぬご発言をした中野選手でした。(笑)住んでいるところは牛がいるような自然豊かなところだそうで『牛を見ながらマラソンしてます』とのことでした。
最後にもてぎGPの話題にもふれ『もてぎでは、狙います！』と力強く宣言してくれた中野選手。その活躍に期待です。(^^)


さあ終わった～とE席に戻る途中、#101トイストーリーチームのトークショーがやっていたので、チラッと見ていきました。
その時の小西選手のお話によると、安田選手は以前の８耐では『小西さん、もうダメッす。。。限界っす。。。。』とフラフラになりながらピットに帰ってきて、その度『よし、わかった。まかしとき！』と小西さん出発。そしてピットに帰ってくると元気になった安田選手がお出迎え。そして『行ってきます！』と元気に出発。でもまた帰ってくると『もうダメッす。。。』とフラフラになる、ということを繰り返していたそうな。(笑)元気はいいんだけど、ダメになるのも早かったと。『でも今年は耐久仕様の走りができるようになった』と小西さんはおっしゃってました。

まだスタート・ゴールとも、どちらがやるか決まってないそうですが、やるとしたらどっちがいいですか？とのMCの問いに『どっちもイヤなので、両方小西さんお願いします(笑)』とアニキに頼る安田選手でした。(^^;
トップ１０トライアルへの意気込みを聞かれ、ここでも『大事なのは明日の本番ですから』という発言をした小西選手。やはりホンダ勢は皆同じ気持ちのようでした。何たって１０連覇がかかってますからね。そりゃそうですよねぇ、と思いました。


こうしていろいろトークショーを見て回った私たちでした。気になる４耐は途中トークショーのブースでチラッとモニターで見ましたが詳しくは分からず、トークショーを全部見終わった後ではすでにレースは終わってました。。。
中野選手トークショーの辺りから雨がポツポツと降り始め、その後も怪しい雲行きになってきたので私たちは屋根付きスタンドのE席に戻りました。しかし今回も大満足！の内容でした。暑い中頑張った甲斐がありました。(^^)


帰り道に遭遇した懐かしのマシン！思わず撮影。(笑)SRS-Jのブース（？）にて。デビュー当時の清成選手もこのカラーリングのマシンで走ってました。後に続く選手が出てくるといいな♪