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世界に羽ばたく若手選手に思うこと

2008-02-15 | レース/その他
遅ネタですが。
2月12日付のトーチュウ記事によると、昨年まで全日本125クラスに参戦していた篠崎佐助選手が今季、レッドブル・MotoGP・ルーキーズカップにフル参戦することが決まったそうです。
若いながらも世界へ羽ばたくチャンスを得たことをホントは喜ぶべきなんでしょうけれど、正直私は手放しでは喜ぶことができませんでした。。。

佐助選手は保育士をしている私の友達の元教え子。そのためポケバイに乗っている小さな頃から私も注目し、全日本に上がってくるのを心待ちにしていました。昨年やっとそれが実現して、この先の成長も陰ながら見守っていこう!と楽しみにしていたのに、今年の全日本ではもう、その佐助選手の走りが見られないなんて。(スポット参戦の可能性はあるようですが)嬉しいと思う反面、なんとも寂しい気持ちが込み上げてきてしまいました。。。

また、世界的に見ても低年齢化が進んでいるレース界。そりゃ小さな頃から本腰入れて取り組んでいれば断然有利なんでしょうけれど、今回のニュースを見て『ホントにこれでいいのか?』という気持ちも若干わいてきました。
全日本フリークとしては、日本のサーキットで選手の成長の過程を間近で見守ることが出来なくなることも寂しく、残念に思うところもありますし、義務教育も終えてない子にそこまでやらせていいものか?と。。。
レースの世界は厳しいものだから、そこまでやらなければいけないのかもしれない。また本人がやりたいと思う以上、やらせるのも当然のことかもしれない。けど、まだまだ人としても成長過程で不完全である彼らが『世界』へ飛び込むというのには、なんだか危うさもあるような気がするのです。
一般の年相応の子らが経験しえない沢山の素晴らしい経験も多々待っているとは思いますが、特殊な世界に飛び込むということは逆に、普通の子たちが普通に経験することからは遠ざかってしまうかもしれない。そのことが与える将来の影響はどうなのかな?なんて、そんなことまで考えてしまい、ちょっぴり心配にもなってしまいました。

このルーキーズカップには、日浦大治朗選手もフル参戦することが昨年11月には発表されていますが、先の中上選手のように最近はこのようなルートでの、若手選手の世界進出が確立されつつありますね。明らかに今までとは違う流れ。。。レース界も新たな局面を迎えているということでしょうか?
しかし彼らはまだまだ先のある、本当に若い子たち。大人の世界で逞しく、そして力強く芽を出し成長し続けられるように、彼らの周りにいる大人たちにはしっかりとしたフォローをお願いしたいなぁと思います。
って日浦選手、佐助選手ともに監督が元WGPライダーのノビーさん、松戸さんなので、こんな素人の個人的心配なんて無用でしょうけどね~。(^^;(と思いたい)

ということで。個人的に注目していた若手選手らの世界進出により、若干の寂しさや不安は感じますが、こうして若い選手たちが育ってきて活躍してくれるということは、レース界にとってはきっといいこと、なんですよね。そう考えると今回のこともレースファンとしては喜ぶべきこと、なんだろうなぁとは思います。
まあなんだかんだ言っても、ファンとしてはこの選択をした選手自身を信じて、あとは応援するのみ、なんですけどね!例え10代の若い選手であるとしても、一人のライダーとして下したこの決断を信じたいと思います。そして保育士の友の言葉を借りるならば『日本でも世界でも、とにかくケガだけはしないで頑張ってほしい』と願います。
あと最後に一つだけ、彼ら若手選手らに願うことといえば、この一言に尽きます。
『みんなー!息の長~い選手と言われるほど、長~く活躍してね!!』
コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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こんばんは (atsu)
2008-02-15 23:57:01
kiyoさんのこのコラムを元に『現役高校生から見る義務教育と若手の世界進出』を主題として持論を自分のブログで展開しても良いでしょうか??
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どうぞどうぞ! (kiyo)
2008-02-16 17:41:32
atsuさんの考えにも、とても興味があります。(^^)
ぜひ自身のブログで披露しちゃってください!楽しみにしていまーす♪
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Unknown (atsu)
2008-02-16 21:07:19
わかりました。少し考えてから記事にします!
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