【2019年8耐】総括（１）

色々あった今年の8耐。最後はドタバタ劇に終わって、なんだかんだ後味の悪いものになってしまいました…。
いろんな思いが溢れかえって、書きだしたら止まらなくなって。その分うまくまとまらず、なんだか支離滅裂な内容になってしまいました。(^^;

そんな出来ですが（汗）恒例、今年の8耐の振り返りです。

＊＊＊＊＊



こんなにもサーキット中が静まり返った中で、レース終了を迎えたのは初めてのことでした。

8時間が経過しても、サーキットを覆うのは静寂のみ…。
みんなお口あんぐり。(゜〇゜;) 唖然、呆然！ポカーンとしてしまって放心状態。言葉も出なくて…まさに、その場にいた人たちみんなが『なんも言えねぇ！』状態でした…。(ToT)


ファイナルラップに突入した直後に、トップ走行中だった#10カワサキのレイ選手がS字で転倒！直後に赤旗！レース終了！という、衝撃的な結末を迎えた今年の8耐。
暫定ということで行われた表彰式では、2番手を走っていた#21ヤマハが繰り上がって優勝とのアナウンスが！
グラスタのヤマハ応援席からは『うわぁ～♪』という歓喜の声が上がりましたが、私を含め周辺の人たちからは『え～っ？！（- o-; 』というブーイングにも似た声が上がりました。

正直私自身は、この結果には納得がいかなかったです。赤旗終了となったレースでは、その前の周の順位で結果が成立すると昔から思っていましたし、確かにそうだったはず…。
しかし、近年のMotoGPやWSBで採用されている『赤旗でレースが終了となった場合、5分以内にピットに戻れなかった場合は失格』というルール。
この二つのルールのどちらが今回採用されるのか？この部分が不確かだったので、私自身も現場にいた人たちも大変困惑し、大きな混乱の原因となったように思います。

結果的には、後述のルールがどうやら今回採用されたようで、このような結果となったようでした。



表彰式では勝者としてヤマハが称えられました。が、私は心の底から祝福は出来ませんでした。(-_-; これで5連覇達成、最多勝記録更新だと言われてもねぇ…。
なんとも複雑な心境で、サーキットを後にすることになりました。




しか～し！ホテルで今日のレースの振り返り～ということでネットを見ていたら、この結果に対してカワサキから抗議が出され、審議の結果、優勝はカワサキに改訂されたとのニュースが！これまた驚き、困惑しました。（- -;

今さら変えられたって、すでに表彰式は行われた後だし。喜びをチーム＆ファンで分かち合えるあの最高の瞬間はもう取り戻せない。（涙）

しかもヤマハも一度は喜んだのに『やっぱごめんね、違ったの』的に勝利を取り上げられる形にもなるし。
カワサキにとってもヤマハにとっても、どちらにしても、かわいそうな結果な気が…。(ToT)なんだかとっても後味が悪かったです。








その後、観客もいなくなったサーキットで、カワサキ1チームだけで表彰式をやり直せたようでした。選手＆チームは喜びに浸れたようだったので、ひとまずは良かったなぁと。
ファイナルラップに入って、ピット内で笑顔を見せて喜んでいたのが一転、あの転倒で凍りついた表情を見せていたハスラム選手の姿が脳裏に焼き付いていたので。後にネットに載っていた写真で笑顔を見れて、少しだけ私も気分が晴れました。(^^)
しかし、ファイナルラップに入ったからといっても、チェッカーを受けるまでは決して油断してはならない！というのはこれまでもそうでしたが、今回のことでさらに強烈な教訓となりましたね。(^^;

審議の結果を尊重して、受け入れてくれたヤマハにも感謝です。ヤマハにとっても相当に後味の悪い結果となってしまっただろうにね。

こうして最後はドタバタとなりましたが、あのアクシデントが起こるまでは、本当に素晴らしい戦い、レースでした！まさに伝説！として語り継がれるくらいに～！（＞▽＜）



友達の拓ちゃん幕♪と私の清成選手幕♪拓ちゃん幕は、拓ちゃん＆ノブちゃんもSNS で取り上げてくれていたようで嬉しかったです。(^^) 私たちの思いは届いた！良かった♪
しかし私の幕は経年変化による色落ちが激しいなぁ…だからといって作り直す気力もない。（笑）（ごめんね清成選手）